アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

記録更新

2008年11月07日 | 釣り
11月7日(金)

風邪もほとんど回復したので、久しぶりに海に出ることにした。しかし、干潮が7時20分頃なので、潮止まりを避け、8時前から釣ることにした。ゆっくり朝寝ができたが、外を見ると、椰子の葉がゆれている。ここ数週間、サンドストーム、雨と気候が不安定なので、夏場のような朝凪が期待できないかもしれない。まず、海岸に出て、波の具合を見ることにした。

少し風はあるが、全く波はない。濃い群青の海の色は、冬の海を思わせるが、内海の水温は冷たく感じるものの、沖の岩礁まで出ると、熱帯の海は11月でも温い。水平線から上は、土色の空が、上空で澄んだ青空に溶けていく。7時頃すでに岩礁には釣り師が出ている。

戻って準備して海岸に出たが、ここ一月は仕事で海に出る機会が少なく、その後風邪を引いたりして、久しぶりの海の気がする。8月から3ヶ月、全く釣果がないので、いつもの南の岩場に固執せず、皆が釣っている北の岩場に向かった。他人の庭を借りるようで、ちょっと気が引ける。初めてのルートなので、沖の岩場に行く前に深みにはまり、首まで水に浸かりながらやっと到着。岩礁回りは膝までの深さしかない。すでに8人の釣り師が出ている。いつも南の釣り場から遠目で見て、皆日本人と思っていたが、すぐ近くの3人組はフィリピーノのようだ。

目の前がすぐ深みになっているようないい場所が無く、岩があるので、ヒットしても岩場に入り込まれて、釣り上げるのは難しそうだ。場所を変えた方がいいかなと思っていいたら、心の準備も無いうちに近場でいきなりヒットした。すぐに姿が見えたが、かなりの大物。上げることができるかなと内心心配したが、難なく、素直に上がってきた。釣れるときはこんなものだ。

(カスミアジ 69cm 3.5kg : 昨年の62cmの記録更新)

いつも釣り上げている黄色い斑点のコガネアジとは明らかに違う。黒い斑点で、コガネアジの鱗のような金色の輝きは無いが、尾びれ、背びれ、腹ビレが青い蛍光色で、思いのほかきれいだ。それにしても大きい。去年の大物も北の釣り場で上げたが、記録更新の期待が持てる。いつものように、血抜きのためエラを切っていたら、釣り針と太目の糸が出てきた。一度釣られて逃げた魚のようだ。2度も釣られるとは間抜けなアジだ。

アジをフックに取り付けエラ切りを終えて時計を見るとまだ8時。食べるだけなら一枚で十分だが、久しぶりの海なので、もう少し遊ぶことにした。8時20分頃、北の端で釣っていた釣り師にも一枚ヒット。釣り上げたら、今日の仕事は終わったとばかり、さっさと帰ってしまった。9時ごろまでねばって、その後全く当たりなし。こんなものだ。ヒットするのがまぐれ当たりのようなものだ。

さて、今夜は久しぶりに刺身。料理の仕方も忘れてしまったが、以前テレビで見た、鯛の3枚おろしを思い出しながら、久しぶりに挑戦しよう。しかし、69cmの特大アジは、44cmのまな板には大きすぎる。


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1 コメント

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Unknown (シガテラ)
2014-07-09 02:33:08
古い記事に反応して申し訳ないが、後から見た人のために。

カスミアジはシガテラの危険性があるので、食べない方が無難です。

南洋の魚は注意して食べましょう。
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