烏骨鶏ちゃん。

本日のお昼。
お腹を空かせて戻って来た姉ちゃんの開口一番。


『ねーねー！お母ぁ～さーーんっ！！
あの烏骨鶏ね、保護されたんだよ～～～！！』

「えっ！本当？」

『うん！さっきね、警察の人が来て連れてった！』





・・・なんだ、母ちゃんのサイドビジネスの夢は消えたか。
　　　しかもまだ卵産んでもらってなかったし・・・





って、まずは無事に保護された事を喜ばなくっちゃね





「烏骨鶏はパトカーに乗せられてったの？」

『そうそう、パトカーに乗って行っちゃった』

「烏骨鶏がパトカーにねぇ・・・何かオモロイねぇ～」

『あたしも手伝ったんだよ！』

「えっ！本当？」


と、ここで次男が口を開いた。


『違うよ～、ネネ（姉ちゃん）はキャ～キャ～言って
見てただけだよ～』


だろうなぁ～




しかし、やっぱりあの烏骨鶏は【彷徨い鶏】だったのか・・・
数日前のワン散歩で会った近所の方もその烏骨鶏の事は知っていて、
気にはなっていたそうだ。


でも警察に通報した人、
卵欲しいなぁ～って思わなかったのかなぁ・・・
卵産ませてから通報しても良かったんじゃないかなぁ・・・
（って、そんなに上手く産んでくれるかが問題だけどｗ）


もぉ。
母ちゃんてば意地汚いっつーか、まったくぅ。

ねぇ？




あ、

でもね、


あの烏骨鶏ね、



雄だったらしいのよね・・・・





なぁ～んだ
だから警察に通報して保護を求めたのかぁ～





って、違うだろ。