👨その前に、ほぼ新刊を紹介します。
野口悠紀雄さん著
📖『中○が 世界を撹乱する』
AI・コロナ・デジタル人民元。(東洋経済新報)
問題はすべてつながっている。
自由と強権、どちらが未来を
支配するのか。
東洋経済444572
👧何て読むの?
👨「さくらん」する、だよ。
👧👶強権支配なんて、恐すぎる‼️
2021(令和3年)4月28日(水曜日)
👑讀賣新聞
(👴👨ウイグル弾圧ニュースを書けないなら
関連ニュースを報道)
スマホ監視 強まる独裁
誰もが1人1台、スマートフォンを持つ時代が到来した。この手のひらに収まる小さな通信機器が、世界に大きな変革をもたらした。影響は人々の暮らしから社会の秩序、国家間の勢力図にまで及ぶ。第4次産業革命とも呼ばれるデジタル技術の奔流を見つめ、そのゆくえを展望する。
(👨読売新聞、ぼくらに何を教えてくれようとしているのか?新聞をよく見ると右側に小さく折れ線グラフを載せている。『自由の度合い別に見た国の数』
●『自由の度合い別に見た国の数』(折れ線グラフ 2005年~2020年データ)
①「自由が保障された国」
……………89か国から82か国に減少。マイナス7か国。
②「自由が制限されている国」
……………58か国から59か国に増加。プラス1か国。
③「自由がない国」
……………45か国から54か国、なんとたったの5年間で9か国も増加。プラス9か国。
まず、折れ線グラフを見て、「自由がない国」が54か国も(現21世紀に)存在することに目を見張った!
②+③=113。
「自由が制限されている国」と「自由がない国」が全世界に113か国も存在することに驚愕した。
👧パパに質問です。世界中に国は何ヵ国あるの?
👨ええっとぉ……💦世界の国の数は全部で
196か国です。これは、現在、日本が承認している国の数である195か国に日本を加えた数です。最近では、ニウエ(2015年5月15日)、南スーダン(2011年7月9日)及びクック(2011年3月25日)を承認しました。
ちなみに国連加盟国数は193か国です。日本が承認している国のうち、バチカン、コソボ、クック及びニウエは国連未加盟です。他方、日本が承認していない北朝鮮は国連に加盟しています。
👧…196か国=世界の国の総数
…-)113か国=自由がない国+自由が
…………………………制限されている国の総数
………63か国=自由が保障された国の総数。
あれ?数が合わない。
読売新聞紙:折れ線グラフ、分かりにくかったですか?
👩いいえ、載せてくれてありがとう。わたしが折れ線グラフの読み方を忘れてしまったのです。勉強しなおします。
しかしなにしろ、世界の国が196か国のうち、
「自由がない国」と「自由が制限されている国」合わせて113か国もあり、
「自由が保障された国」が82か国と、思っていたよりうんと少ないことを確認して、今ごろになって震撼した。背筋が震えた。
👩ウイグル人弾圧を知ったから余計に「自由のない国」に住むことのおそろしさを知った。
👧これ以外の自由がない国に住む国民の皆さんの暮らしはいったいどんな暮らしなのだろう?
国民に自由を与えない国家というのは国民をどんなふうに自由にさせないのだろう?
👩👧………となると、気になる。
知りたい「自由のない国」と「自由が制限されている国」の国名を。
パパ!
