鶴見線の続き。
浜川崎駅から再び昇開橋の前を通り15分ほど歩くと、安善駅前に広がる住宅街の中に煙突が見えた。あれだ!
おぉ・・・看板建築のようなファサード。住宅街の中の道路は狭くて真正面からは撮れない。。。
道幅に合わせて高さを抑えてあるような、控えめな佇まいだな。
入口は正面でなく左右に男女それぞれの戸がついている。こういうスタイルの入口はあまり見たことがないな。
入ったところは一つの空間だが靴箱により男女が合流しないようになっている。
さて入ろう。・・・うぉ~~う!中もレトロ!!
他のお客さんが誰もいなかったので、ちょっと写真を撮らせてもらえますか?と尋ねたら、どうぞ、と。
おぉ~~~、この浴室!すばらしいじゃないの!!
丸い浴槽が中央に。そしてその真上の天井に、同じ大きさで丸く開いた湯気抜き。そして浴室自体は八角形!?
まわりの壁の腰張りにはストレートエッジの白無地タイルと、美しいグリーンの雷文のマジョリカタイル!!
火鍋のように2分割された小さな丸い浴槽には入浴剤の入った緑色のお湯。これが・・・熱い!!!
右側の方がまだ少しぬるいのだが、それでも45度ぐらいある!?熱い方は47度ぐらい・・・手を漬けても
2秒ともたない(苦)。東京に来てからこれまで入ったお風呂屋ではどこもそれほど熱くなかったけどなぁ。。。
上がったら体中真っ赤に。。。薪で焚いているせいだろうか。それとも入浴剤のせい?
おばあちゃんと少しお話ししたところ、元は会社のお風呂だったという。会社のお風呂!?近隣の工場の社宅街の
お風呂だったということかな?もう80年ぐらいやっているそうだ。昔はたくさんお客がきたけど今は全然
お客が来ない・・・と言われていて心配。。。
電車の時間に合わせておいとまする。ありがとう~~いいお湯でした。
帰りは安善駅から乗る。
安善駅のホームの階段はコンクリートでなく石に滑り止めの溝が刻んであった。
国道駅で途中下車。12年前と変わらない、カーブした高架のホーム。ここだけ見てたら全く普通の駅なんだけどなぁ。
階段を下りていくと、高い高架の空間に架けられた空中通路。
そしてそこから見下ろす風景が、やはりすごい!!
異世界のような雰囲気は全く変わっていなかった。高架下の店舗は当時もやっているのかやっていないのか
よくわからなかったが、今はベニヤ板が打ち付けられていた。
相変わらず無人。木製の改札ラッチはさすがにもうなかった。
リニューアルするとどこも似たり寄ったり均質な感じの駅になってしまう中、国道駅のこの独特の空気感を
いつまでも保ってほしいなぁ。
今回は改札を出ず、またホームへ戻り、次の電車で鶴見へ戻った。
ところでこの記事を書きながらネット検索していたら、鶴見線かいわいには他にも可動橋があるらしい。
大阪からだと遠かったけど今はお気軽に来れるので、また半日散歩しに来よう!
終わり。
浜川崎駅から再び昇開橋の前を通り15分ほど歩くと、安善駅前に広がる住宅街の中に煙突が見えた。あれだ!
おぉ・・・看板建築のようなファサード。住宅街の中の道路は狭くて真正面からは撮れない。。。
道幅に合わせて高さを抑えてあるような、控えめな佇まいだな。
入口は正面でなく左右に男女それぞれの戸がついている。こういうスタイルの入口はあまり見たことがないな。
入ったところは一つの空間だが靴箱により男女が合流しないようになっている。
さて入ろう。・・・うぉ~~う!中もレトロ!!
他のお客さんが誰もいなかったので、ちょっと写真を撮らせてもらえますか?と尋ねたら、どうぞ、と。
おぉ~~~、この浴室!すばらしいじゃないの!!
丸い浴槽が中央に。そしてその真上の天井に、同じ大きさで丸く開いた湯気抜き。そして浴室自体は八角形!?
