ここ数年毎年取材している東京モーターサイクルショー。今年も行ってまいりました。
東京ビッグサイトの会場にはいつものようにロードの大排気量車がたくさん並び、パワー溢れる粒々たる筋肉をみせてくれます。
MVアウグスタ
ノートン
カワサキのNinja H2海外向けモデル。
インディアン
こちらのビモータ、これで679万円というのはかなりお買い得なのでは?
おじさんの脇の下汗も乾かしちゃいそうな、エアコン室外機のようなラジエターを積んだトライク。
「フランスのオートクチュール」がキャッチフレーズだというマッチョバイク、Avintonというメーカー。
新しさやパワーよりも趣味性を重視したマシンも色々。
現存するバイクブランドでは世界最古。自転車を作り始めたのは1851年、バイクも1901年からというロイヤルエンフィールド。
これはハーレーカスタマイズのメーカーが作ったマシン。
免許もないので個人的にはハーレーはイマイチな私ですが、こういう手書きのようなグニャグニャした線はインタレスティングですね。鳥山明が好きそう。
今年の東京モーターサイクルショーの展示、去年や一昨年はなかなか見つけられなかったオフ車が、今年は結構な数が展示されていました。
オフも走れますよ、という車体から
完全なオフ専用車まで。
2015年JMX IA2チャンピオン富田俊樹選手のマシン。富田選手は今年450に乗り換えてAMAに挑戦するそうです。
最近は4輪や電車にも乗る仮面ライダーも、やっぱりオフ車が似合う気がします。
ほかにも定番のKTMをはじめオフ車がいっぱいありましたが、中にはこんなバイク展示も。
そういや今年のポスターはオフ車をモチーフにしたと思われる、こんなデザイン。
時代はパワーからテクニック重視、アスファルトからオフロードに向かっているのでしょうか。
何はともあれ、いろいろな価値観があるのは喜ばしいことです。
オフ車じゃないけど、トライアルファンには懐かしいメーカー、SWMの展示。
伺った所、ハスクバーナの工場を借りて製作しているのだとか。
今はさすがにトライアル車はないそうですが、モタードマシンなどは作っているそうです。
もうひとつ今年特徴的だったのが、キャンペーンギャル。
といったいつもの感じも活かしつつ、谷間やおへそのないパターンもいっぱい。
先ほどのインディアンも、ヘビーな車体に対してこのコスチュームの女の子でした。
大阪オートメッセ以来の過激露出キャンギャルにちょいと辟易していたわたくし、これはこれでひじょーによろしい、と思っていたら、こんな女の子(?)も発見。
パーツクリーナーメーカーの、ちゃんとしたキャンギャルのようです。
かなり多くのブースでは、見るだけではなく参加型の企画もやっていました。
ダンロップのブースにはこのポスター。ダンロップを履くスター選手総出演でしたが、トライアルファンに向けては小川友幸vs黒山健一のトークショーを開催です。
この二人、絶対裏でしっかりネタ合わせをしているよな。
ボケと突っ込みが絶妙に入れ替わり、最後が「もうええわ。ええかげんにしなさい!」の落ちじゃないのが不思議なくらいでした。
こういうモーターショーでは色々な形で活躍できるのが、トライアルのいいところ。
屋外会場では今年もデモンストレーションを開催です。成田匠、成田亮、野本佳章の3選手がやってきました。
昨年は電動バイクでのデモを見せてくれた成田匠、今回はなんと1983年製TLR200を持ち込みました。
33年前成田省三さんが乗っていたというマシンで、倉庫でサビサビになっていたものをこのデモのためにレストアしたのだそうです。
匠さんは小学生の頃、これに乗った記憶がかすかにあるそう。世界ランカー成田匠の出発点になったバイクですね。
「今のバイクより20kgくらい重たいんで、もう腕が上がっちゃって大変なんですよ」と言いながら、2本サス、前後ドラムブレーキのこのマシンでこんなことしちゃいます。
後ろに見えるクレーンで釣ってるんじゃないかいな。
33年前はエディ・ルジャーンですらこんな所登るなんてあり得なかった、120cmほぼ直角ステアケース。
キッカケなしのグランド・エアターン。
現代トライアル最新のテクニック、ハンドル真っ直ぐスタンディングも披露。
それを見たMCのジャッキー浅倉さん。
わざと話を長引かせて、匠選手が足を出すまでいぢめます。
お客さんを呼んでのスタンディング挑戦では、「5秒出来たら、なんとこのマシンをプレゼントしちゃいます!」「ちょっと待って下さい、これ父のバイクなんで勝手に決められないです」「川崎のお父さん、いいですよね?」とマジなやり取りも。
カウントダウンはすごーく早く数えて、残念ながら4.8秒でした。
いたずら心のジャッキーさん、今度は選手たちに90度ウイリーを要求します。でもなかなかうまく行かない野本選手。
一方匠選手は
やべ!リヤフェンダーからガリって音が!
タンクとフェンダーはホンダショップナリタ(当時)のオリジナルだというこのマシン。もう換えがないので匠選手、真剣に心配します。
まあこのくらいなら大丈夫だったかな?
最新マシンで負けてなるものか、という野本選手。こちらもちょっと頑張り過ぎちゃいました。
と、いろいろな盛り上がりがあったトライアルデモンストレーション。
最後はやはり野本選手のこの大技で締め。
正直今年はちょっと迷ったんんだけど、頑張って取材行ってよかった。
今年も大盛況の東京モーターサイクルショーでした。
この映像は、今後「スーパートライアル」の特典映像や「モーターゲームス」に収録予定です。
お楽しみに〜!