👨はいっ!いちばん最後で。)
(以下、読売新聞 本文)
奔流デジタル ジンバブエ
トウモロコシ畑の黄色い葉の向こうにぽつりぽつりとかやぶき
屋根が見える。アフリカ南部ジンバブエの農村地帯の光景だ。民家の一つを訪ねると、白頭巾の女性(73)が、スマホを手に、いろり端(ばた)で昼食をとっていた。電気も水道もないが、携帯は通じる。充電には太陽電池を使うという。
ジンバブエは長年、ロバート・ムガベ前大統領の独裁下で、発展から取り残されてきた。世界銀行の統計では、1日1.9ドル(約200円)未満で生活する貧困層が人口1500万人のほぼ半数を占め、家に電力が届くのは4割にすぎない。
一方、スマホや携帯の契約者数は1400万人に迫り、人口の9割を超える。通信設備は送電網に比べ安く整備できるため、この10年で急速に普及した。
4年前の政変でムガベ氏が失脚し、民主化の期待が高まったが、それもつかの間、後継大統領は強権路線を踏襲した。携帯電話の普及は図らすもその体制固めを後押ししている。
デモ計画 逮捕3回
首都ハラレ中心部から車で20分。待ち合わせ場所は、低所得層が暮らすスラム街だった。土ぼこりが舞う道路脇の空き地に車を止めると、男は素早く後部座席に乗り込んできた。ある政治団体の広報担当者(30)だ。反政府デモの計画に携わったなどとして3回の逮捕歴がある。男によれば最近、治安当局による弾圧の手法が変わってきた。
「以前は大勢まとめて逮捕されて投獄で何日か過ごせば終わりだった。今は個別に連行される。取り調べも陰湿になった」。高度な監視システムにより、標的があらかじめ絞り込まれている節(ふし)があるという。
先月には、大統領と敵対関係にあるとみられていた副大統領が辞任した。部下の女性にみだらな行為を要求した会話の音声が流出したことが原因だった。 「先端技術で盗聴されたとみて間違いない」。地元記者は声を潜(ひそ)めてそう語った。
技術輸出
強権統治に手を貸す者もいる。カナダの研究チームが昨年発表した報告書によれば、ジンバブエの治安当局には、イスラエルの通信会社「サークルズ」が監視システムを提供したとみられる。これを使えば携帯番号から持ち主の位置を割り出し、通話や文字メッセージを傍受できる。
イスラエルは世界屈指の技術大国だ。主要紙ハアレツによれば、軍事情報の精鋭集団「8200部隊」の出身者が主体のサイバー企業「NSOグループ」は、諜報(ちょうほう)活動に用いられる技術を政府承認の下で世界中に輸出している。
この分野では中○の存在感も大きい。人工知能(AI)と顔認証技術を駆使した独自開発の監視システムを持ち、米カーネギー財団の研究報告によれば、その輸出先は
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巨大経済圏構想「一帯一路」の沿線国
を中心に63か国(2019年時点)にのぼる。
(👴👨ひえっーっ!
「一帯一路」の沿線国!63か国!
中○は、新疆ウイグル自治区などでも自国民に対して人工知能(AI)と顔認証技術を駆使した独自開発の監視システムを実施している。
👧突然ですが、携帯電話というものは
携帯電話を造った国が
自分の入れたいソフトを入れることができる。
また、LINEというアプリは、
中○のブラウザ、中○のネットワーク回線を使用している。
👩ううむ。
👧話は飛びますが、わたしはいつも思い、考えてしまうこと、不思議に感じることがある。
奴隷としてこき使うためにアフリカから大勢のアフリカ人を連れてきた。
連れてこられたアフリカ人たちはどんな様子の人々だったの?彼らは野蛮だったの?彼らは裸で服を着ていなかったの?アフリカ人を捕まえるときに、わなの網を使って木の上に宙吊りにして捕まえていたけれど、彼らは獣のようだったの?
👩ああ、📖『トムじいやの小屋』(ストー夫人 著)の現代版映画🎥『Roots ルーツ』で観たからね。あれは実に酷いわね。
彼らは捕まる前もごく普通の社会生活を営む、私たちと同じごく普通の人間だった。
👧彼らのことを軽蔑し、自分たちのほうが上等だと思ってしまったんだね。
中○政府も自己賛美主義(中華思想)で
物事を考えるからウイグル人の存在意義を
根こそぎ変えてやろうなどという
行動を実行してしまったの?
👩そうね。
自分を中心に太陽は回っているという考え方はいま世界中に多大な影を落としていると思うわ。
👧👶ではいったい私たちはどうしたらいいの?
👴👨👩やはり人命を第一に考えるべきだ。
経済=金はあとで何とかすればいいけれど、
ひとのいのちはかけがえがなく、失ってしまったら二度と取り返せない大切なものだ。
👴👨👩👧👶強制的に収容されているウイグル人の方々が1日も早くご家族に会えますように!
