2022年02月11日(金)
大早稲沢山は、夏道は無く、地味で積雪期にのみ登れる山ですが、なにか魅せられてしまい、今回で5度目になります。早稲沢集落から1度、百貫清水から2度、小野川不動滝口から小野川右岸の尾根を1度。今日は、小野川不動滝口から小冷水沢に沿って延びる林道を終点まで詰めて取り付くアイデアです。(小野川林道小冷水支線) 帰りは登りで付けたトレースをなぞって滑ります。この道の勾配ならあまり苦労無く戻れそうです。歩き始めて3時間程、林道終点に達すると周囲はブナ林に変わっていました。緩ゆると取り付くと、徐々に傾斜を増して、大早稲沢山に続く稜線(見出し写真)まで登りきると向こう側には桧原湖が。右手には、白くガスをまとった西大巓山頂部が大きいです。10分ほど北進すると丸みのある山頂部、最高点には小さな赤布が枝に結えてありました。ブナの木々に囲まれた大早稲沢山にまた来れて嬉しかったです。帰りのルートは、ボスアルプスとの異名がある南北に連なる稜線にとります。標高1400m位の尾根には思えないほどの雪庇が形成されて、風雪の激しさを思わせます。ボスアルプスを1441m標高点(ボス吾妻山)まで南進し、東に派生する程よいブナの尾根を滑走し、林道に戻りました。林道は良く滑ってくれて、駐車スペースに戻りました。
*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。
(冬眠中のミラー)
(稜線の向こうに桧原湖)
(西大巓は白いガスの中)
(山頂部の赤布)
(ボスアルプス稜線)
※2021年関連記録