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スペイン旅行記 その11 グラナダ最後の夜

2016-06-03 19:47:56 | 

 5月16日(月) スペイン(グラナダ) 7日目。

 

今日も晴 

 

  それでも おととい干してた家主の洗濯物は、まだ乾かないみたい。

 

私のタオルもずーーーっと湿ったまんまでっせー( ̄д ̄)

 

なんと。。。 今晩がグラナダ最後の夜 

明日 グラナダを発ち、マドリッドに向かうのです。

 

 今朝の朝食。

 

・・・ 冷蔵庫の整理です。

 

それだけじゃ足らないので、

 

 パン屋へ行き、

 

 歩きながら食べる。

 

もしかして タンドリーチキン味 かな?と思ったけど、やっぱりそうだった。

あまり 好きじゃない。

 

現金はまだあるけど、次の旅の為にユーロに両替しておこう ♪

 

 街角のATMで、

 

 100 € をキャッシング。

 

  この日のレートは 100 € = 12,352 yenなり~

 

これに手数料・利息が加算される。+300yenくらいかな?

羽田のみずほBKで両替した時は、手数料を含め 100 € = 12,629 yen.だったから・・・

海外のATMも空港の銀行も、あんまり変わらないのみたい。

 

  今夜の酒のアテを買おう。

 

 生ハム屋さん。

 

既にスライスされたパックは、私が今夜一晩で食べるには多すぎる。

ちょっとだけ欲しいから、スライスしてもらった。

これが一番おいしい!と言われたから、イベリコのももをスライスしてもらった。

また、イベリコか・・・(^^;)

別のハムでも良かったんだけど、勧めされたので 従った。

たぶん、50gで 5€ 。

ってことは、100g 10€。 (1,250yenくらい)

やっぱイベリコはスペインでも高いね~

 

 今夜のアテではなく、日本への自分土産にチーズも買った♪ 2.45 €。

 

昨日と今日の買い物で、自分土産は全てそろった (^^)

 

 買い物帰りに、ギター工房に寄った。

「ここに来れるのも、明日が最後。」 そう言ってメーメー泣く私

悲しかった。

時間が惜しかった。

ずっとここに居たかった。

 

でも そうはいかないので、油を売るのは2時間にして、家に帰った

 

荷造りせな あかん!

 

明日 私がこの家を出発するときに、家主が不在だといけないので、

お世話になったしるしとして、20€のチップを渡した。

 

実はこの家の滞在費は、7泊8日で 12,435円!


格安、激安でしょ?

だから寒くても暖房してくれとは言えないし、

雑巾のような臭いバスタオルでも我慢するのだよ。。。

 

外国はチップ社会。

だから家主にもチップを渡そうと思った。

日本にはないシステムなので、いくらにすればいいか 金額がよーわからん。

宿泊料の20%なら十分だろうと、20€を渡した。

 

家主は 「なぜ!?」 と、マジ驚いた!

えっ!? もしかして チップ いらなかった? と後悔の文字が ぞぞぞーっ と目の前に出てきた。

しかし、出したものは引っ込められない! 大和魂じゃ!

「お礼です」 みたいな事を言い、少し顔が引きつる。

心の中では、「しまったー!20€ は多すぎたー!」と叫んでいた

 

   しばらくすると、家主からジュースが出てきた。。。

 

「人参とオレンジと、少量のはちみつで作ったの」なーんて、いつになくご機嫌の家主。

パン屋で買った甘いクリームドーナッツと一緒にちょうだいした。

チップの効果てき面だ。

 

 帰国準備。

 

割れ物の梱包終了。

この為に日本から多くの プチプチを持参 していたのだ。

「そんなの持って行かなくても、買った店で包んでくれるでしょ。」 と出発前、相方に言われてたけど、

「いいの!プチプチは軽いんだから!」 とスポーツバッグに忍ばせていた。

外国でも日本のようにちゃんと梱包してくれるとは限りませんからね。

あっ それと、セロテープも持参してました。

ガムテープは重いから私には不向き。

セロテープでもクルリと巻けば、十分 用は足りるのだ♪

私の場合、ハードなスーツケースじゃないからプチプチ命です。

グルグルにプチプチを巻き、これをスポーツバッグに入れて完成!

