ツツジの花が満開です。
植え込みの中に
しばしば入って行ってしまうCocoさんですが
出てきた時には、ひどい有様になっています。
脚にはもちろん
手にも
当然顔にも
葉っぱの欠片のようなものが
たくさんついてしまっています。
もともとCocoさんの毛は柔らかく
葉っぱや花びらが付きやすいのですが
ツツジの付き方は、なかなか強力です。
べたべたしていて、毛に絡み
簡単にはとれません。
調べてみたら
Cocoさんが体にいっぱいつけていたのは
枯れた葉っぱや花などではなく
花になる前の蕾を覆っていた「苞(ほう)」というもののようです。
これが、害虫から花を守るために
べたべたした液を分泌しているのだとか。
下の写真の
蕾の周りの茶色いものです。
Cocoさんの毛にしっかり絡みついていたのは
毛質のせいでも、
落ち葉が汚れていたせいでもなく
苞と呼ばれるものの
もともとの性質だったようです。
だからといって、
水たまりに入って、洗い落そうとするのは
止めてください。
ツツジを鑑賞するときは
植え込みに入らず道路から。
そうでないとべたべたしたものが
たくさん足についてしまって、どこへ逃げても
簡単に足がついてしまいますからね・・・。
家に帰ってからも
やっぱりなかなか取れない苞の欠片を
気にしているCocoさん。
体にも、たくさんついてしまっていますね。
ツツジはツツジなりに
べたべたしたもので、身をまもっているのでしょう。
同じように人間も時折
湿布薬をべたべた貼って、痛みから身をまもりますし
こんな注意書きも
街にべたべた貼られることで、美観をまもっています。
Cocoさんも同じく
なにか怖いことが起こりそうなときは
飼い主にべたべたして
身を守ることにしています。
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