PRESSMAN GOGO

オートバイスポーツ、トライアルを中心にディレクター生野涼介が日々の気がついた事、取材した時の思いなど、日常のブログです。

JNCC第3戦 ジョニエルG爺が岳 速報

2011-06-13 17:28:21 | オートバイ
前日には怪我明けの慣らし運転のような事を言っていた小池田選手ですが、蓋を開けてみれば圧勝でした。
いやあ速かった!
前戦で優勝した鈴木健二選手は「勝たせてもらいましたが、小池田選手が出ていたらかなわなかったと思う。ちょっと鍛えなおして出直します」と語り、その言葉通り4kgも絞って出場。
そのおかげか小池田選手と同じ周回数を記録できたのは鈴木選手だけでしたが、それでも10分近くも離されています。
レースはこの二人が圧倒的にリードした形で、3位を獲得した小林雅裕選手は表彰台で「どうしたらこの2人に追いつけるんでしょ」と悔しさをにじませていました。

勝負を分けたのは、一番奥のガレヒルク。200m以上もある直線の登りなんですが、路面はまるでベアリングのような石で埋まっています。
おまけに周回遅れの選手達がそこで、スタックしたまま七転八倒して居ます。
一気に駆け上がることが出来ない上に、一旦止まってしまうともういくら吹かしても再スタートは至難の業。
今回も大人気のJNCC、参加人数も多いのでスタックもなまじの台数ではありません。

注目だった能塚智寛選手も今回はここに歯が立たず、マシントラブルも起こしてしまい総合72位に終わってしまいました。

またトライアルファンには気になるJTRスーパークラスの小川毅士選手も、このガレヒルクに手こずり総合49位。
「人がおらんかったら余裕なんやけど、あんなにスタックしているとどうにもならん」
そりゃそうだよね、トライアルだとセクションには他の人はいないもんねえ。
でも「最初は辛かったけど、途中からランナーズハイみたいになって来て結構楽しかった。チャンスがあったらまた出てみたい」とのことです。

さてわたくしは爺が岳を走りまわってガタガタになった体とカメラの整備をしつつ、十数時間分の映像を取り込み中。このままYouTube用の編集に入ります。
写真等はまた追って(^^)/


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