まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

蚤の市のタイル

2017-12-29 19:14:50 | ディテール
12月のはじめのこと。阪神競馬場で開催された「関西蚤の市」というのに行ってきた。
広い敷地にゆったりと配置された店では、「蚤の市」のイメージ通り古いもの、アンティークというよりも
ジャンク品と呼ぶ方がしっくりくる、何に使うかイマジネーションを搔き立てるような品々を
センスよくディスプレーして売っていた。


ガラクタを売っているけれど不用品バザーとは全く違う。作家物の焼き物を売っている店もあったが、
手作り市とはまた違う。売っている人も訪れている人も皆がハイセンスで、会場全体がおしゃれな空気に
包まれている。
出店者は皆、雑貨屋を営んでいるプロのようだが、高価なものばかりでなく小銭で買えるようなものも
多く、お客は皆宝探しを楽しんでいた。


中にはタイルを売っている店もあった!
これは六角形のセメントタイル。どこかからはがしてきたのか?日本でこんなタイルが貼られている
ところはあまり見ないが、外国で買い付けてきたものだろうか。


これはモザイクタイル貼りのストーブ台。たしかモザイクタイルミュージアムにも展示されていたな。
石炭ストーブか薪ストーブを置くための台だろう。北国向けの商品らしい。


デルフトタイルらしいものも売られていた。12000円とは、これは骨董の部類だな(汗)


おぉ、これはきれいなタイルだな!本業タイルともちょっと違うようだが、単純な柄が素敵だ。
並べると花柄が現れる。

手に取って見ると、裏にごってりと漆喰がついており、一部が割れたり欠けたりしたものもある。
ちょっとマシなのを2枚選んで買った。なんでも、四国の田舎の民家に貼られていたものとか。
こんな素敵なタイルが貼られた民家が地方にはまだまだ隠れているのかぁ~

こちらの鮮やかなブルーはトルコのタイル?4枚セットの絵柄なのに3枚じゃどうしようもないなぁ(苦笑)

家具や器など、他にもほしいものがいろいろあったが、モノを増やさないように戒めながら(笑)
小さなものを少し買って楽しんだ。

この日はとてもお天気がよく、防寒対策万全で行ったのに汗ばむぐらい暑かったが、タイルも見つけたし
目の保養ができて楽しかった~~!また行きたいなぁ。



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