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旅先で撮影した写真や情報を中心に公開しています

大井川鉄道井川線~奥大井湖上の風景

2010年10月26日 | 日記
 日本唯一のアプト式鉄道である大井川鉄道井川線。
 大井川鉄道と言えばSLが有名ですが、井川線はSLの終点
千頭駅から井川までの区間を走る鉄道です。
 急勾配をかわいい客車でゆっくりと登っていく鉄道で、川沿いを走る
車窓からは自然豊かな森と複数のダムを目にすることができ、とても
楽しい鉄道です。
 車窓からの景色は井川行きだと95%右側なので、乗るときには
ご注意を。
 今は少なくなった硬券の切符もなつかしく、お願いすれば記念に
持ち帰ることもできます。
 土砂崩れのため、この日は途中の奥泉~井川間の乗車となりました。

寸又峡~虹の吊り橋

2010年10月26日 | 日記
 寸又峡にある虹の吊り橋。
 いい雰囲気のダム湖の上に架かっている定員10名の吊り橋です。
 ワイヤーロープが両手を支えてくれますが、足下はスケスケの
状態でこれがまた結構長い。
 のんびり写真を撮りながら歩きたいところですが、結構揺れるし
足下スースーで、しっかりワイヤーロープを握りしめて渡りきるのが
精一杯でした。
 渡りきった後には数百段の登り階段が待っています。
 私には、どうしても虹の架け橋には思えなかったのですが、
気のせいでしょうか。

 蛇足ですが、静岡市内から寸又峡まで車で行きましたが、
半端でない数の細いカーブ道が多く、対向車とすれ違えないところも
多数ありました。
 運転に自信のない方は、大井川鉄道を利用された方が良いと思います。

自動販売機の利用法~寸又峡編

2010年10月26日 | 日記
 寸又峡を散策していると、何やら怪しげなプレハブ小屋がありました。
 壁には「むかしのパチンコ屋」と書いてありました。
 建物の反対側には「有料駐車場」の看板。
 そして、看板の奥には自動販売機が一台。
 説明書きを見て笑い転げました。
 こんな自動販売機の活用法もあるのですね。

鞍馬の火祭~準備風景

2010年10月22日 | 日記
 毎年10月22日に行われる鞍馬寺の境内にある由岐神社の神事。
 狭く長い街道の家々にはかがり火が準備され、7つの集落の宿と
呼ばれる家の軒先には長い鉾が飾られる。
 子供のいる家では小振りの少年松明が、宿とその周囲の家には
大松明が飾られていて出番を待っている。
 勇壮な祭りとの噂は聞いていたが、これだけ間近に火がある
祭りは多くないと思う。
 祭りのメイン会場(大松明が一堂に会するところ)となるのは
鞍馬寺山門前の階段らしい。
 警察の話では、狭い道を松明が行き交うため、祭りが始まると
鞍馬寺前周辺は一方通行、かつ立ち止まって祭りを観ることができ
ないという。
 とりあえず一方通行のループ外に陣取ると、祭りの始まる少し前に
警察が規制ロープを張り巡らし、規制ロープ内で観るように指示が
あった。
 狭い街道に大勢のギャラリー、元々そのようなことを想定した
祭りではないので、地元の人たちにとっては甚だ迷惑な観光客
だろう。
 祭りの概要を記したガイドブックは、当日現地で購入できるが、
どこで観れば良いかなどはまるでわからない。
 祭り本番前の雰囲気を楽しむだけでも訪れる価値はあると思う。

鞍馬の火祭~本番

2010年10月22日 | 日記
 夜6時、軒先のかがり火が一斉に焚かれ、貴船方向の下手から鞍馬温泉に
向かって祭りの開始を告げるお触れの松明が通ります。
 これを合図に、まず各集落の子供たちが小さな松明をを持ち練り歩きます。
 周りの集落に挨拶回りを終えると自分の家へ戻ります。
 これが終わると大人たちの大松明に火が灯され、長さ4m重さ120キロ
ある松明を数人で担ぎ練り歩きます。
 鞍馬の火祭の所以です。
 地元の人たちによる地元の人たちのためのお祭りであること、祭りをやる
人たちの思いを強く印象づける祭りだと感じました。

 祭りは深夜まで続きますが、規制が敷かれていて思うように見ることが
できないこと、祭りの最中、鞍馬寺境内は関係者以外入場禁止となり神事を間近に
見られないこと、これだけの人が叡山電車に乗って京都市内に帰ることを考えたとき
無事に終電に乗れるかとの不安から、クライマックスを見ることなく帰途に着く
ことにしました。

 毎年の行事だと思いますが、京都府警の観客誘導が非常に下手で、
ややもすると明石歩道橋のような事故が起こり兼ねない状況に遭遇しました。
 狭く暗い道に大勢の人が押し寄せ、もみくちゃになりながら長時間立った
まま待たされます。
 狭い通りに焚かれたかがり火やそこを通る松明、祭り自体危険を伴って
おりますし、帰り道が大変なので、足が不自由な方やご年配、小さなお子様
連れの方にはお奨めできないお祭りです。