全員が生きて生還されますように!
👴は?ジェノサイド?
いま、何世紀だと思っておるのだ!
21世紀であるぞ!
👨👩世界中の国々が協力して
持続可能な地球にしてゆかねばならぬときに
いったい何をやっているのですか!
👧👶子どもでも分かることが
大人は分からないの?)
讀賣新聞はまた
🔹解説『ジェノサイド条約 国内法の壁』■日本未加入の理由(2021年4月29日木曜日)
🔹『巨大IT言論を左右』(2021年5月3日 月曜日)
という記事を出している。
👑産経新聞は
🔸『国会決議、全会一致への苦肉の策
対中非難 国名抜き』(2021年5月5日)
という記事を出している。
記事を読んで「わぁ!」と思った。
(以下、記事抜擢)
『決議文原案は、「深刻な人権侵害に象徴される力による現状の変更を(中略)強く非難する」などと中○政府を念頭に置く内容だが、(中○という)国名明記は避けている。新疆ウイグル、チベット、内モンゴルの各自治区、香港などの中○当局による人権侵害とともに、ミャンマーの事案に触れていることへの違和感もあったようだ
だが、出席者のこうした声に対し、日本ウイグル国会議員連盟会長として原案作成にあたった古屋圭司元国家公安委員長は不満をあらわにして退席。
「俺だって内心は『中○ふざけんな』だ。だが、自分の主張だけ唱えていたら何も進まないんだ」と本音を漏らした。』
👴👨👩👧日本ウイグル国会議員連盟会長であるところの👑古屋圭司元国家公安委員長、よく言った。
👨世界の国名です。借り物です。これで全部かわからないし、自分が世界の国々の名前すら知らないことを反省しています。
検索名が想像できず、「自由のない国」と「自由が制限されている国」「自由が保障された国」の国名はまだわかりません。
👧パパ、ありがとう。
👩読売新聞、「自由が保障された国」「自由がない国」「自由が制限されている国」とはどこの国ですか?教えてね。
👨ウイグル人弾圧が1日、一瞬でも早く解決されますように。
東アジア、東南アジア(16か国 4地域)
日本、韓国、中○、モンゴル、ベトナム、カンボジア、タイ、ラオス、ミャンマー、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、東チモール、インドネシア、フィリピン、北朝鮮
(チベット、香港、マカオ、台湾)
南アジア(7か国)
インド、バングラデシュ、ブータン、ネパール、パキスタン、スリランカ、モルジブ
シルクロード(7か国)
カザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、アゼルバイジャン、グルジア、アルメニア
中東(16か国)
イラン、トルコ、オマーン、UAE、イエメン、シリア、ヨルダン、イスラエル、レバノン、アフガニスタン、カタール、クウェート、バーレーン、イラク、サウジアラビア、アルジェリア
ヨーロッパ(46か国、5地域)
イギリス、アイルランド、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ、フランス、モナコ、スペイン、ポルトガル、イタリア、バチカン、スイス、リヒテンシュタイン、ブルガリア、ルーマニア、ギリシャ、アルバニア、マケドニア、ボスニアヘルツェコビナ、セルビア、クロアチア、スロベニア、オーストリア、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ポーランド、ロシア、アイスランド、アンドラ、サンマリノ、モンテネグロ、コソボ、モルドバ、ウクライナ、ベラルーシ、リトアニア、ラトビア、エストニア、フィンランド、キプロス、マルタ
(グリーンランド、フェロー諸島、スバールバル諸島、ジブラルタル、セウタ)
北中米・カリブ(25か国 15地域)
アメリカ、カナダ、メキシコ、キューバ、ベリーズ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、スリナム、ガイアナ、トリニダードトバゴ、グレナダ、バルバドス、セントビンセント、セントルシア、ドミニカ、アンティグア&バブーダ、セントキッツ、ドミニカ共和国、ハイチ、ジャマイカ、バハマ
(マルティニーク、セントマーティン、アンギラ、アルバ、キュラソー、ボネール、モントセラト、グアドループ、セントバーツ、サバ、英領ヴァージン、米領ヴァージン、プエルトリコ、タークスケイコス、ケイマン諸島)
