我侭ハナさん？＆美容院

　　　　　　　　　　　　　　　兄ちゃんの足の間で寝てるハナさんと、
　　　　　　　　　　　　　　　　　負けじと割り込むさくちゃん。




さくらの顎の下にある傷？出来物？が気になり、
ゴロンさてせチェックしていると、それが気に入らなかったのか、
ベッドで寛いでいたハナさんがトコトコとやって来てさくらに対し戦いを申し出た。

チェックはまた後でしよう・・・
まず今はハナをかまってあげようと思い、
『はいよ～はいよ～、ハナさんも触って欲しいのねぇ～♪
　　うりゃー！うぉりゃ～♪』と、母の愛を注ぐ。
ハナさん尻尾振り振り大変ご満悦なご様子。
だけど忍び寄る黒い影が・・・

「わ”んわ”んっ」

ありゃ、ハナさんてば随分な怒りようねぇ。
おやつを横取りされても怒らないのに、
それに自分の方が横入りしたくせに。

ま、姉ってそんなもんなのかしら？






今日、母ちゃんは美容院へ行って参りました。兄ちゃんも連れて。
兄ちゃん、美容院初体験。
でも母ちゃんが１０年以上行きつけてる美容院なので、細かい注文も付けやすいし、
一人で床屋へ行ってもうまい事注文出来ない兄ちゃんなので、
同じ所へ連れてっちゃいました。

ヘアカタを見てもコレがいい、こんな風に・・・と言う意思を示さずハッキリしない。
ただ一つハッキリしていた事は「短くするのは嫌だ」と言う事だけ。

兄ちゃんの気持ちを察し美容師さんが
『ならば、全体的な長さは変えず、量を減らしましょうか～？』と言ってくれた。
それでコクリとうなずいた兄ちゃん。

全く、口があるんだからハッキリせぇ～って感じぃー。

でも兄ちゃんには気付かれない様にその美容師さんが母ちゃんに教えてくれた事は、
『今の男の子って“切った”と言うのがハッキリ分かるのが嫌みたいですよ、
量を減らしても長い部分はそのままにしてあげると、納得するんですよ』と。

「へぇ～、逆に女の人は髪型が変わった事に気付いて欲しいって思うもんですけどね～
男と女じゃ違うもんなんですね～」と母ちゃん。

『難しい年頃ですから尚更なのかも知れないですねー』と美容師さん。

家に戻り『また今度お母さんがあの美容院行く時一緒に切りに行く？』と聞いてみると、
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」無言。
あえて否定もせず何も言わないって事は行ってもいいと母ちゃんは解釈したぞ？