森のトロッコ・エコレール～廃線跡を疾走

　旧国鉄士幌線の廃線跡を利用したエコレール。
　モーターなどの動力を使って線路の上を走る乗り物は
ありますが、ここぬかびらのエコレールは違います。
　線路は木製、人が座る車両も木製、動力は自転車という
究極のエコ。
　片道４５０ｍを往復しますが、終点には何と木製の
転車台まであります。
　子供からお年寄りまで楽しめるアクティビティだと
思います。
　写真は、エコレールを主宰している十勝漫遊舎の野口さん。
　冬は線路を除雪しながら走るささら付き車両に乗れる
そうです。

ぬかびら源泉郷の熱気球～お宿の主人たちの奮闘

　ぬかびら源泉郷のある上士幌町は、１９７４年から
バルーンフェスティバルを行っている熱気球ゆかりの町。
　ぬかびらのお宿のご主人たちは、２０年以上前から
代々パイロット免許を取得し、夏場の気象条件の良い
日の朝、有料でお客さんを熱気球に乗せています。
　ひなびた温泉街ですが、源泉かけながし、料理自慢、
宿の内装は自分たちでやる、お客さんに出す旬の食材
（山菜・川魚・きのこなど）は自分たちで採ってくると、
熱い人たちがやっている宿が多いところです。

ウペペサンケ山～熱気球からの眺望

　熱気球は、地上を離れる少しの間だけバーナーを焚く
大きな音がしますが、上昇を始めると驚くほど静かに
揺れもなく昇っていきます。
　地上３０ｍというと低いようですが、温泉街を一望
できるほか、遠くの山々の眺めが見事です。
　目線の高さが変わるだけで、世の中の見え方が変わ
ります。
　いろいろな角度から物を見たいものです。