QOOTESの脳ミソ

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シンガポールの独立記念日に思う。

2024-08-09 10:17:03 | 日記
今日はシンガポールの独立記念日ですね。あれ、マレーシアの方だっけ?たしか一日違いなんですよね。

ずっと前にたまたまこの日にシンガポールにいたことがあって、中心部からちょっと離れたカランの競技場まで独立記念日のイベントを観に行ったことがあります。とはいってもチケットはないので競技場の外に設置された「オーロラビジョン」で観るだけでしたが。

非常に盛大で、ちょうどSARSの年だったんでSARSを鎮静化させたヒーローたち!という触れ込みで、医師たちがパレードした後に、戦闘機がすごい爆音で競技場に現れるという。

SARS真っ最中の年はシンガポール航空が安くて、しかも最低金額の縛りのない200ドルだかのお買物券に加えて、市内の5つ星ホテルのハイティーもつけてくれるという大盤振る舞いで、シンガポールを満喫させていただきました。2002~2003年ごろのことだったんですね。

VIP席には存命だったリー・クアンユー一、ゴー・チョクトン、リー・シェンロンなど大物政治家がずらりで非常に豪華でした。

独立記念日の日には、ファストファッション各ブランドが真っ赤の記念Tシャツを販売したり。気に入ったデザインのものがないので、まだ一着も買ったことはありません。

あまり共感されないのですが、アジアの国ではシンガポールと香港が一番好きなんです。そのうち香港は急速に中国化が進んでいてだんだん楽しくなくなってきた反面、シンガポールはますます好きになるけれどもホテル代が超高騰しているという(笑)。なかなかうまくいきませんね。

バンコクはBTSもない時代が楽しかったです。市内を走る高速道路も全くなくて、高速道路建設中の工事現場の中をショートカットして歩いていました。

最近はバンコク好きの友人と話していると、昔ほどバンコクも面白くなくなったよね、色っぽい感じが薄れてきているというか(色っぽいと言ってもエロの話ではありません)と言う話に。以前はバンコク市内をふらふら歩いていると誰かしら知り合いに会ったものですが、ここ数年会ったことがないのでみんなバンコクに行っていないのかもしれません。

と言いつつ、先日その友人が仕事で久しぶりにバンコクに行ったら「意外と楽しめたよ、僕らバンコクに行き過ぎたんだろうね(笑)」という話に。ということでしばらく避けていたけれど、久しぶりに行ってみようと考えています。ANAのマイルもどんどん期限切れになるし。

最近誰かに話したような気がするのですが、バンコクのタクシーがずっと嫌いで。すぐボろうとするんで。でもここ数年はGRABというUBER様の配車サービスができて安心して使えるようになりました。

GRABがない頃、スワナプーム空港からタクシーに乗ったのですが、いつものように片足を残してメーターを入れさせるのをうっかり忘れたんです。で、高速に入ってから思い出して「あ、メーター入れてもらえます?」って言ったら、急加速して「もう止められないよ。500バーツだ。」と脅迫。(今は空港から町まで500バーツは相場(か、それよりも安い)ですが、当時は大体250~300バーツ。)

僕は「瞬間湯沸かし器」なので、「はぁ?お前がそのつもりならこっちにも考えがある、覚悟しろ」と言い渡して、高速道路上で高速走行中のタクシーのドアを開け放してやりました。もちろん、ひそかに後ろに車がいないことを確認してですが。そうしたら、運転手がたまらず謝ってきたので「それでいいんだよ。じゃ、メーター入れろよ」と。メーターが入ったのを確認してドアを閉めてあげました。

ま、200バーツ、当時のレートで500円くらいなんで、それくらい払ってやればいいと言う人も多いのですが、まだ詳しくは書いていないカルカッタのインド人の友人に「そういうのは先進国の人間のエゴだよ。ほんの数ドルだとか。」と言われたことがあるんですよね。

その友人とガヤという町にいたときに、僕が次の町に行く列車のチケットを買いに行った時に言われました。チケット売り場は長い行列で、自分の番が来たらスタッフが「チケットはない」って言うんです。でも続けて「〇〇ルピー俺に払ったらとってやれるけど」って。正直その〇〇ルピーは僕の子供時代の一日のお小遣いの額だったので、(ま、払ってやろうかな)と思っていたんです。

しかし横にいたその友人が烈火のごとく怒りだして、駅長室までどなり込みに。即刻わいろを要求したスタッフが駅長室に呼ばれ、不正行為を理由にその場で解雇されました。その場で駅長直々に僕のチケットを発券するようにとの指示が出て、無事に正規料金でチケットを購入することができました。

駅長室を出たときにそれを言われたんです。「何もそこまでしなくても、と思ってるだろ。でも、先進国の人間の(これくらいの額)が僕らにとってはとても大きいんだ。

それは君らの傲慢なんだよ。君らがこれくらい、これくらいと余計なお金を払うと、彼らはもっととれる、もっととれると思う。そうやって不正が横行して国が壊れていくんだ。」

それ以来、海外旅行するときは(これくらい払っとけばそれで済むからいいか)とは一切思わないようにしているので、面倒なバンコクのタクシーもしばらく使わなかったんですが、配車サービスのおかげでまた使えるようになりました。

GRABはシンガポールでも使えるので非常に重宝していますし、僕はGRABはシンガポールの電話番号で登録してあるんです。

シンガポールのStarHubという通信会社のプリペイドSIM、便利ですよ。シンガポール以外にもほとんどのアジア各国と、英語圏(アメリカ、イギリス、オーストラリアなど)でシンガポール国内と同じ安いレートでローミングができます。データパッケージも利用期間、利用の度合いごとにいろいろあるし。ま、最近はeSIMでも手軽に使えますが。

アメリカの田舎でも問題なく使えました。先日見たら何年も前のサービス開始当初は入っていなかったインドも対象国に入っていました。

10ドル入金すると4か月くらい、20ドル以上入金すると半年とか9か月とか電話番号が維持できますしね。コロナの3~4年間もシンガポールには行けなかったけど有効期限が切れないように定期的に入金していました。

タイのAISって通信会社も同じようなSIMを出しているようですが、シンガポールStarHubの方が低料金ローミングのカバー国が多いような印象です。


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