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アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

イギリス散策

2005年08月08日 | 雑感
8月6日
イギリスのBBCニュースも、朝から広島の原爆被爆60周年の式典を長い時間をかけて紹介していた。

今日は移動日。フライトが夜の9:50のため、チェックアウトを遅らせて、時間つぶしの観光に出かけた。寒い。真夏だというのに、天気は鈍よりと曇り、長袖シャツを着ていても寒い。

レディングから電車に乗り、ウィンザー城に向かった。女王陛下の公邸。900年の歴史とのこと。ロンドン行きの電車で約20分、Slough駅で乗り換えてすぐ、左手に城壁が見える。10時の開門と同時に入ったので、まだ人も少ない。城の上にイギリス国旗、ユニオンジャックがはためいているので、今日は、女王は来られていないようだ。女王が滞在しているときは、女王の旗が掲揚されるとのこと。



日本の城と比べて、生活のにおいがある。切腹するための天守閣はない。庭はきれいに手入れされ、プライベートゾーンには入ることが出来ないように、厳重にガードされている。今日は、アパートの内部も公開され、豪華な内部を見学することができた。これらの調度品は、全て、住民から搾取した税金か、それとも隣国を征服した戦利品か。あまりの豪華さに、つい、やっかみ半分の気持ちになる。

2時間程度見学しても、まだ時間がたっぷりあるので、ロンドンに行ってみることにした。先日の地下鉄テロ以来、会社からは、不要でロンドン市内に行くことは制限されているが、テロに遭うのは、交通事故のようなものだ。と、理屈をつけて、テロに遭わないように祈りながらロンドンに向かった。

Slough駅から、Readingとは逆方向でロンドン Paddingtonへ。駅について、まず腹ごしらえ。駅構内の軽食喫茶で、アップルパイとカプチーノを注文。何を食べてもまずいので、アップルパイなら当たり外れがない。コーヒーを飲みながら、隣をみれば、信じられないことに、回転寿司をやっている。さすがに駅構内で空気が悪いので、すしには全てプラスチックのカバーが付いているが、ちゃんと回転して、東洋人らしい女性3人が握っている。
看板には、“more than SUSHI” とある。大丈夫かな?

特に行く当てもないので、地下鉄に乗り、ガイドブックで目に付いた、ピカデリー・サーカスへ向かった。ところが、地下鉄が、一部不通のようで、乗換えがわかりにくい。ようやく到着すると、さすがにロンドン、人並みは半端じゃない。有名なエロスの像のまわりは人で埋まっている。その周辺だけぶらぶらし、少しだけロンドンを味わって、また駅に向かった。ところが、Readingに帰る列車がどれに乗ったらいいかわからない。表示もないので、切符売り場で聞き、滑り込みで特急に飛び乗った。



来るときは、Reading ⇒ Slough ⇒ London Paddington と 約50分かかったのに、今回は、一駅25分で到着。意外と、ReadingとLondonは近い。Readingにつくと、街は、平日と違い、人の波。何処から湧いてきたのか?いつもは死んだような街も、土日だけにぎやかになるらしい。

とりあえず、無事ホテルまで帰って来られたので、チェックアウトまでに、荷物を整理した。成田では、重量オーバーで超過料金を取られたので、今回は、小さ目のカバンは手荷物にすることにした。モバイルのコンピュータが手荷物に増えたので、移動が不便になった。大きいサムソナイトには、アタッシュケースも入れて、手荷物を少なくしたが、サムソナイトが重く、おまけにローラーの調子が悪く、扱いにくい。(空港で重量チェックしたら、30.2kg、辛うじてセーフ。)

いよいよブエノスアイレスへ旅立ち。次にここに帰ってくるのは3ヵ月後の予定。

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