blogピュア1st.

Teacupブログより引っ越して来ました。
好きなマンガや、創作マンガについて語ります。

個人集『LSD』

2005-09-22 23:37:54 | マンガ・マンガの園
 いわゆる同人誌というスタイルで、《個人集》を出したことがあります。・・・在庫もいっぱいあります(笑)。
たまには《個人集》の宣伝でもしましょう~

 今回は『LSD~波間に消えた恋人達』です!
→『LSD』はこちら。

■A5版/オフセット印刷/126ページ/ホラー、6話収録/¥600

 ホラー作品集なのですが、恐い本にはならなかったですね!
手塚治虫の「ホラー短編集」が、それほど恐くないように、それでいいのだと思っていました。

 むしろ恐くないことで「ホラーの幅の広さ」を感じてましたから、ボクのも広い意味で【ホラー】と括ったのです。もう少し正確に言うと【ファンタジー】ですかねえ?

 物語は「異世界との境界にいる人々」が多く出て来ます。
よかったら覗いてみてください。

http://pure1st.fc2web.com/gate2/lsd.html

 また機会がありましたら、紹介させてください。
(通信販売しています)


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理想の教師像3

2005-09-21 01:02:54 | TV・アニメ
 『女王の教室』最終回の視聴率は、25.3%で今年のドラマで現在最高視聴率だそうです。・・・う~ん最初から視れば良かったなあ~。

***

 イヤミで言うのじゃなくて、最初嫌悪感を示した視聴者が徐々にドラマを受け入れていく、「心理的変化はどうだったのか?」知りたいなあ~。

 とてつもなく過激で理不尽なストーリー進行をしながら、人々を魅了し、最後は納得させる“演出のテクニック”の秘密を知りたい・・・。
強引に理屈をつけて、正当化や美化をしたわけでもないし。
(ただ、【真矢】のセリフは終わり頃、正論に磨きがかかっていたけど)

 クラスがまとまっていき、子供達が先生へ親近感を抱いていく過程もちゃんと見てきた。そこに無理を感じなかったのは何でだろう?
もしこのドラマを分析した本が出たら買ってみたいな。

***

 ボクが学校に通っている頃は、「校内暴力」「非行」「落ちこぼれ」が問題になっていた。「落ちこぼれ」は結局「非行」に走ると理解されていた

 学校ドラマのテーマも、「校内暴力」「非行」「落ちこぼれ」であって、言い方を変えれば“注目されたければ「非行」に走ればいい”という事だったのだ。
 芸能界を見れば一目瞭然。。ツッパリがアイドルだったのもこの時代。もてたければ「昔は俺もワルだったよ~」と言うしね(笑)

 教師から見ても「思い出深い生徒は、元気のいいワルの連中」でしょう。そんなワル=ツッパリから見れば、「自分たちを相手にしてくれる」【金八先生】のような人の良いお調子者の先生を望んでいたであろう・・・

しかし同じ教室には、問題を起こさない、先生の手を煩わせない生徒達もいて、同時に心になんらかの闇を持っていた子供達だっていたのだ。

***

 そしてまた同じ頃。

「先生。おとなしい子ほど、訴えているんです」

というキャッチコピーがあって、ボクはその通りだ!と思った。
それは映画の宣伝コピーだったのか、なんだったのか忘れたが・・・。とにかく共感できた。

 教師は《手のかからない、大人しい子供》にもちゃんと関心を示しただろうか?
《友だちのような先生》は、大人しい子供を救えただろうか?


***

 ボクの分析だが。『女王の教室』の脚本家は、こんな《友だちのような先生》へ、批判を加えているのだろうと、思っている。

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理想の教師像2

2005-09-16 01:21:23 | TV・アニメ
 「友だちのような先生」なんていうのは、とても許せない。「タメ口を許す先生」も同様だ。ボクがそう先生と接して来たしね。

 「友だちになる」って言ったって、何十名もいるクラスで、“友だちとして、すべてに平等に”なれるだろうか?・・・仲の良い友だちになれればいいが、馴染めない生徒も必ずいるわけだ。ならば理想の教師は友だちのようであっていいわけがない。