南米(11か国 1地域)
コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル、ベネズエラ、スリナム
(仏領ギアナ)
オセアニア、太平洋(16か国 7地域)
オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツ、クック諸島、トンガ、フィジー、サモア、ツバル、キリバス、ニウエ、ナウル、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、パラオ
(グアム、ニューカレドニア、米領サモア、タヒチ、北マリアナ諸島、ココス諸島、クリスマス島)
アフリカ(51か国 3地域)
モロッコ、チュニジア、エジプト、エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア、サンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、南アフリカ、マダガスカル、セイシェル、モーリシャス、スーダン、エリトリア、ジブチ、ソマリア、ナイジェリア、ベナン、トーゴ、ガーナ、コートジボワール、ブルキナファソ、ニジェール、モーリタニア、セネガル、ガンビア、カーボベルデ、マリ、ギニアビサウ、ギニア、シエラレオネ、リベリア、ガボン、サントメプリンシペ、赤道ギニア、カメルーン、中央アフリカ、チャド、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、アンゴラ、レソト、スワジランド、モザンビーク、マラウィ、ブルンジ、コモロ
(西サハラ、レユニオン、仏領マヨット)
その他(1地域)
南極
(以上、世界の国名と地域は、
~国連加盟国193ヶ国すべて渡航済み!~アマゾニアンのブログ
からお借りしました。ありがとうございました。
👴1971年に中国が国連に加盟し、
台湾は国連を去った。
以下は国境なき記者団による発表。
世界各国の報道自由度をマップにしてみたら、やはりあの国が圧倒的な存在感を放っていた。日本は何位?
文:chopsticks
もし政府が報道機関に圧力をかけ、情報統制をしていたとしたら、私たちは気づかぬ内に物事を正確に把握できなくなっているかもしれない。
そこで今回は、「国境なき記者団」が4月21日に公表した「2020年 世界報道自由度ランキング」の結果に基づいて「VISUAL CAPITALIST」が制作した世界報道自由度マップを紹介する。
北欧はやはり優等生?報道自由度ランキングベスト10
このマップでは、報道自由度が高い国はスコアが低く明るい近い色で塗られており、報道自由度が低い国はスコアが高く暗い色で塗られている。以下に報道の自由度が高い国TOP10を列挙しよう。
1位 ノルウェー(スコア7.84)
2位 フィンランド(スコア7.93)
3位 デンマーク(スコア8.13)
4位 スウェーデン(スコア9.25)
5位 オランダ(スコア9.96)
6位 ジャマイカ(スコア10.51)
7位 コスタリカ(スコア10.53)
8位 スイス(スコア10.62)
9位 ニュージーランド(スコア10.69)
10位 ポルトガル(スコア11.83)
180の国と地域の中で、栄えある1位に輝いたのはノルウェーであった。2002年に「世界報道自由度ランキング」が設立されて以来、北欧諸国は常に上位に君臨してきた。特にノルウェーは常に世界の模範とも言うべき報道自由度を誇っている。
しかし、最近はフェイクニュースやヘイトスピーチの拡散に悩まされており、ノルウェー政府は言論の自由の条件を包括的に見直すことを委員会に命じている。
報道の自由度が最も低い国という、不名誉な称号を得たのは北朝鮮。そして、トルクメニスタン、エリトリア、中○、ジブチと続いた。ここで注目すべきは、やはりワースト4位の中国だろう。国土が広大であることもあいまって、マップでも圧倒的な存在感を放っている。
現在、中○では政府によって100人以上のジャーナリストとブロガーが拘束されており、今年に入ってからは十数人のアメリカ人ジャーナリストが追放されたという。元々情報統制の厳しい国ではあったが、新型コロナウイルスが流行してからはさらに厳しくなったようだ。
