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第46回スパーボウル、ニューヨーク・ジャイアンツの勝利

2012-02-06 20:40:30 | スポーツ
第46回スパーボウル、ニューヨーク・ジャイアンツの勝利


第46回スパーボウルが5日にルーカス・オイル・スタジアムで開かれ、21対17でニューヨーク・ジャイアンツがニューイングランド・ペイトリオッツに勝ちました。ジャイアンツは第42回のスパーボール(2008年)に続き、通算4度目の優勝となります。

第一クオーターのペイトリオッツのキックオフで試合は開始されました。

ジャイアンツの防御にプレッシャーを掛けられたペイトリオッツのクーターバックのトム・ブレイディ(12)は、自陣のエンドゾーンの内側でゴールラインの後ろからボールをフィールドの外にパスしたために、セイフティを取られてしまい、ジャイアンツに2点を与えてしまいます。

その後、ジャイアンツのクーターバックのイーライ・マニング(10)のパスによってジャイアンツのペースで進んでいきます。そして残りの3分ごろ、イーライ・マニングはワイドレシーバーのビクター・クルーズ(80)への2ヤードのタッチダウン・パスを決めて9対0とリードしました。

因みにイーライ・マニングは、9回中9回のパスを成功しています。

第二クオーターに入ってやっとペイトリオッツが徐々に調子を取り戻してきて、キッカーのスティーブン・ゴストコウスキー(3)によって29ヤードのフィールド・ゴールを決めて9対3としました。

その後、両者はもみ合いを続けたのですが、前半終了間際の8秒に、クーターバックのトム・ブレイディからランニングバックのダニー・ウッドヘッド(39)へ12ヤードのタッチダウン・パスを決め、9対9とし、その後エクストラ・ポンイントのキックも決め9対10の逆転に成功させます。

今年のハーフタイムのショーはマドンナが選別され、古代ローマ兵、シルク・ドゥ・ソレイユのダンサー、マーチング・バンド、チアリーダーや人気アーティストたちをフィーチャーした豪華絢爛なショーを展開させました。

第三クオーターに入っても一進一退の攻防が続いたのですが、クーターバックのトム・ブレイディがアロン・ヘルナンデス(81)ヘのタッチダウン・パスを決めて9対16にして、エクストラ・ポイントを決め9対17に持ち込みます。

その後、ジャイアンツも反撃を掛けてきます。徐々に獲得したヤード数で、キッカーのローレンス・タインズ(9)がフィールド・ゴールを2回続けて勝ち取るのです。一回目は38ヤードのキックを決め、12対17にします。そして2回目は33ヤードのキックを決めて15対17にさせ、2点差で第三クオーターを終了させます。

第四クオーターに入ると、 両者とももみ合いますが、ジャイアンツの攻勢に掛かったペイトリオッツは、追加得点を得る事ができません。その隙を見たジャイアンツは徐々にイーライ・マニングによって長距離パスを仕掛け、最後の3分ごろに、38ヤードのパスをマリオ・マニンガム(82)に決めてペイトリオッツにプレッシャーを掛けていきます。

残り57秒、ジャイアンツはイーライ・マニングが6ヤードパスをアマッド・ブラッドショー(44)に決めて、タッチダウンをさせます。そして21対17と逆転に成功します。

ペイトリオッツに残されたのはたった35秒です。この時間内で逆転できるかの勝負をしなくてはなりません。

そのため残された手段として、クーターバックが長距離パスをすることで、ゲインを繰り返しタッチダウンに持ち込まなければ成らないのです。

そしてトム・ブレイディは挑戦しかけますがインコンプリートのパスが続き、最後の長距離パスを仕掛けます。そして残りの5秒、トム・ブレイディはヘイルルメリーのパスを40ヤードからアロン・ヘルナンデスに投げます(60ヤードのパス)。そのボールはエンド・ゾーンに届いたのですが、ジャイアンツの激しい攻防にあい、またインコンプリートとなってしまいました。そして終了のタイムがとなってしまい、ペイトリオッツは逆転することが出来ませんでした。