 また教師からの理不尽な仕打ちも受けて来た。何もボクだけじゃなく・・・。
「機嫌が良ければいい」が、虫のいどころで怒りをぶつけて来る教師もいる。


***

 高校の担任が倫理社会の教師で、この授業が「生徒の意見を積極的に聞いてくれる」楽しい授業だった。質問がまた面白かった。

「家族が強盗にあっている、キミならどするか?」とか「天皇制をどう思うか?」という質問などがあった。・・・そんな中に「理想の教師像は?」という質問があった。
 それらはプリントに書き込むようになっていた。

 ボクは「教師は人間的であってはならない」と書いた。
おそらく世間の考える《理想の教師像》からはかけ離れた答えだったろう・・・
先生はボクの答えを次の授業で読み上げてくれた。

 「おもしろいな」と一言、言ってくれた。


 ちょうどこの頃、ボクはボクの考える《理想の教師像》をマンガにしていた。

○『3年B組みいら先生』
http://www.cmo.jp/users/pure1st/3bmiira.html

 ↑…一部ご覧ください(笑)

***

 あれから20年以上が過ぎて、TVドラマ>『女王の教室』に一風変わった教師像が描かれ、賛否巻き起こしている。
 ボクがこのドラマに共感し、感動し、熱くなるのが少し解っていただけただろうか?
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理想の教師像

2005-09-13 21:18:35 | TV・アニメ
 最近とても楽しみにしているTVドラマが、日本テレビ系『女王の教室』だ。公式サイトをたまたま見てみたら、「教育上よろしくない。放送中止を!」という掲示板への書き込みがあり、とても驚いたものだ。

 いじわるな意見もあって「実はいい先生でした、では納得しませんよ」と先の展開を牽制するのもあった。


『女王の教室』公式サイトはこちら


理不尽にも思える(天海祐希演じる)女教師に対して、子供達がどう切り抜けるのか?がドラマの見どころのはずだ。
…そうそう、楳図かずお『漂流教室』は子供達のサバイバルだった。この『女王の教室』サバイバル・ドラマなのだ。

だから「女教師の正体が“本当はいい人”であろうと、“悪魔”であろうと、それは構わない」と思う。


***


 そんなわけで興味深く視ているのだが、毎回「感動」してしまう。
こんなに熱くなるドラマはひさしぶりだ。


 実はボクは『金八先生』シリーズも、できるだけ見ようとしているんです。「それでもなにか感動があるのでは?」という期待があるから。
 …しかしこのドラマは、現実の出来事に置いていかれないような新機軸をシリーズごとにテーマにぶち込むのだが、それはすなわち「金八先生では、子供を救えない状況」をもあぶり出していく事になってしまった。
 学校崩壊ならぬ、《金八先生崩壊》を招いたのだった(それはそれで清いと思う)

 それが時代のリアリティだ。そのリアリティに対して、創りものであるドラマは何を描けるだろうかという点で、『女王の教室』『金八先生』への《カウンターパンチ》になっているのではないだろうか?

 それは「理想の先生とは?」という命題なのだ


***


 はっきり言うと、『女王の教室』の教師、【真矢】は《理想の教師像》なのだ。理想的であるゆえに、存在しないのだ。
ドラマだから存在するというわけだ。

 つまりドラマの意義とはここにあるのでは?

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マンガ狂室

2005-09-08 00:32:52 | マンガ・マンガの園
 【まんがアクセス】さんで『マンガ狂室』を公開しています。まだ二回めですが、連載としたいですね。

 簡単に説明しちゃうと、子どもの頃に読んだ『マンガ入門』のパロディですか・・・。それだけじゃなく、“実験マンガ”や“ショートショート”などのギャグをミックスしたオムニバス?です。

 良かったら「一行コメント」や「評価ボタン」、「専用掲示板」もありますので、感想ください~

****

・『マンガ狂室』
 でたらめピュア1st.先生が、インチキマンガの描き方をお教えします。
 とかなんとか言いながら、「やりっ放しギャグ」で
 どこまで通用するのやら。こりは実験マンガなのかしらん。

                   (まんがアクセス)

       ↓↓↓ 
 http://www.4koma.com/access/0508/kyousitu/index.htm
 [HP]http://www.4koma.com/access/


コメント (2)
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