エキサイトニュース excite news
「プーチン大統領でさえ…犬の正しい抱き方は知っている」
2018年10月19日 19:55
ロシアのプーチン大統領といえば、その行動も表情も恐いイメージがありますが、そんな彼でも「犬の正しい抱き方はよく知っている」と、海外掲示板でトピックに上っています。
昨年プーチン大統領が、トルクメニスタンの大統領から子犬を贈られたときのエピソードをご覧ください。
Even Vladimir Putin knows the proper way to hold a dog
[動画を見る] Putin's all smiles to get a puppy as birthday present - YouTube
10月7日が誕生日であるプーチン大統領に、友好の印として子犬を贈呈するトルクメニスタンの大統領。
まだこの段階では笑顔で歓迎していたプーチン大統領でしたが……。
トルクメニスタン国の大統領が子犬の首根っこをつかんで掲げるのを見たとたん、プーチン大統領の表情がこわばります。
プーチン大統領はあわてて子犬に駆け寄り……。
[画像を見る] 自分で抱えるとホッとした表情に。
[画像を見る] 握手をしていても、プーチン大統領が気になるのは子犬のほう。
[画像を見る] 子犬にプーチン大統領が「もう大丈夫だよ」
[画像を見る] 子犬のことを考え、すぐに自由にしてあげるプーチン大統領なのでした。
さすがは愛犬家として知られているプーチン大統領だけありますね。2012年には東日本大震災への支援のお礼として秋田犬の「ゆめ」ちゃんを日本政府から贈呈されています。
特に欧米では怖い・悪いイメージの強いプーチン大統領、この優しい行動が欧米人には珍しく映ったようです。
👩犬をこんなふうに持つ人はいったい誰かと思いました。「最高の犬だよ!」「はい、いくらですか?」みたいなストーリーが浮かぶ。
👨トルクメニスタン国の
グンバルグル・
マリクグルイェヴィチ・
ベルディムハメドフ大統領だよ。(ずいぶん長い名前だね)
👧トルクメニスタンって、どんな国?
👨あまり知られてない、独裁体制・独裁政治の国だよ。
こういう国について僕は知りたかったんだ。
👴求めよ、さらば、与えられん。
👩共時性(『ユングのスカラベ』)だろうか?
トルクメニスタン(国の名前)について
ビジネスインサイダーニュース
POLITICS
北朝鮮よりも独裁? 謎に満ちた中央アジアの国、トルクメニスタンをのぞいてみた
Nov. 09, 2019, 03:00 PM
トルクメニスタンの首都アシガバート。
中央アジアのトルクメニスタンは、世界で最も閉ざされた、謎めいた国の1つだ。
トルクメニスタンに関する情報は厳しくコントロールされ、入国できる人の数も限られている。その人権状況が非難されることもある。報道の自由はほぼない。
だが、2006年に大統領に就任したグルバングルィ・ベルディムハメドフ氏は、トルクメニスタンと自身をアピールすることにものすごく熱心だ。高級車や馬に乗る自身の姿をしばしば見せている。ただその一方で、トルクメニスタンは経済破たんに向かっているとも言われている。
首都アシガバートは世界でも他に類を見ない都市の1つで、大理石の敷かれた道や黄金の像が並んでいる。
トルクメニスタンに関する情報は少ない。とはいえ、多少は知られている。一体どんな国なのか、写真とともに見ていこう。
中央アジアに位置するトルクメニスタンは人口600万人弱。天然ガスが豊富だ。
Google Maps
だが、非常に閉ざされた国だ。トルクメニスタンへのアクセスは厳しく管理されていて、2016年には6000人しか入国が許されなかった。
2014年9月19日、韓国の仁川で開催されたアジア大会の開会式に参加するトルクメニスタンの代表選手団。
AP Photo/Lee Jin-man
Source:CNN
同じく"閉ざされた国"として知られる北朝鮮を訪れたこともある旅行者は、トルクメニスタンについて「北朝鮮より自由に歩き回れたけれど、常に見られていることは明らかだった」と話す。
カスピ海に面したトルクメンバシの町で、港のオープンを祝う人々(2018年5月2日)。
REUTERS/Marat Gurt
