海芝浦支線から戻ったあと、有名な国道駅に降り立った。
川を渡ってすぐの駅のホームはずいぶん高いところにあり、かなり急カーブを
描いてはいるが、意外に普通っぽい。
・・・ほんとうにここが本や写真で見るあの国道駅なのか?
半信半疑で階段を降りていく。すると・・・・

・・・・ぞくっ。

これは映画のセットではないのか?
本の小さな写真で見てはいたが、高いアーチの中空を横切る通路を渡るとき、
見下ろされるうす暗闇のえもいわれぬ雰囲気に思わず立ち尽くしてしまう。

改札は無人。
時間が止まったような不思議な空間。


この高架下のアーチの通路は、国道側から裏側の道まで通り抜けられる。
両側に飲食店や不動産屋の古めかしい看板が並んでいる。営業しているのだろうか?
店と店の間には路地まである。
そんなまちかどの一隅で、近所のおっちゃんとおばちゃんが延々立ち話をしていた。

夜に来ればにぎやかに光が漏れているのだろうか?
初めて来た人は、まさかこのぽっかり口をあけたアーチの闇の中に駅がある
なんて思いもよらないだろう。
新しいビルの中にレトロな街並みを演出しなくとも、都会のすぐ近くにこんな場所があるのだ。

浜川崎駅へ戻り、南武線に乗り換えよう。
この駅、地図ではわからなかったが、別個の駅になっている。
鶴見線の駅の跨線橋を渡ってきて道路を渡ると、南武線の駅がある。

南武線の線路は大きくカーブして鶴見線に合流している。

今はここで行き止まりの支線となっているが、元は南武線が扇町まで行っていたのではないか・・・
手持ちの1997年の地図を見ると、やっぱりそうなっていたようだ。

いつの間にか分岐した貨物線の高架が頭上を越えてゆき、地上の線路も分岐して
どこかへ吸い込まれていったかと思えば、どこからともなく現れた線路を収束していく・・・
貨物線の風景は実にダイナミックで面白い。
そして貨物線と組んづほぐれつ、入り乱れながら走る鶴見線はほんとに面白い!!

ちょっと早起きして乗りに行ってみては!?
鶴見線終わり。
川を渡ってすぐの駅のホームはずいぶん高いところにあり、かなり急カーブを
描いてはいるが、意外に普通っぽい。
・・・ほんとうにここが本や写真で見るあの国道駅なのか?
半信半疑で階段を降りていく。すると・・・・

・・・・ぞくっ。

これは映画のセットではないのか?
本の小さな写真で見てはいたが、高いアーチの中空を横切る通路を渡るとき、
見下ろされるうす暗闇のえもいわれぬ雰囲気に思わず立ち尽くしてしまう。

改札は無人。
時間が止まったような不思議な空間。


この高架下のアーチの通路は、国道側から裏側の道まで通り抜けられる。
両側に飲食店や不動産屋の古めかしい看板が並んでいる。営業しているのだろうか?
店と店の間には路地まである。
そんなまちかどの一隅で、近所のおっちゃんとおばちゃんが延々立ち話をしていた。

夜に来ればにぎやかに光が漏れているのだろうか?
初めて来た人は、まさかこのぽっかり口をあけたアーチの闇の中に駅がある
なんて思いもよらないだろう。
新しいビルの中にレトロな街並みを演出しなくとも、都会のすぐ近くにこんな場所があるのだ。

浜川崎駅へ戻り、南武線に乗り換えよう。
この駅、地図ではわからなかったが、別個の駅になっている。
鶴見線の駅の跨線橋を渡ってきて道路を渡ると、南武線の駅がある。

南武線の線路は大きくカーブして鶴見線に合流している。

今はここで行き止まりの支線となっているが、元は南武線が扇町まで行っていたのではないか・・・
手持ちの1997年の地図を見ると、やっぱりそうなっていたようだ。

いつの間にか分岐した貨物線の高架が頭上を越えてゆき、地上の線路も分岐して
どこかへ吸い込まれていったかと思えば、どこからともなく現れた線路を収束していく・・・
貨物線の風景は実にダイナミックで面白い。
そして貨物線と組んづほぐれつ、入り乱れながら走る鶴見線はほんとに面白い!!

ちょっと早起きして乗りに行ってみては!?
鶴見線終わり。
雰囲気的に「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」とか「ブラック・レイン」といったような感じですね。
国道駅は衝撃でした!鶴見線はどの支線もすべてよかったですが
やはり、海芝浦支線が印象に残っていますね!
私は実は終点の海芝浦よりも、中間駅の新芝浦の方が
気に入りましたよ。
それにこの駅では降りて外へでて浅野まで歩けるので
時間を気にせずじっくり堪能できるのでお勧めですよ~(笑)
ただし、駅の前にある東芝の工場の方に向けて写真を撮ろうとすると
東芝の守衛さんに怒られます(汗)ので注意を。。。
ひろさん、私の写真より実物の雰囲気がどれだけすごいか・・・!
国道駅だけなら鶴見から近いし電車の本数も多いので、
横浜方面へ出張があったら是非訪れてみて下さい。
毎日鶴見⇔浜川崎を通勤で利用している者です。
ブログを拝見したところしっかりポイントつかんでらっしゃりますね、私も国道駅はお気に入りのひとつです。
ご指摘通りこの駅では黒澤映画を始め色々な映画やドラマ(最近では『アキレスと亀』や『華麗なる一族』)のロケに使われています。
他にも鶴見⇔国道の間に戦前廃止された『本山駅』の遺構や、鶴見駅4番線ホームの木製ベンチなどもおすすめです。
また来乗されるときは是非ともご覧ください。
鶴見線を通勤に使われているとは、うらやましいですね(笑)
ポイントつかんでる、、、ありがとうございます。
鶴見線はどの区間も楽しいですね!絵になります。
「本山駅」ですか、そんなのがあったとは知りませんでした。
またチェックしときます。