京都の大晦日～知恩院の除夜の鐘

　昔、ＮＨＫのゆく年くる年で見たことのある知恩院の
除夜の鐘。
　京都で除夜の鐘を聴くなら知恩院さんだろうと開門前から
陣取り、幸運にも最前列で除夜の鐘を聴くことができました。
　音頭を取り、鐘をつく中心となる一人の僧侶と、それを
支える１６人の僧侶が力を合わせて鐘をつきます。
　何とも言えない低音の響きと余韻、感動的です。
　一度に３００人ほどしか鐘の周囲に入れないため、
入れ替え制での参拝となります。
　最初の鐘から３回ほどまでは静かに聴くことができますが、
それ以降は警備の方が移動するようにとのアナウンスの声に
折角の鐘の音が消され台無しです。
　余りにも色々なことがあった一年でしたので、祈りを捧げ
ながらの参拝となりました。
　こんな神聖な除夜の鐘を聴くための観光バス団体ツアーが
あるのには驚きました。
　確実に目の前で除夜の鐘を聴くためには、３～４時間は
屋外で待つことになります。
　完全防寒が必要です。

京都の大晦日～松尾大社

　酒の神様を祭る松尾大社も新年を迎える準備ができて
いました。
　境内にあれだけの酒が並んでいる神社は、なかなかないと
思います。
　干支升を受けると、吉野杉の樽酒を振る舞っていただける
そうです。

京都の大晦日～杵つき餅

　ご当地グルメで盛り上がっている昨今、京都では
どのようなお雑煮を食べるのでしょうか。
　壬生寺近くの和菓子やさんには、「杵つき餅」という
名の丸餅がたくさん売られていました。
　京都といえばやはり白味噌仕立てですか。

京都の晦日～平安神宮近くのコンビニ

　いったいどれだけの参拝客が来るのだろうか、と思わせる
ほどの肉まんや暖かいお茶を露店に出して販売していました。
　京都屈指の初詣客が来るらしい平安神宮ですが、
２３時３０分時点ではパラパラという感じでした。

２０１１年今年の漢字～清水寺「絆」

　２０１１年、今年の漢字は「絆」でした。
　世界中激動の一年となりましたが、２０１２年は平和な年に
なってほしいものです。
　生で見る「絆」は迫力がありました。
　大晦日のお昼まで清水寺で見ることができます。
　境内に「音羽道」という新しいルートができていました。
　新緑・紅葉時期は特に美しいのではないかと思います。