季節の花～ライラック

　札幌のこの時期の花といえばライラックではないでしょうか。
　何とも美しい白色とすてきな形だと思います。
　札幌に住んでいたら、きっとライラックの花を見て季節を
感じるんだろうと思います。
　（２００８年５月撮影）

北海道の蝉事情

　夏の短い北海道では、蝉たちの活動も早く６月の声を聞くと
鳴き出します。
　一方、その活動は７月で終わり、本州のように８月に鳴く
声を余り聞かないようです。
　生き物も生きるのに一生懸命です。
　（２００８年６月２日撮影）

タウシュベツ橋とニペソツ山

　昨日の写真ではほぼ水没状態でしたが、例年だと写真のように
タウシュベツ橋はしっかり見えています。
　この写真は、国道から林道を奥深く入ったポイントから撮影した
ものですが、砂利道に慣れないドライバーが道路から落ちる事故が
時々起こることから、２００９年より林道の一般車通行が禁止され、
ゲートが施錠されるようになりました。
　その替わりにタウシュベツ展望台ができました。
　橋の劣化は激しいのですが補強保存は行わない方針だそうです。
　今の形をご覧になりたい方は、水没していない時に早めにご覧
いただければと思います。
　（２００７年６月４日撮影）

タウシュベツ橋～早すぎる水没

　旧国鉄時代の名残であるタウシュベツ橋。
　例年だと６月に入ってから徐々に水没していくようですが、
２０１０年は早くも水没、橋の上部が少しだけ見られる状態に
なってしまいました。
　雨がまとまって降り、雪解け水が一気に流れ込んだことが
大きいのかも知れません。
　これも、天候不順を予測させるサインのひとつなのかも
知れません。

エゾシカの食糧事情

　春先の異常気象、雪解けの遅れは動物たちの食事にも影響を与えている
ようです。
　例年ですと、５月下旬ともなればエゾシカたちも山に登るのですが、
山に食料が少ないようで、未だに里の草を食べに来ています。
　お陰で、特に早朝・夕方は若いエゾシカたちが道路端に出てきて食事
するため、運転には注意が必要です。
　知床半島では、増えすぎたエゾシカの駆除について議論されているよう
ですが、天然記念物になればしたい放題、でなければ駆除というのは
人間のエゴ以外の何者でもないと思います。
　生態系を壊した人間が悪いということを再認識した上で、対処方法を
考えてほしいものだと思います。