さて今月の”月イチくるり”…本当は別の曲を用意していたんですが、今回は色んな意味を込めて、この曲を選んでみました。
『ロックンロール』。前回紹介した『グッドモーニング』と同じ、2004年リリースのアルバム『アンテナ』に入っている曲で、シングルとしてもリリースされている。2006年リリースのベストアルバムにも収録されていて、ファンからも人気が高く「くるりの代表曲を…」って話になったら、この曲を選ばれる方も多いかと思う。
そして当時メンバーとして加入していた、ドラムのクリストファー・マグワイアが参加した唯一のシングル曲。ライブに関してはこの時期が一番バンドとしてのグルーヴ感があり、「失うものも怖いものも何もない」くらい自信に満ち溢れているように見える。くるり初の武道館公演を行った…ひとつのピークを迎えた頃。「この時期のくるりが一番好き」というファンも多い。
そして歌詞は寒いこの時期にぴったりで、青い冬空がとてもよく似合う。私的に…最近少しだけ仕事の”向かい風”が強くなりつつあるんだけど、通勤中にこの曲を何度もリピートして聴くと、少しだけでも希望を持って前向きになれる。「ひとかけらの勇気と本当の優しさと心があれば、僕はすべてを失えるんだ」…ステキな歌詞に涙が出てきそうになる。
そして…昨年末にフジファブリックの志村さんが若くして急逝してしまったんだけど、直後のライブで同じステージに立つはずだったくるり。そのステージの一曲目に「死んでしまった友人に捧げます」と言って、岸田くんはアコースティックギター1本で演奏したのがこの曲。
非合法ながらも、そのライブを動画サイトで掲載されているのを見たんだけど(削除されてほしくないのでここにリンクは貼りません。良かったら探してみてください)、胸が苦しくなったと同時に…涙がこぼれた。声を震わせながらも力強く唄う岸田くんの声、「それでも君は笑い続ける 何事も無かった様な顔して 僕はただそれを受け止めていつか 止めた時間を元に戻すよ」…この曲の持つもう一つの解釈も。何よりも岸田くんが自分たち以上に深い哀しみを負っているのは容易に理解できた。
それでも時間は流れてゆく…ゆっくりと足早にならず、ビートを確かめながら前に進まなければ…ね。
『ロックンロール』。前回紹介した『グッドモーニング』と同じ、2004年リリースのアルバム『アンテナ』に入っている曲で、シングルとしてもリリースされている。2006年リリースのベストアルバムにも収録されていて、ファンからも人気が高く「くるりの代表曲を…」って話になったら、この曲を選ばれる方も多いかと思う。
そして当時メンバーとして加入していた、ドラムのクリストファー・マグワイアが参加した唯一のシングル曲。ライブに関してはこの時期が一番バンドとしてのグルーヴ感があり、「失うものも怖いものも何もない」くらい自信に満ち溢れているように見える。くるり初の武道館公演を行った…ひとつのピークを迎えた頃。「この時期のくるりが一番好き」というファンも多い。
そして歌詞は寒いこの時期にぴったりで、青い冬空がとてもよく似合う。私的に…最近少しだけ仕事の”向かい風”が強くなりつつあるんだけど、通勤中にこの曲を何度もリピートして聴くと、少しだけでも希望を持って前向きになれる。「ひとかけらの勇気と本当の優しさと心があれば、僕はすべてを失えるんだ」…ステキな歌詞に涙が出てきそうになる。
そして…昨年末にフジファブリックの志村さんが若くして急逝してしまったんだけど、直後のライブで同じステージに立つはずだったくるり。そのステージの一曲目に「死んでしまった友人に捧げます」と言って、岸田くんはアコースティックギター1本で演奏したのがこの曲。
非合法ながらも、そのライブを動画サイトで掲載されているのを見たんだけど(削除されてほしくないのでここにリンクは貼りません。良かったら探してみてください)、胸が苦しくなったと同時に…涙がこぼれた。声を震わせながらも力強く唄う岸田くんの声、「それでも君は笑い続ける 何事も無かった様な顔して 僕はただそれを受け止めていつか 止めた時間を元に戻すよ」…この曲の持つもう一つの解釈も。何よりも岸田くんが自分たち以上に深い哀しみを負っているのは容易に理解できた。
それでも時間は流れてゆく…ゆっくりと足早にならず、ビートを確かめながら前に進まなければ…ね。
ココロの琴線にふれる音楽。
みんなそれぞれにあると思う。
音楽から与えられるモノってすごく大きいよね。
思っている以上にずっと。
「ロックンロール」は僕のくるりベスト10にも入る大好きな曲のひとつです。ずっとループするリフが本当気持ちいい。歌詞も素晴らしいですよね。
「アンテナ」期はロックバンドとしては一番いい形だったのですが、どうにも煮え切らない気持ちもあります。実質クリストファーとの共作アルバムみたいで、脱退後の岸田さんのインタビューも痛々しい内容だった記憶があります。
曲とは関係ないですが、引っかかってしまいます。
長々失礼しました。では!
今とはまた、全然違うよね。
弾き語りの動画、見てきました。
岸田くんの傍らに、志村くんが立っていたような気がします。
あまりに哀しいけど、
さよなら、言わなきゃいけないな。
最近聴く音楽は琴線に響きまくりです。
自分は思っていた以上に音楽に育てられてきたんだなぁ…
とつくづく再認識させられるこの頃です。
こおろぎさん
覚えておりますよー。お久しぶりです。
自分にとってくるりの曲で一番好きな歌詞になりそうです。
岸田くんは「『アンテナ』はクリストファーのアルバム」とか言ってたそうですね?
たしかにこのアルバムはクリスの存在がデカすぎるような気もしますが…。
結局はエゴの張り合いだったのかなぁ…。
またお越しください。今後は”月イチ”でくるりの曲を紹介していきますんで。
Boaz兄さん
志村くんに「さよなら」言わなきゃいけないんだけど、
哀しいけどそれ以上に…あまりに早すぎる。
今はそのひと言に尽きます。
あの日のステージで志村くんもきっと、
どこかでチラ見してたんじゃないだろうか…
そんな思いがしてなりません。
こんにちは。
自分はこの曲を聴いて「誇り」「至高」みたいなものを感じます。
志村くんが残念ながらあんなことになってしまったけど、
その事によってさらにこの曲の持つそんなイメージが強くなりました。
ライブでは聴いたことないけど、聴けたら感動するんだろうなぁ。