PRESSMAN GOGO

オートバイスポーツ、トライアルを中心にディレクター生野涼介が日々の気がついた事、取材した時の思いなど、日常のブログです。

トライアルデモンストレーション

2013-03-28 23:40:22 | トライアル
東京モーターサイクルショーでのトライアルデモンストレーション。
司会はこの人、ジャッキー浅倉さん。

もう20年も前になる「スタジアム・トライアル」シリーズでMCを担当。真直角に向かう成田匠選手の技を「匠スペシャル」という見事な表現で伝えた方です。イケイケなMCとは裏腹に、普段はとても紳士な人。
Jスポの番組では一度だけナレーションをしてもらいましたが、もっとお願いしたかった…。

今回のデモの出演ライダーは

左から野本佳章、成田亮、成田匠のお三方でございます。

亮選手のマシンは今年からベータ。登場直後からダニエル連発です。




ヨッシーも負けずと派手技をご披露。






匠選手はこのウイリー。







こちらはデモスタート前のヨッシー。

「今日のデモの見どころは?」というインタビューに
「見どころですか?そりゃやっぱりスタンディングですね!」とのお答え。
横でそれを聞いていたジャッキーさんが「じゃあ今日はスタンディング10分やらせちゃおうかな」と突っ込みます。

そしてそれがホントに。
「実は一番苦手なんです」というスタンディングをやらされる野本佳章選手。




続いて匠選手のスタンディング。

こちらはハンドルをまっすぐにして静止です。地味だけど派手です。

このあとお客さんにスタンディングに挑戦してもらうコーナー。予想外にお子様が出て来ました。

ホントは1台のはずだったんだけど、お子様のお父さんも出てきたのを見てすかさず匠選手がフォロー、マシンを提供します。

このへんの気の使い方はさすがです。

その後デモはステア合戦へ。



ヨッシー、亮選手と2台のベータがクリーンした後匠選手の番なんですが

トライしようとはせずジャッキーさんのマイクを借りて

「実はこのバイク、125ccの上に借り物なんです」と話します。
「このステアかなり危なくて、もし失敗した時お客さんに迷惑をかけるかもしれないので、やめておきます」

しかしそれを許すお客さんではありません。

ステア近くの皆さんは立ち上がり自発的にバックして、これで助走が20cm長くなりました。

匠選手は「失敗したらホントにすぐ逃げてくださいよ」と言って、トライ。



かなり危うかったけど、見事に登ってみせました。



あとは3選手乱れ走りのお祭り騒ぎ。










そしてヨッシーが出るならやっぱりこれ。

ヘルメットも換えて

世界でおそらく2,3人しか出来ないであろうという、非常に低い高度でのバックフリプです。






排気量の関係で「匠スペシャル」はなかったけど、大喜びのお客さんたちでした。



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