アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

スペイン旅行(3/5)

2020年07月02日 | 旅行
コルドバのメスキータ
2019年4月12日

旅の3日目は、ミハスからマドリッドまでの8時間のバス旅、その途中でコルドバに立ち寄りました。ここの名所はメスキータ(スペイン語でモスク)。イスラム教のモスクの内部を見学し、外に出ると、ユダヤ人街の花の小道があります。狭い道に、人があふれています。










昼食後出発し、マドリッド到着前に、ラ・マンチャの男で有名な風車を見て行きました。
この風車は、小麦を脱穀するためのようですが、スペインには、広く、荒涼とした乾いた平地に、無数の発電用現代版の風車が回っています。



トレド   エル・グレコ晩年の地

スペイン観光3日目、午前中はマドリッドからトレドに足を延ばし、午後はマドリッドに戻って、市内自由散策と美術館巡りです。

トレドは、イタリアでミケランジェロとの出世争いに敗れたエル・グレコが晩年を過ごした町としても知られています。なお、エル・グレコには、生まれたギリシャの本名がありますが、スペイン語の定冠詞ELとギリシャ人Grecoから、スペインでは「ザ・ギリシャ人」と呼ばれていました。


ここのサント・トメ協会に、エル・グレコの最大の傑作と言われる、「オルガス伯爵の埋葬」の大きな壁画があります。イタリアのミラノの修道院にある、レオナルド・ダビンチの「最後の晩餐」を思い出させます。(そこまで有名ではないようですが…)


トレドは、坂が多く、現在は観光用に下の道路から、街の中央部まで高いエスカレータがあります。25人の我がツアーチームのおじいさんが一名、エスカレータを使わずに登っていきました。カラ元気です。


(一口メモ:スペイン語について)
スペイン観光でスペイン語を使う機会は、きわめて限られます。
むしろ、現地で生活する必要がないなら、英語で用が足ります。

「お早うございます。」「また明日。」「ビール下さい。」「お勘定をお願いします。」「トイレはどこですか。」バルセロナのタクシーで「コロンブスの塔までお願いします。」程度しか、使えませんでした。

ホテルのフロントで、チェックアウトをしようとしたところ、こちらが丸暗記したスペイン語を話す前に、英語で「Check Out?」と聞かれ、「Yes」としか返事のしようがありませんでした。
要は、ホテル、レストランなどの公共サービス機関では、全て英語が通じるので、スペイン語をわざわざ話す必要が無いのです。

ホテル部屋での洗面所の排水の流れが悪いのでフロントでクレームしたとき、インターネットの辞書が使えず、単語が分らなかったので、結局英語で説明しました。

ただ、街を歩いて知っている単語を見つけ、観光地の簡単な説明書を読むことが出来たのは、少し成果があったようです。


(続く)




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