東京ビッグサイトの会場にはいつものようにロードの大排気量車がたくさん並び、パワー溢れる粒々たる筋肉をみせてくれます。
MVアウグスタ
ノートン
カワサキのNinja H2海外向けモデル。
インディアン
こちらのビモータ、これで679万円というのはかなりお買い得なのでは?
おじさんの脇の下汗も乾かしちゃいそうな、エアコン室外機のようなラジエターを積んだトライク。
「フランスのオートクチュール」がキャッチフレーズだというマッチョバイク、Avintonというメーカー。
新しさやパワーよりも趣味性を重視したマシンも色々。
現存するバイクブランドでは世界最古。自転車を作り始めたのは1851年、バイクも1901年からというロイヤルエンフィールド。
これはハーレーカスタマイズのメーカーが作ったマシン。
免許もないので個人的にはハーレーはイマイチな私ですが、こういう手書きのようなグニャグニャした線はインタレスティングですね。鳥山明が好きそう。
今年の東京モーターサイクルショーの展示、去年や一昨年はなかなか見つけられなかったオフ車が、今年は結構な数が展示されていました。
オフも走れますよ、という車体から
完全なオフ専用車まで。
2015年JMX IA2チャンピオン富田俊樹選手のマシン。富田選手は今年450に乗り換えてAMAに挑戦するそうです。
最近は4輪や電車にも乗る仮面ライダーも、やっぱりオフ車が似合う気がします。
ほかにも定番のKTMをはじめオフ車がいっぱいありましたが、中にはこんなバイク展示も。
そういや今年のポスターはオフ車をモチーフにしたと思われる、こんなデザイン。
時代はパワーからテクニック重視、アスファルトからオフロードに向かっているのでしょうか。
何はともあれ、いろいろな価値観があるのは喜ばしいことです。
オフ車じゃないけど、トライアルファンには懐かしいメーカー、SWMの展示。
伺った所、ハスクバーナの工場を借りて製作しているのだとか。
今はさすがにトライアル車はないそうですが、モタードマシンなどは作っているそうです。
もうひとつ今年特徴的だったのが、キャンペーンギャル。
といったいつもの感じも活かしつつ、谷間やおへそのないパターンもいっぱい。
先ほどのインディアンも、ヘビーな車体に対してこのコスチュームの女の子でした。
大阪オートメッセ以来の過激露出キャンギャルにちょいと辟易していたわたくし、これはこれでひじょーによろしい、と思っていたら、こんな女の子(?)も発見。
パーツクリーナーメーカーの、ちゃんとしたキャンギャルのようです。
かなり多くのブースでは、見るだけではなく参加型の企画もやっていました。
ダンロップのブースにはこのポスター。ダンロップを履くスター選手総出演でしたが、トライアルファンに向けては小川友幸vs黒山健一のトークショーを開催です。
この二人、絶対裏でしっかりネタ合わせをしているよな。
ボケと突っ込みが絶妙に入れ替わり、最後が「もうええわ。ええかげんにしなさい!」の落ちじゃないのが不思議なくらいでした。
こういうモーターショーでは色々な形で活躍できるのが、トライアルのいいところ。
屋外会場では今年もデモンストレーションを開催です。成田匠、成田亮、野本佳章の3選手がやってきました。
昨年は電動バイクでのデモを見せてくれた成田匠、今回はなんと1983年製TLR200を持ち込みました。
33年前成田省三さんが乗っていたというマシンで、倉庫でサビサビになっていたものをこのデモのためにレストアしたのだそうです。
匠さんは小学生の頃、これに乗った記憶がかすかにあるそう。世界ランカー成田匠の出発点になったバイクですね。
「今のバイクより20kgくらい重たいんで、もう腕が上がっちゃって大変なんですよ」と言いながら、2本サス、前後ドラムブレーキのこのマシンでこんなことしちゃいます。
後ろに見えるクレーンで釣ってるんじゃないかいな。
33年前はエディ・ルジャーンですらこんな所登るなんてあり得なかった、120cmほぼ直角ステアケース。
キッカケなしのグランド・エアターン。
現代トライアル最新のテクニック、ハンドル真っ直ぐスタンディングも披露。
それを見たMCのジャッキー浅倉さん。
わざと話を長引かせて、匠選手が足を出すまでいぢめます。
お客さんを呼んでのスタンディング挑戦では、「5秒出来たら、なんとこのマシンをプレゼントしちゃいます!」「ちょっと待って下さい、これ父のバイクなんで勝手に決められないです」「川崎のお父さん、いいですよね?」とマジなやり取りも。
カウントダウンはすごーく早く数えて、残念ながら4.8秒でした。
いたずら心のジャッキーさん、今度は選手たちに90度ウイリーを要求します。でもなかなかうまく行かない野本選手。
一方匠選手は
やべ!リヤフェンダーからガリって音が!
タンクとフェンダーはホンダショップナリタ(当時)のオリジナルだというこのマシン。もう換えがないので匠選手、真剣に心配します。
まあこのくらいなら大丈夫だったかな?
最新マシンで負けてなるものか、という野本選手。こちらもちょっと頑張り過ぎちゃいました。
と、いろいろな盛り上がりがあったトライアルデモンストレーション。
最後はやはり野本選手のこの大技で締め。
正直今年はちょっと迷ったんんだけど、頑張って取材行ってよかった。
今年も大盛況の東京モーターサイクルショーでした。
この映像は、今後「スーパートライアル」の特典映像や「モーターゲームス」に収録予定です。
お楽しみに〜!
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