まわりの壁の腰張りにはストレートエッジの白無地タイルと、美しいグリーンの雷文のマジョリカタイル!!
火鍋のように2分割された小さな丸い浴槽には入浴剤の入った緑色のお湯。これが・・・熱い!!!
右側の方がまだ少しぬるいのだが、それでも45度ぐらいある!?熱い方は47度ぐらい・・・手を漬けても
2秒ともたない(苦)。東京に来てからこれまで入ったお風呂屋ではどこもそれほど熱くなかったけどなぁ。。。
上がったら体中真っ赤に。。。薪で焚いているせいだろうか。それとも入浴剤のせい?
おばあちゃんと少しお話ししたところ、元は会社のお風呂だったという。会社のお風呂!?近隣の工場の社宅街の
お風呂だったということかな?もう80年ぐらいやっているそうだ。昔はたくさんお客がきたけど今は全然
お客が来ない・・・と言われていて心配。。。
電車の時間に合わせておいとまする。ありがとう~~いいお湯でした。
帰りは安善駅から乗る。
安善駅のホームの階段はコンクリートでなく石に滑り止めの溝が刻んであった。
国道駅で途中下車。12年前と変わらない、カーブした高架のホーム。ここだけ見てたら全く普通の駅なんだけどなぁ。
階段を下りていくと、高い高架の空間に架けられた空中通路。
そしてそこから見下ろす風景が、やはりすごい!!
異世界のような雰囲気は全く変わっていなかった。高架下の店舗は当時もやっているのかやっていないのか
よくわからなかったが、今はベニヤ板が打ち付けられていた。
相変わらず無人。木製の改札ラッチはさすがにもうなかった。
リニューアルするとどこも似たり寄ったり均質な感じの駅になってしまう中、国道駅のこの独特の空気感を
いつまでも保ってほしいなぁ。
今回は改札を出ず、またホームへ戻り、次の電車で鶴見へ戻った。
ところでこの記事を書きながらネット検索していたら、鶴見線かいわいには他にも可動橋があるらしい。
大阪からだと遠かったけど今はお気軽に来れるので、また半日散歩しに来よう!
終わり。
横浜在住の50代男性です。
何かの拍子に貴ブログにあたり、鶴見の記事を面白く拝読しました。
私は埼玉出身なのですが、遠い昔、鶴見に下宿していており、以来数か所を経て去年から横浜の旭区に住んでいます。
すこし前、嫁を連れて海芝浦駅に行った帰り、国道駅で降りて散策しました。嫁は大阪出身ということもあり、こういう街の風景は見慣れてはいるようですが、それでも懐かしく珍しそうに眺めていました。
銭湯を愛する者として、安善湯のことは存在は知っていましたが、入ったことはないので、今度足を伸ばして入ってみようと思います。
まだ見つけたばかりですが、生活に溶け込んだ歴史の足跡を紹介されている貴ブログを楽しみに拝読していきます。
今後も期待しています。
鶴見に昔住んでおられたと、、、今は横浜にお住まいなのですね。
このあたりは大阪の工場地帯とも似た風景ですね。
私も関西出身で、大阪で大正区とか此花区なども散策していました。
生活に溶け込んだ歴史の足跡・・・そう、徐々に変わりゆくまちには
痕跡が残っていますよね。そういうものを探して歩くのが楽しいですね。
根こそぎの再開発はまちの記憶が一掃されるようで寂しいです。
過去の記事もいろいろお楽しみ頂けるとうれしいです。
安善湯は素敵な空間ですね。自分は駅間歩きで偶然見つけたんですが表を見ただけで入らず、入っとけば良かったと今悔やんでます。
80年営業してておばあちゃんがやられてる、という情報からは先行きに不安を感じてしまいますね。
最近でも渋い銭湯がいつの間にか廃業、という事があったので…。
しかし、東京にきてから近所を中心にちょくちょくお風呂に入りに行っていますが、お客の多さに驚いています。だいたいどこも10人以上、多い時は20人ぐらいいたり。そのぐらいお客が次々来れば商売としても成り立つのかなー
安善湯は一人でしたけど、、、次回は是非入ってください。