プンプイ的生活

ウワンな 【プンプイ@オーサカ】 がお届けする
 分かる人にしか分からない少々マニアックなタイ専門のブログですが。。。

ロック魂

2004年11月14日 | ★プンプイ的タイ音楽★
パーミーの来日で非常に盛り上がり、本当に今年のタイミュージックの盛り上がりにはすごい物を感じます。 タタに締めくくって貰えればいいんですが...

さて、今まで私は女性ミュージシャの事しか書いていませんでしたが、実は ロック好き です!
『SILLY FOOLS』 サイコーです! 世界に通用します!! 『TAXI』 たまりません! ちょっとミーハーですが 『CLASH』 は何曲も歌えます! 『FLY』『Y NOT 7』 は、私の名曲大全集入りです。 未だに皆にカバーされまくる 『ティンラックローンメナーム』 なんて、 してしまう程です。 そして、『ASANEE & WASAN』『LOSO』 は、既に心の殿堂入りです!!!

私はタイでディスコやローンビアにハマってしまった事から、タイの音楽に魅了されました。 タイはディスコでも日本の様にダンスフロアーがあるのではなく、テーブルとイスが敷き詰められていて、酒を飲みながらその場で気ままに踊ります。 
しかし、最も大きな違いは、『生演奏』 です。
東南アジアのパブでフィリピンバンドが演奏している様なイメージを持たれては困ります!
数千人収容のディスコのステージは、そんじょそこらの日本のコンサートなんて敵いません! 非常に凝ったステージングに照明にバックダンサー達を交えた生ライブの迫力を知ると、もう病みつきです。 また、ダンサーが非常にキレイっていう特典もあります! また、ローンビアの場合は、食事をしながらライブも楽しめるライブレストランですが、ノリはディスコと同じです。 また、実際に月に数度は有名シンガーのコンサートも行われ、タイでコンサートと言えば 『コンサートホールよりもディスコやローンビアが一般的』 であるのです。
生の迫力を感じるだけでなく、ここで私が最も衝撃を受けたのが、『タイ人と音楽の繋がり』 です。 人気店なら平日でも週末でも満席で、老若男女入り乱れています。 タイで友人達と遊びに行くと、彼らの親や近所のオッサンやオバハンも一緒に来て踊っています。 ディスコは比較的少ないですが、ローンビアなんて、子供から老人までもが踊りまくっています。 今では閉店時間が1時に規制されていますが、4時まで営業していた頃は深夜0時以降からが盛り上がる時間でした。 そんな環境がタイ全土にあり、音楽とダンスが日常生活と共存しているのがタイです!
そこで盛り上がった時に客が全員揃って大合唱する定番ソングが沢山あり、どこに行っても同じ曲が演奏されます。 しょっちゅう歌うにつれ、ある程度は口ずさめる様にはなったのですが、それが誰の何と言う曲か知りたくなり、友人達に教えて貰ってはCDを買い漁る様になりました。
まだタイ語もたどたどしかったのですが、『この歌は誰の何て言う曲?』 って言葉は丸暗記して、どこに行っても気になる曲はメモしてました。 その大半は、ロックのバラードでした。

元々ヘビメタ少年であった私は、ロックばかりを聴く様になっていきました。
本来のロックファンには取っ付き難い面もある、古臭い(パクチー臭い)ロックも多いのですが、やはりそれらはタイに合っていて、タイで聞いているとハマってしまいます。 私も最初は 『LOSO』 なんて非常に ダサい と感じていましたが、繰り返して聞くうちにその 『パクチー臭い』 独特のタイサウンドにやられてしまいました。 今ではオシャレなロックも増えていますが、『TAXI』 の様な 『パクチー臭いロック』 が私は大好きです。

皆さんも、女性シンガーだけではなく、ロックを聴いてタイの男の生き様を知りましょう!
その後にステップアップを考える方は、そのまま 『プアチーウィット』 へ進んで下さい。

PS : 12月は2度バンコクに行くのですが、今のところ 『BIG ASS』『SILLY FOOLS』 が見れそうです!