Q’sBar_sora

旅先で撮影した写真や情報を中心に公開しています

手軽にすばらしい景色を見られる山~白雲山

2010年05月29日 | 日記
 青空を見るのは何日ぶりのことでしょうか。
 やっと豪雨が収まり、快晴の朝を迎えました。
 然別湖畔を登山口とする白雲山登山コースは、90分ほどで山頂まで
登ることができて、しかも山頂からは然別湖をはじめ十勝平野や大雪の
山並みを一望できるすばらしいスポットです。
 今日は十勝側が曇りで日高の山は見られませんでしたが、然別湖や
ウペペサンケ山などはくっきり臨むことができました。
 まだ日陰には雪が残っており、一部滑りやすいところもありますので、
気をつけて登山していただければと思います。
 天気の良い日に初めて山に登る人を案内すると、山頂からの景色を見て
「来て良かった」と言われる、そんな山です。

迷犬物語~ハル編

2010年05月29日 | 日記
 然別湖畔から20分くらい山を登った頃、登山道の上からひょこっと動物の
姿が現れました。
 一瞬何が現れたのかわからず、目を凝らして見ると犬でした。
 飼い主と挨拶して私は登って行ったのですが、しばらくするとその犬が
登山道を登って来るではありませんか。
 そのうち飼い主が迎えに来るだろうと気にせずに歩き続けると、その犬は
妙に自分にまとわりつき、私を飼い主と間違えているかのようにずっとついて
きました。
 山頂付近は岩場になっていて、犬が登ってくるのは無理だろうと、犬が
歩きやすいルートを歩いたところ、その犬は途中でついてこなくなりました。
 飼い主の臭いがしなかったからだと思います。
 仕方なく、私はすぐ先の山頂に行ったところ、くぅんくぅんと悲しげな
声で鳴くんです。
 頂上で眺めを楽しみながらおにぎりを食べようと思っていたのに、気になって
のんびりする気になれず、すぐに犬の元に降りて行きました。
 すると、うれしそうにまた一緒に下山を始め、しばらくすると飼い主が
迎えにきました。
 聞くと、まだ5ヶ月の犬で、山デビュー2回目とのことでした。
 自分をあれだけ慕ってついてくる犬はかわいいものだとしみじみ感じました。
 ただし、然別湖周辺は大雪山国立公園内で、動物を連れての登山は禁止されて
いますので、気持ちは解りますがやめてほしい行為だと思います。

名犬物語~下北半島・薬研温泉編

2010年05月29日 | 旅行
 2009年秋に下北半島を旅したときのことです。
 友人に薬研はいいよと勧められ、夫婦の湯に車を置いて対岸の遊歩道を散策し、
薬研キャンプ場で折り返して道路側の遊歩道を歩き出したときのことです。
 薬研温泉のお宿のあるあたりから、一匹の犬が自分の先導役を買って出たかの
ように、私の前を歩き始めました。
 こっちだよ、と言わんばかりに時々振り返りながら道案内してくれるのです。
 私が別なルートを行くと、「そっちはつまんないんだけどなぁ」と言いたげな
顔をしながらも、そのルートを先導してくれました。
 まもなく終点の夫婦の湯というところで、自分の役目は終わったと思ったのか、
その犬は姿を消しました。
 地元では有名な名犬なのかも知れません。