ジャイアンツは第42回目(2008年)のときと同様、逆転点優勝を飾りました。

全米スポーツ第一位のアメリカンフットボールの醍醐味

2012-02-04 20:55:54 | スポーツ
アメリカンフットボールは、まだまだ日本にはなじみが無いみたいですが、アメリカでは一番人気のあるスポーツなのです。

アメリカ時間2月5日に行われる第46回スーパーボウルにはほとんどすべてのアメリカ人がテレビを通じて観戦します。どこのスポーツ・バーやテレビが置かれているレストラン、屋外でのバーベキューなどですごい人達がテレビにかじりついてしまう日曜日なのです。

今年のスーパーボウルはインディアナポリスのルーカス・オイル・スタジアムで、ニューイングランド・ペイトリオッツとニューヨーク・ジャイアンツとで決勝戦が行われますが、この催しの平均放送権料は史上最高額となっていて、30秒で350万ドルになっています。



昨年度の第45回大会では、米国内の視聴者数が約1億1100万人と米国のテレビ史上最多を記録しています。残念ながら今年は日本の放送局は放映件を取得していないようです。

またハーフ・タイムの催しは、マドンナが決定しています。

さて、少しアメリカンフットボールの紹介をしましょう。

フットボールと言うスポーツは、ボールを使って陣取り合戦をするスポーツです。

オフェンス(攻撃側)は、陣地を獲得するためと得点させるため状況に応じて一回ごとに作戦を立てます。また、ディフェンス(防御側)は、その攻撃を防ぐために相手の作戦を読みとり攻防(ぶつかりあいの勝負)する頭脳戦のスポーツなのです。

まずはレフリー(審判)の投げるコインのトス・アップ(硬貨投げ:表と裏)から始まり、勝ったチームがキック・オフを選び、自陣35ヤード地点からフットボールをキッカーによって蹴られ、それと同時に相手チームのリターナー(ボールを受け取った選手)は相手陣に向かってはしります。

そして相手選手のタックルで倒されるか、サイドラインを割るまで自陣を走りぬくのです。

そこの場所から次の攻撃が開始されます。

攻撃はレフェリーの笛の合図でボールをセンター(C)がセットして、QBがボールをコントロールすることで始められます。

その時にQBが、「ハットウ・ハットウなど」の声の合図をすると同時に、QBは作戦に従ってボールをコントロールして行きます。そしてディフェンスとの激しいい激突が行われ、ファースト・ダウン(10ヤード)を取るために、QBは作戦通りパスかランで勝負を仕掛けます。

この時パスは主にワイド・レシーバー(WR)がランならランニング・バック(RB)がボールを引き継ぎます。時にはQB自らがボールを持ったまま走る場合もあります。

ボールを持った選手がディフェンス選手によって倒されたり、ボールがサイドラインから外へ出た場合、ダウンが終了します。その時に10ヤードのゲインが無い場合、その時点から、もう一度攻撃を掛けていきます。この一回目のダウンをファースト・ダウンと呼びます。そして4回まで使う権利をもっています。

その次にがセカンド・ダウンで、また始めの時点から10ヤードのラインを超してない場合、サードダウウンの挑戦となります。

そしてそれでも10ヤードに達しない場合、チームはQBを使わずパント(キック)に頼る事となるわけです。その時にフィールドゴール(3点)を狙う場合もあります。

このときのパントはボールをなるべく敵陣深く蹴り上げることをします。そのことで続くディフェンス・チームの守備を助けるようにさせるのです。

もしも10ヤードを達した場合、その場所から新しいファースト・ダウウンがまた始まり、徐々に敵陣に突っ込んでタッチダウンがやりやすくなるようにするため、攻撃を続けていきます。

