跡地

有難うございました

聖☆おにいさん

2008-08-06 01:36:26 | 
聖☆おにいさんという漫画がある。
詳しくはwiki参照。

大まかにいうと、日本の立川でイエスとブッダがルームシェアするのだ。
イエス・キリストと仏が。
ブッダに関してはお釈迦様ともいうのかな? よくわからん。
とりあえずwikiを参照。


私は親戚ひっくるめて熱烈な仏教徒。
そんな私だが、これは爆笑させてもらったwwwww

読み終わった後、本当にこの2人がこんなことしてたらいいのにな……とか思う。
宗教での対立があったりするから、この2人にならって仲良くできないかと。

二巻でブッダが「私はイエスを信じてるよ。そういう意味で私はキリスト信者だ」と言う場面がある。
不覚にもここで感動してしまった。
宗教の前に、人としてどうなのか考えられないのかなぁ。
どうして宗教の間に対立があるのか、何故だかなぁ……。
いち宗教をやってるものとして考えてしまう。

日本は宗教に関してゆるいからね。
もしかしたらその影響で私もこんな考えなのかもしれない。
だからアメリカのキリスト教の人が見たらどう思うのか、ちょっと興味あり。

でもまぁ漫画だから。
私みたいに深く考えられても困るけど。


一つ困ったことがある。
二巻を読みおえたら、イエスとブッダで腐女子的思考が始まった。
さすがに仏教徒としていかんだろおおおおおおおおおおおおお
ということで、このジャンルには手をださないことにする。

とにかくこれはおもしろい。
まさに奇想天外な発想で、これは一度見てみたほうがいい。
同じ宗教の人にも貸したいくらいだ。

ツタヤでBL本購入

2007-12-27 19:48:27 | 
友達のバイト先を視察した後、近くのツタヤに行った。
マ王の最新刊が欲しかったんだけど、置いてなかった。
糞野郎。


で、代わりにBL小説をみつけた。
どうしてもほしくなったわけだ。

なんだけど、よく見たら一巻がない。
二巻から五巻と、番外編だけだった。

一巻と二巻がほしいのに、一巻がないと始まらない。
だけど、表紙がもろにBL! だった。恥ずかしくて店員に「これの一巻ありますかねぇ?」なんて聞けないよ。
友達に一緒についてきて! といったが拒否された。
ついでに「きもい」とのお言葉もいただいた。

ペラペラーとページをめくって、挿絵をみて苦笑い。
ごめん。ここまで過激だとは思わなかった。
まさかカラーで「アッー!」なシーンがあるとは……。
だって年齢制限ないから、ソフトなBLだと思ったんだよ。この国は腐ってる(いろんな意味で)