国のトップは、グルバングルィ・ベルディムハメドフ大統領だ。2006年から独裁体制を敷いている。国の「保護者」と呼ばれることもあり、個人崇拝の対象となっている。
国連総会でスピーチをするベルディムハメドフ大統領(2018年9月29日)。
AP Photo/Frank Franklin II
トルクメニスタンにも一応、選挙はある —— ベルディムハメドフ大統領は前回の選挙で97%の票を集めた。
2016年には首都アシガバートに、高さ69フィート(約21メートル)の馬に乗ったベルディムハメドフ大統領の金箔の像が設置された。「保護者」と呼ばれている。
Reuters/Reuters Staff
Source:Business Insider
アシガバートの中心部は、大理石を使った建物など巨大なモニュメントや建造物でいっぱいだ。大量のゴールドも使われている。
Shutterstock
2019年8月に開かれた「カスピ海経済フォーラム」でのPR用に作られた動画では、トルクメニスタンを伝統、自然、製造業の国として売り込もうとしていた。
CNN/Caspian Economic Forum
Source:CNN
だが、トルクメニスタンの人権状況は芳しくない。ヒューマン・ライツ・ウォッチはトルクメニスタンを「世界で最も孤立した、圧政国家の1つ」と呼び、「人々の暮らしはあらゆる面でベルディムハメドフ大統領とその仲間によってコントロールされている」と指摘する。
トルクメニスタン製のタオルやリネンを売る店(2019年4月)。
REUTERS/Mariya Gordeyeva
Source:Human Rights Watch
経済も破たんの危機に瀕している。
Shutterstock
(👴👨👩👧巨大IT企業の社長さんへ、
お金のために
独裁政権にどうか参入(輸出)しないでください。
民主化の意味、
自分たちには人権というすばらしい権利があること、などを
まだ知らない人たちや、独裁体制に洗脳された人たち、世界共通理念をかかげた教科書で学んでいない、精神的に充分に進化していない人たちに、
人口知能(AI)の、地球を持続させない悪い側面、悪影響を教えないまま、
IT機器を使わせてはなりません。まだ早いのです。
IT機器を使って自分と同じ国民を
人口知能(AI)と顔認証技術などの監視機器(システム)で監視させてはなりません!
自分のしていることの善悪が理解できないのです。
電気も水道もない、たとえばとうもろこし畑の黄色い葉の向こうにぽつりぽつりとかやぶき屋根が見える電気も水道もない場所で、なぜか携帯だけは通じる、という設定も不審(不信)に感じます。
人口知能(AI)という、人をいっぺんに大量に殺戮しようと思えば簡単に一瞬にすることもできる恐ろしい機械は、
世界共通理念(殺してはならない、ウソをついてはならない、人のものを奪って自分のものとしてはならないなどの、人間としていちばん重要で備えていなければならない考え)を教える前に使わせては断じてならないのです!)
イギリスのシンクタンク「外交政策センター(Foreign Policy Centre)」は2019年、トルクメニスタンの大理石好きと厳しい情報統制が現実を覆い隠していると警鐘を鳴らした。
同センターは、トルクメニスタンが現実には「長引く経済危機の中で、天然ガスが豊富であるにもかかわらず、ハイパーインフレや食料不足に直面している」という。
オランダを拠点とするトルクメニスタンに関するニュースサイトの編集者Ruslan Myatiev氏は8月、「国営の店には十分な食料がないため、人々は毎朝、小麦粉やパン、砂糖といった必需品を求めて、何時間も行列に並ばなければならない」とCNNに語った。
Source:The Foreign Policy Centre.
イギリスのシンクタンク「外交政策センター」は、トルクメニスタンの「重大な人権侵害」や「強制労働の使用」にも警鐘を鳴らしていて、経済危機が「体制による抑圧をこれまでになく厳しくし、個人崇拝をこれまでになく高めている」と言う。
2007年2月、大統領に就任したベルディムハメドフ大統領。
REUTERS/Oleg Prasolov/Rossiyskaya Gazeta/Pool (TURKMENISTAN)
Source:The Foreign Policy Centre.
