先日区立図書館から取り寄せておいた藤井風のCDを近所の図書館出張所に受け取りに行ってきました。ついでに乃木坂46の気に入った曲が入っているCDもあったので、それも取り寄せてみました。全部無料だ(笑)。
図書館って便利ですよね。使わない人は使わないし、書籍も映像資料(CD・DVD)も新しいものはリクエストベースで取りそろえることが多いので、ラインナップに少々偏りがありますが、それがまた自分の知らない世界の入り口になったりする。
知る人ぞ知る話ですが、南の離島は立派な図書館を持っていることが多くて、非常に充実しているんです。石垣島も役場の近くに大きくてきれいな図書館がありますので、飛行機まで時間があるときの時間つぶしに雑誌を読みに行くのにも非常に便利です。
奄美大島は南端の瀬戸内町の図書館しか知りませんが、そこにも非常にきれいで立派な図書館があります。そこにあるということは、中心都市の名瀬市にも立派な図書館があるんだと思います。僕はまだ見たことがありませんが、瀬戸内町の図書館には奄美大島の海岸に大昔に流れ着いたというワニのはく製が飾ってあるそうです。黒潮に乗ってやって来たとか言われているようです。
で、我が町(区)の図書館網もかなり充実しているので、ホントに心強い。先日も書きましたが大きい総合図書館が2~3か所あり、区内どこからでもアクセスしやすいように出張図書館が数か所ありますが、出張図書館と言っても蔵書はかなり多い。
会員登録をしておくと、他の図書館、出張所にある書籍や映像資料は自宅から近所の図書館に取り寄せることができる。
松本伊代ちゃんではありませんが、どうせ雑誌を読み捨てるなら、図書館で読むのもアリです。大体の雑誌はそろっていますし、バックナンバーなら借りて自宅で読むこともできます。そのうち欲しいものを購入すればいい。
今日は予約していたものを受け取ったらまだ閉館まで30分ほど時間があったのでCDの棚を見ていたら、キースジャレットのCDがあったのでそれも借りることに。そしてDVDの棚に行きましたら、『大地』のDVDがありました。
なんの偶然か、このブログを始めてこの一年の間に読了した、アメリカ人作家のパールバックさんがノーベル賞を受賞した長編小説が映画化されたものです。一年ほど前にブログに書きましたのでリンクを貼り付けておきます。
これは希少だと思い、それも借りてきました。明後日までには仕事もひ一段落着くので、そのあとのんびり観ようと思います。物語自体は中国の貧農の話ですが、DVDのジャケットを観るに中国人登場人物は全部ハリウッド俳優の欧米人が演じているよう。
おそらくタイ人の王様をユル・ブリンナーが演じた「王様と私」と同じ頃の映画でしょうね。
今は漫画の映画化が多いですが、昔は小説が映画化されたものが多かったですね。でも昔のものってなかなか手に入れられないものも多くて、今も観たいと思いつつ機会に恵まれないものがあります。
そのうち宮本輝原作の『泥の河』の映画はHuluで配信されていた(る?)ので、昨年ようやく見ることができました。
いい映画でした。心の奥に残る映画。友人は加賀まりこさんの視線が忘れられないと言っていました。泥の河はVHSの時代にはリリースされていたのですが、DVD化は単体ではされず、小栗康平監督の作品全集に収録されたのみで、そういうものはTSUTAYAなどのレンタルには並ばなかったんですよね。
もう一つ観たいと思っているのが『月山』という映画。作者は森敦さん。芥川賞受賞作です。小説の舞台は山形県に計7体現存する即身仏の一体が祀られている、湯殿山注連寺というお寺。
僕は20数年前に山形の即身仏を集中的に拝観してまわったことがあって(山形県の拝観できる即身仏は全部拝観したと思います)、その時にその注連寺にも行って、そこが小説『月山』の舞台になったこと、映画化もされたことを聞いて、一度観てみたいと思っているんです。が、これも『泥の河』同様、どうやってDVDを手に入れるかがわからなくて。もちろんAmazonでも出てきませんしね。
東京駅のとこのなんとかアーカイブみたいなとこに行くとあるんでしょうか。
追記
今改めてアマゾンで検索したら、月山のDVDありましたね。そのうち買ってみよう。