で、女子向けのアニメ雑誌を買おうとしたけど破れてる。
店員に「在庫ありますか?」とか言ったらないといわれてしまった。
マ王のブックカバーが付録だったのに……。


で、結局BL本の番外編を買うことにした。
それはね、わりと表紙がまともだった。
いや、全然まともじゃなかったんだけどね。思いっきりBLなんだけどね。

だからレジに出すときに裏返しで出した。
バーコードも見えるし、表紙を見られることはないと思ってた。

出したら女の人がレジをやって、男の人が包装していた。
2人とも若くて美男美女。ヤバイって思った。

男の人に「ブックカバーはお付けしますか?」と聞かれた。
そんなこといしたら表紙が見えてしまう! 即答でお断りした。
もう一秒も隙なく返事をした。

んで、その男の人が袋に入れるとき、チラッと表紙をみた。
その瞬間に頭が半分真っ白になった。

お釣りをもらって、商品を受け取ろうとしたんだけど、袋が薄いわけよ。
で、その男性店員がギュッと袋の端を握って渡すわけだよ。


うん。表紙が袋ごしに透けてるんだ。


「ああ……」と思いながら受け取った。
男性店員の顔を見ることができなかった。
もう涙目wwwwwww


BLはネットで頼んだほうがいいね……。
この話を姉にしたら爆笑してた。まぁ、大丈夫大丈夫。

なんかね、姉にこれだよって言ってBL本を渡した。
だけど1ページめくると、カラーの「アッー!」シーンが出てくる。
だから何度も中を見ないでね! と言って渡した。

だけど姉も興味あるのか、開こうとしていた。
「開くな開くな開くな!」と叫んだんだが、1ページを数ミリだけ開いてすぐに閉じた。


見 た な


本当に数ミリで全てを把握したらしく、薄笑いを浮かべて即閉じてた。
今思い出しても笑えるwww

だから開くなって言ったのにwwwww

人が人を殺す瞬間

2007-12-21 03:59:36 | 
人が人を殺す瞬間、殺された人は何を思うんだろう。
それは場合によるけどさぁ。

飛び降り自殺すると、地面がすれすれに来るまではっきりと記憶に残ってるんだって。
それはそうだよね。まだ生きてるんだもん。

高いところから飛び降りて、すごい勢いで地面が近づいてきて。

痛みはあるのか。
一瞬だけ、ものすごい痛みがあるんだろうね。
けっこう高いところなら脳みそがぐちゃぐちゃになって即死。
中途半端なら、重傷って感じかな。


小説を読んでいて、主人公とかに感情移入する。
なんか、もう一つの人生を歩んでいるようでおもしろい。

人を殺す小説ないかな。
殺した人の心理描写がうまいやつ。

******

「は! 俺は……俺はなんてことをしてしまったんだ!」
武は後悔した。

******

とかじゃなくって、もっとなんかこう、奥が深いやつ。
ケータイ小説とか嫌だよ。「恋空」をみたけど、2ページ目かそこらで撃沈した。
もう見てられない。

リアル鬼ごっこも、無理です。
アイディアはいいけど、なんか設定無理やりだし。
文がなんか変というか、軽い。

まぁ自費出版のやつだしね。とりあえず私よりもちゃんとした文だし。


宮部みゆきさんの好きだな。やっぱし。
乙一さんのも、好き。なんか今読んでるのは、不思議な感覚がする。


だけど一番好きなのは、長野まゆみさん。
ははっw

少年の描写が大好き。というか少年大好き。
あーもう寝よう。

いい小説

2007-07-01 21:50:25 | 
去年の夏くらいに読んだ小説。
すっごく泣けた。
本当に泣けた。

今読んでも、涙が出る。


あれは名作だ。
インターネットで読めるんだけど、書籍化してもいいと思う。
そんくらい、いい。


どうしよう。
先が読めない。
ああ……

オール1の落ちこぼれ、教師になる

2007-03-24 02:55:00 | 
この本を読んだ。
私の恩師から「読んでみなさい」といわれて、数時間ぶっ通して読んだ本。

名前の通りオール1の成績をとった人が、教師になるというもの。
すごい努力をした。いやーすごいね。

これで私もできるんだと思えた。
正直に話すと、私の成績も、オール1です。


そういうこと。
触れてはいけない扉です。これは(笑)

先生から手渡しされた通知表。
中身をみて、驚きはしなかった。予想通りだったから。
それでも生気のない目で見ていたと思う。情のない数字を。

ABCと評価があって、国語だけに一つBがあった。
その他は全部C。

オール1の最低評価。
でもオールCのオール1じゃなくてよかった。


私も落ち零れです。典型的な。
社会的に必要ない人間かもしれない。

それでもこの人のように、何か人のためにできるかもしれない。
そんな淡い期待を持って生きています。

もしかしたら、何もできないで社会のゴミになって生涯を終えるかもしれません。
だけど、死ぬのが怖いから生きます。
何度も死のうと思ったけど、必要としている人がいるから生きます。
楽しいことがあるから生きます。