タッチダウンが出来た場合6点を獲得します。そしてトライフォーポイントといわれる敵陣の3ヤードからキックで、成功すれば追加点の1点がつき、合計7点を獲得する事となります。

では、オフェンスとディフェンスのポジションの紹介をします。



オフェンス・チーム


オフェンシブ・ガード(OG): センター(C)の両サイドに位置しブロックで攻撃を支えます。特にフル・バック(FB)や、ハーフ・バック(HB)の走路を切り開くブロック役なのです。

オフェンシブ・タックル(OT): センター(C)両側の外サイドに位置し、突進しようとするディフェンス陣をタックルによって阻止させます。

センター(C): 最初にボールをセットしQBにボールを渡します。オフェンシブライン(OL)の中心になるポジションで、強力なブロッカーで全体を統率させます。

クォーター・バック(QB): オフェンス陣の司令塔です。センターから渡されたボールを、FBに手渡すか投げることで、前に進ませたり、パスを選択した場合はタイミングをとらえながらワイド・レシーバー(WR)に投げることでファーストダウンを狙います。また、時に応じて自らボールを持ったまま走る場合もあります。

ワイド・レシーバー(WR): サイドに大きく開いた位置から相手陣に走りこむことでQBからのパスをキャッチする役目で、タッチダウンを狙うときに使われるスピィードのある選手です。

タイト・エンド(TE): OTの外側に位置し、攻撃の作戦によってパスのレシーバー役となる場合とブロッカー役になる場合とがります。

スプリット・エンド(SE):TEとほぼ同じ役割ですが、ブロッカー役としてよりもパスのレシーバー役となる選手です。

フル・バック(FB): ボールを持って走る場合もあるのですが、QBやハーフ・バック(HB)の前に出てその走路を切り開くリードブロック役となっています。

ハーフ・バック(HB): ディフェンス陣のすき間を突いたり、ディフェンスのタックルかわしたり、スピードのある選手です。またこのポジションはチームのエースランナーとなっています。

ディフェンス・チーム


ディフェンシブ・タックル(DT): センターをはさむ事でインサイドを守り、相手チームのパス攻撃、ラン攻撃を先制防御をする選手です。

ディフェンシブ・エンド(DE): アウトサイドの防御を受け持ち、オフェンスの動きを読んで側面からつぶしにかかる選手です。

インサイド・ライン・バッカー(ILB): ディフェンシブ・ライン(DL)の後方を固め、突破してくる攻撃をタックルで止める役目の選手です。

アウトサイド・ライン・バッカー(OLB): アウトサイドから相手QBに圧力を仕掛け、ランニング・バックの動きに対応しパスを封じル役目をします。

ストロングサイドラインバッカー(SLB): オフェンシブラインで人数をかけて攻撃してくる側にストロングサイドラインバッカーがポジションどりする。オフェンス側タイトエンドと相対する場合が多くそのラン攻撃をタックルで阻止しなければならない。

ウイークサイド・ライン・バッカー(WLB): パスなどでフィールドを大きく使ってくる攻撃に備えるポジションで俊足機敏なスピィードのある選手です。

ミドル・ライン・バッカー(MLB): 一列目のディフェンシブ・ラインの後部を支えるとともにディフェンスチームの中央にあってオフェンスの作戦を読み取り、その対応に対してディフェンス陣を統率する役の選手です。

コーナー・バック(CB): フィールドのアウトサイドを受け持ちラン攻撃やロングパスの防御をする役目の選手です。

ストロング・セーフティ(SS): ディフェンス領域の最も深い位置で守り最後の砦となる役目の選手です。

フリー・セーフティ(FS): ロングパス攻撃などの意外性の高い攻撃を防御する役目の選手です。

アメリカンフットボールは、知れば知るほど面白いスポーツとなりますので、是非ルール等を学んでみてください。

では、第46回のスパーボールを楽しんでください。