山のぶなの実

山のともだち@ぶなの実の山日記

中吾妻山⇔磐梯吾妻スカイライン

2022-05-14 22:40:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2022年05月05日(木)
今シーズン、雨の中吾妻山頂に立つこと2度。3度めの中吾妻山へ磐梯吾妻スカイラインの兎平から向かいました。今回は、谷地平を経由して大倉川を渡渉、山頂を目指します。兎平に着くと駐車場サイドには残雪があり、スキーで歩き始めます。蓬莱山の東斜面を斜上、さらに前大巓右のコルを越えて北側斜面へ入ります。今回は、大倉深沢左岸の平らな尾根を降り、谷地平に向かう計画です。初めてのルートで、恐る恐る降って行くと、何と、下から単独の登山者がステップを切って登って来ます。お声かけすると相手の方も驚いた様子で、谷地平の避難小屋に2泊されたとの事、吾妻山の深部を堪能されたお話しでした。これから中吾妻山頂に向かうと話すと、大倉川の渡渉点についてアドバイス頂き、後でこれが大変役立ちました。大倉深沢左岸の尾根は平坦な針葉樹の森。滑走向きではありませんが、針路を確認しながら滑って行けます。やがて視界が開けると少し左奥に中吾妻山、足下には広大な雪原、谷地平です。先程のアドバイスを参考に大倉川右岸に渡渉し、山頂へシール登高すること約2時間、けっこうな頑張りの果てに、眼前に春霞の磐梯山と猪苗代湖。少し左に安達太良山、振り返ると西大巓、西吾妻山(見出し写真)が。あぁ中吾妻山頂、3度目にしてこの眺望でした。余韻に浸る暇は無く帰途につきます。帰路は谷地平から姥ヶ原を経由、急いで兎平へ戻りました。磐梯吾妻スカイラインの夜間通行止めを辛くもかわして、帰宅したのでした。

*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(蓬莱山の斜面)

(東吾妻山、鎌沼)

(谷地平、左奥は中吾妻山)

(猪苗代湖と磐梯山)

(左に安達太良山)



※参考になります。
中吾妻山 磐梯吾妻スカイラインから往復 (福島登高会HP)










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