生きる意味がまだあるから、まだ死にません。


もしかしたら、こんな社会不適正なヤツは死ねと思っているかもしれない。
しかしながら、まだ死ぬわけにはいかない。

私は死ぬことに希望を持っている。
天国じゃなく地獄じゃなく、違う世界が広がっているんだと思う。
まぁ、これは私の理想というか妄想。
本音をいうと、輪廻転生を信じている。

ただ転生する間に何があるかということ。
宇宙に行く、といったほうがいいだろうかな。


希望を持っている死だが、何故それに向かわないかというと、上記の通り。
まだ生きる意味があるから。

私が本当に産業廃棄物みたいになったら、死のうじゃないか。
それまでは死なない。故意的にはね。


産業廃棄物ね。
きっと、そんなフウにはならないだろうな。

それを解っていてこんなこと言うなんて、卑怯だな。
生きていて、誰からも必要とされない人間なんていない。
誰かしら絶対に、隣にいるはず。
私はそう信じている。


結論は、自殺することなんてない。
自分で何を言いたいのかよくわかんない。
とりあえず自殺したくないのだよ。
みんなとお別れしたくないのだよ。


別の世界で生きることはできない。
残念ながら、ある人には嬉しいことながら、私たちには生と死の二つの世界しかない。
この世界で生きることしかできない。
嫌なら死んでこいっていうこったぁ。

生きるということは甘いもんじゃない。
15年しか生きていない私がいうには、あまりにも軽すぎる言葉だ。
だけど、母と父の背中をみて私はこの言葉を口にする。

苦いものを知らないものは、甘いものもしらない。
不幸を知らないものは、幸福もしらない。
だから人生には多少のスパイスが必要。


しばらく幸せでいると、それに慣れてしまう。
慣れてしまったころの自分は……なんと愚かな……。
友達と喋っていることがこんなに幸せだんなんて。


人生はうまくできているのかもしれない。
誰かが作っているのかもしれない。

もしも誰かが作っているのだとしたら、相当想像力がいいんだろうな。
奇想天外な死を遂げたり、いろんな人生を作るんだからなぁ。


それにしても長い。そして腹減ったアッー!
本の感想なのにwwww感想になってねぇwww

銀木犀

2007-02-28 22:01:16 | 
長野まゆみさんの作品『銀木犀』の感想です。


雨の日に読み返したくなる本。
読んでいて、自分もこんなことしてみたいなーって思った。

自然に触れ合ってないな。
一回くらい木の上で寝たりしてみたい。どんな寝心地なんだろうか。

この木がある場所は、主人公の少年の家の庭なのか?
なんか、そこらへんが難しくて理解できなかったorz
もしも主人公の家にある木なら、縄張り争いみたいなのしないで警察に(ry


不法侵入ですね。


まぁ、結局もう一人の謎の少年はあれだったわけだ。
主人公の最期? が悲しいというより……不気味。
なんとなく予想がついていたけど、変に気味が悪い……。

よくよくみてみたら、少年じゃなくって木の枝だった……。
元は本当に少年だったのに……。

銀木犀は若くいたかったってことかな。
私も老いるのはいやだけど……主人公もなんだかなぁ……。



雨とかの描写がすごく綺麗だ。
今度雨が降ったらわざと当たってみようかな、なんて考えた。
でも酸性雨とかなんとかでハゲたら困るしなぁ……。

魔探偵ロキ

2007-02-28 21:42:16 | 
昨日、何時間もかけて魔探偵ロキ(RAGNAROK)シリーズを読み終えた。

いやーめちゃめちゃおもしろいね。
話もしっかりしてる。
昔アニメで見てから大好きだった。

何故こんなにもロキブーム? が巻き起こったかというと……。
ロキのオープニングの曲とかが入ったCDを買ったんですwwww
すんごくいい曲で、前からほしくってね。とうとう買っちまったwwww

