赤丸かさね味@一風堂梅田店（大阪）

さて…ラーメン部活動でもやりますかな。

６月の話になってしまうんだけど、大阪へ行ったときに梅田の『一風堂』で食べてきた。“博多とんこつラーメン”の王道…とでも呼ぶべきか。セブンイレブンだけでしか売られていないカップ麺（四国にはセブンイレブンがないから貴重なのよ）は幾度となく食べてるけど、店で食べるのは初めて。

人気と土曜の昼下がりだったせいもあってか、30分近く並んでやっとカウンターテーブルへ。しかし店内はしゃれた感じでジャズやワールドミュージックが流されていて「本当にラーメン屋？」っていう錯覚に陥ってしまう。たしか本場・福岡で行った『博多 だるま』っていう店もそうだったけど…とんこつという“むつこさ”を音楽で書き消そうとしているのか(笑)。
まぁとにかく、水の代わりに置いてある冷たい茶（失念…プーアール茶じゃなかったっけ？）を飲みながら待つ。『赤丸かさね味』というラーメンを注文…ついでに『ひとくち餃子』と瓶ビールも注文してしまおう。

…これは美味しかった。とんこつスープって独特の臭みがあるのが特徴で、「ラーメンは好きだけど、とんこつはどうも…」って人もよく聞くけど（自分は大好きですよ）、その臭みがまったくといっていいほどないから、あっさりといただくことができる。中心に置かれているスパイスを調合させた『赤玉』と焦がされた調味油を少しずつスープに混ぜていくと、微妙に味が変わっていくので、飽きることなく食べられる…ちゃっかり替え玉を３玉ほどやってしまったけど(笑)。当然のことだけど、カップ麺の『一風堂』とは一線を画す。もう一度食べてみたいと思う一品でした。

しかし…この『赤丸かさね味』は（たしか）９５０円。替え玉、餃子、ビールも含めれば全部で２０００円近くかかった。「食べ過ぎやろ」と言われればそれまでだけど(爆)、ラーメンってこんなに高かったっけ？
こういった有名店へ行くたびに思うんだけど、誰もがラーメンに対して持っている「大衆的なイメージ」から、どんどん離れていっている様な気がする。