バスツアー2日目・白壁土蔵のまち、倉吉を歩く

親しくなった方が「私の部屋から少しだけ大山が見えるよ、おいで」と誘って下さったので、

厚かましくお邪魔しました。

（親しくなった方というのは・・・出発して半日も経たないのに無口な私が誰かと親しくなるわけがありません。

ツアーで一緒になった女性二人組の一人が偶然同じ地域在住の方で、

顔は見たことがある程度でしたが、チョット声を掛けたら、

おしゃべりが止まらなくて誰とでも友達になるような方で・・・）

2日目は☂の予報で、大山の上には厚い雲がかかっています。

あっぱれ！晴れ女の私、「降るな！降るな！！」と念力を掛けて・・・

倉吉では、散策前に昼食です。

素敵な町屋レストランに案内されました。

ご当地名物は、是非いただきたいですよね。

人参・椎茸・胡麻など色々な薄切りのお餅をシャブシャブしていただきます。

これが、とっても美味しいのです。

昼食を堪能した後、いよいよ町並み散策です。

正式名称は、『倉吉市打吹玉川　伝統的建造物群保存地区』。

ガイドさんにピッタリくっついて歩きます。

倉吉は横綱・琴桜の出身地であり、

俳優・三國連太郎が住んでいた所であり、

『滝沢馬琴の南総里見八犬伝』ゆかりの地でもあります。

表通りには、酒屋、醬油屋などが大きな店を構えています。

その一角をぐるりと回って、

裏通りに行くと、蔵が立ち並んでいて、

蔵の入り口には商品を出し入れする石橋が掛かっています。

醬油屋さんの蔵の中。

釘を一本も使わずに造られた、豪壮な天井に圧倒されます。

和風の風情の中に、銀行として建てられた洋風建築も見られます。

すれ違うのがやっとの”弁天参道。

向こうに見える打吹山には、天女伝説があるそうです。

大切に守り継がれてきた町並みを歩き、遥か昔に思いを馳せる…

とても貴重な機会でした。

晴れ女の威力も発揮できました。