報道の自由を求める「国境なき記者団」は、2019年の報道の自由度ランキングで、トルクメニスタンを最下位とした。
ベルディムハメドフ大統領(パリ、2010年)。
Julien Hekimian/Getty Images
国境なき記者団は、トルクメニスタンでは「政府が全てのメディアをコントロールしていて、ごくわずかなインターネット・ユーザーが厳しく検閲されたインターネットにアクセスできるのみだ」と指摘。海外の報道機関のジャーナリストたちが「身柄を拘束され、虐待され、物理的に攻撃されるか、仕事をしないよう強制されている」という。
ベルディムハメドフ大統領がメディアに登場するときは、スポーツカーでポーズをとったり、閣議の最中に金の棒を掲げるなど、自身をアピールするようなものが多い。
Altyn Asyr
国営放送「Altyn Asyr」は2018年、大統領が閣議の最中に、他の政治家が拍手をする中、棒を掲げる様子を伝えた。
Source:iNews
ジェニファー・ロペスは、2013年にトルクメニスタンでベルディムハメドフ大統領の誕生日のために歌ったことを謝罪した。トルクメニスタンの人権状況に気付いていなかったと話した。
2019年6月、ニューヨーク。
Shutterstock.com
Source:Variety
ベルディムハメドフ大統領は2019年の夏、数週間にわたってその姿を公に見せなかったため、死亡説が流れた。大統領は、馬に乗った姿や砂漠で自動車レースをする姿を見せることで、自身が生きていることを証明した。
第1回カスピ海経済フォーラムのセッションを前に、ロシアのメドベージェフ首相と歩くベルディムハメドフ大統領(2019年8月12日)。
Sputnik/Dmitry Astakhov/Pool via REUTERS
Source:CNN
ベルディムハメドフ大統領の世界の指導者たちとの交流は、ちょっと変わっている。2017年には、ロシアのプーチン大統領に誕生日プレゼントとして犬を手渡した。
ベルディムハメドフ大統領から手渡された犬にキスをするロシアのプーチン大統領(2017年10月11日)。
REUTERS/Maxim Shemetov
Source:The Guardian
ベルディムハメドフ大統領は、トルクメニスタンの最初の大統領サパルムラト・ニヤゾフ氏の歩んだ道をたどろうとしている。
トルクメニスタン最初の大統領、サパルムラト・ニヤゾフ氏の金の像。
Valery Sharifulin\TASS via Getty Images
Source:The Telegraph
トルクメニスタンは1991年10月、ソ連からの独立を宣言。ソ連はその2カ月後に崩壊した。独立記念日は今でも、パレードや軍のデモンストレーションを実施し、盛大に祝う。
首都アシガバート。
Shutterstock
日本の約1.3倍のトルクメニスタンの国土の大部分は、砂漠が占めている。
Giles Clarke/Getty Images
Source:CIA
国がもっと開かれていれば、トルクメニスタンには間違いなく観光名所になるものがある。これは「地獄の門」と呼ばれる、40年以上燃え続けている砂漠のクレーターだ。
Shutterstock
Source:The Guardian
そして首都アシガバートは、世界で最も大理石張りの建造物が集まった場所として、ギネス世界記録に認定されている。
Shutterstock
Source:The Atlantic
トルクメニスタンが独立したときには、人口の大部分を遊牧民が占めていた。そのため、今も馬は崇拝の対象だ。遊牧民と馬をたたえる祝日があり、1年を通じて、馬上で大胆な技を披露するショーが各地で開催されている。
首都アシガバートで開催された馬のフェスティバル(2014年4月27日)。
Dilek Mermer/Anadolu Agency/Getty Images
Sources:National Geographic, Turkmenistan State Committee for Tourism
ただ、政府の許可が得られたとしても、トルクメニスタンにアクセスするのは難しい。EUは2019年、8カ月間にわたって安全上の懸念からトルクメニスタン航空がその領空に入ることを認めなかった。制限を解除したのは、10月11日のことだ。
ベルディムハメドフ大統領を乗せてアフガニスタンのカブール国際空港に到着したトルクメニスタンの飛行機(2015年8月27日)。
AP Photo/Rahmat Gul
だが、トルクメニスタンは国際的な交通のハブになりたいと考えていて、その実現のためにアシガバート国際空港に多額の投資をしている。