今日のCocoさんは
ひどく眠いようです。
散歩から帰ってくるとすぐに
このありさま。
しかし何かが気になるのか
無理やり目をこじ開け、
すっくと立ち上がります。
眠そうですね。
どうぞ寝てください。
そう言っているのに
いやいや、ちっとも眠くなんか・・・
眠くなんか…あ～～
ぱたっ！
やっぱり寝てしまいました。
無理をして起きていることはありません。
白雪姫だって眠り姫だって
寝ている間に幸せが
白馬に乗ってやってきましたし
三年寝太郎は
寝ている間に、
村人を救うことを考えていました。
眠狂四郎なんて、無敵ですよ。
眠るのは、決して悪いことではありません。
それでも
遠い目をしながら身を起こすCocoさんです。
何が気になるのでしょうか。
もしかして
寝ている間に、あなたの大事なおもちゃで
私が勝手に遊んでしまうのではないかと
心配しているのですか。
いえいえ。
決してそのようなことはございませんので
安心してお眠りください。
そう勧めるまでもなく
Cocoさんの頭は次第に重くなり
あー・・・もうたまらん。
こりゃ我慢ならん・・・。
眠いっ・・・・・・。
すうぅ・・・。
と、ついに夢の世界へと
引きずり込まれていったのでした。
陽だまりのぬくもりの中に寝かせたCocoさんは
やがてパン生地のように発酵して、大きく膨らみ・・・
・・・などということはないので
心配しないで
寝てくださいね。
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