何年前にやってたんだっけね。あのアニメ。
たしか私が小学生のときにやってた気がする。

懐かしいって、いいよね。
寂しいけど……寂しいけどいい……。

クレヨンしんちゃんの映画で風間君が、「懐かしいって、そんなにいいものなのかなぁ」みたいな台詞を言うんですが、いいものですよ……。


とにかくこの漫画はいい。
あー。自分って何だ。


キモッキモッキモッ。

14歳 千原ジュニア

2007-02-26 22:14:41 | 
お笑い芸人をやっている千原さんの書いた本に「14歳」というのがあります。
今日読んでみました。それの感想です。


すごく、いい本だった。
何故だか涙が止まらなかった。読んだ後にすごくスッキリした。

どんな話かといえば自伝? ですかね。
千原氏が14歳のときの体験談です。

こんな14歳がいたのか!? と疑ってしまう。
でも、すごく共感するところがたくさんあって、きっとそれで泣いてしまったんだと思う。

何がしたいのかよくわかんない。
常に付き纏う不安。言葉でいい表せない。

狂ってるのは自分じゃない、周りの人間だ。
私もそう思った時期がありました。
だけど本当は、自分がおかしいとわかってる。

だが、今はおかしい人間なんていないんだと思ってる。
みんなどこか狂ってる。みんなどこかおかしい。
正しい道なんてない。どれも間違っていて、どれも正しい。


読んでみて、こんな14歳じゃなくてよかったと思った。
けど、少し千原さんのようになってみたかった。

人の目を気にしないというか、そういうところいいな。
私は気が小さいから、少しのことで挫けてしまう。


15歳で笑いの道を進むという決意。
なかなかできるもんじゃないな。実際、15歳の私から言えば。


とてもいい本だった。
心にあったモヤモヤがとれた感じ。
マジで共感できることが多すぎて。
今日はめちゃめちゃ泣いた。すごくスッキリした。


自分って本当に文才がない。
なのに本を書きたいと思ってる。頑張らないとね。


とにかくいい本だった。
同じ年代の人にも是非読んでほしいし、この年代の子供を持つ親にも是非読んでもらいたい。

難しい年齢だな。想いを言葉にできないって本当につらい。
とにかくいい本だよ。一生ものの本かもしれない。

4TEEN

2007-02-17 19:26:01 | 
石田衣良さんの「4TEEN」の感想です。


4人の中学生の話です。
最初に言ってしまえば、あんましいい話じゃなかったな。
エロイ話が多すぎる。いくらなんでもこれはないと思う。
等身大の中学生を書きたかったのかもしれないが、こんなの違う。
大人すぎてる。現実は大人ぶってて、まだまだ子供なんだけどな。


でも主人公4人以外の人は、なかなかよかった。
ああ、こういう人いるなーって思えた。

前の記事にも書いたけど、やはり一番好きな話は「飛ぶ少年」だな。
関本譲が可愛い。譲君は中二病というヤツなのだろうか。
一生懸命で可愛い。これが問題児なのか……wwwwいいやつじゃんww


次に好きな話は「ぼくたちがセックスについて話すこと」だな。
性癖の話だね。ゲイというか、オカマ? の話。怪しい話じゃなく。
みんなの前で堂々と「オカマだから」みたいに言ったあの男の子はすごい。
現実じゃなかなか言えないけどね。



全体的にこの本はな。
14歳~15歳の変わり目くらいに読んだけど、ちょっとエロ要素が強いからそこらへん、自分は受け付けない。
もっと大人になって読んでみればいい話だなと思って読めるかもな。

私は女だから男の子のことなんてよくわかんないんだけど、実際こんなにエロイもんなのか? これはいくらなんでもやり過ぎなんじゃないか?

全体的にみて、男の子の友情はいいなーと思える。
女の子の友情は、いろいろと大変なことが多いからさw
男に生まれたかったなぁ。


これは14歳とか、同年代の人にはあまりオススメできないな。
20歳くらいになって、「懐かしかったな……」と思える年代になったら見ればおもしろいと思う。