我ながら 完璧!と、ひとり ドヤ顔です (^-^)

 

荷造りが終わると・・・

 

 なんと! またまた 家主から差入れです!

 

時刻は16時。

いや、私・・・お腹すいてないんですけど・・・ 晩酌の時間も近いし・・・

と言いたいところでしたが、

「え~!嬉しい~!!」「これはスペインの伝統料理~?」「おいしぃー!」と褒めちぎりました。 礼儀です。

家主が言うにはスペイン料理と言うより、自分がいつも作ってるアレンジ料理だそうです。

ふわふわオムレツに、人参・アーティーチョーク・マッシュルーム・ふきみたいな野菜・歯ごたえのある米

そして 台所で育いていた、あのスプラウトがふんだんに入ってます。

味はオリーブオイルと塩コショウ以外に何が入ってるのか分からないけど、コクのある とてもいい味 でした。

 

  おまけに ワイン付き!

 

絶大なるチップ効果!

 

嬉しかったけど、晩酌までの腹具合を計算してたので、少々重い。。。

 

そして 一段落したところ。

フラメンコギターのCDが欲しい!と、買いに走る

確か グラナダで2軒目に入ったギター屋さんで、CDが売っていた!

お店のお兄ちゃんに、お薦めのギターのCDをくださいとお願いし、

 

 試聴せず買った、この2枚。

 

ウクレレもぶら下がっていたので、ついでに試弾させてもらった。

 

   93.9 €

 

楽器の良し悪しがよく分からない私ですが、このウクレレは気に入らなかったので、すぐお別れしました。

 

 そしてまた、

 

ギター工房のお父さんの所に寄って、買ってきたCDを見せて報告した。

「こっちのCDはいいけど、こっちのCDはダメだ!返品した方がいい。」 とお父さんに言われたけど、

「現金じゃなくクレジットカードで買ったから、もういいよ。。。」 「これも経験でしょ?」 と付け加えた。

私の英語は 超いい加減 なので、50%くらいは把握できてないお父さん。

会話のほとんどが、お互いの推測です (≧▽≦)

 

そして、「明日は13時のバスだから、ここには10:30に来るからね!」と、

お父さんにも10時半にはギター工房に出勤してほしいと、お願いして帰宅。

我がまま 娘です。

 

グラナダ最後の夜。

 

グラナダ最後の夜は、こうしよう!と決めていました。

 

お気に入りの、あの素晴らしい屋上で!

アルハンブラ宮殿と共に呑む!

グラナダの暮れていく空と呑む!

 

家主からのありがたい差入れで空腹ではありませんが、

19時前からボチボチとスタンバイ。

 

 

 

あいにく 先客があり 盛上ってるので、隅の方で地味に始めます。

 

 ビア 1リットル と、キリストの血。

 

アテはチーズと、今日買ったイベリコちゃんです。

本当に最後まで、家飲みは 毎回チーズ&ハムですな。

この2品と酒だけで、一生 私 生きていけるかも・・・・

 

しばらくすると、先客の団体さんがお帰りなり、

 

 失礼ながら、絶景に靴下を干させてもらいました。

 

だって、家の中じゃ ほんとに何も乾かないんですもん・・・

 

19時過ぎから干し始めるが、天日干しはすぐ乾いた。

 

 誰もいなくなった屋上は、私の為のアルハンブラ。

 

あぁ なんて素晴らしいんでしょう!

しかし・・・ ビールには激しい自然現象が伴う。。。( ;∀;)

おしっこ・・・ 近いのだ・・・

しかも!ここから家のトイレまで遠い!

階段、降りて・降りて・降りて・降りて・・・

裏階段の鍵 開けてー 家の鍵 開けてー 

ちびりそうである

そして、また 階段、上がって・上がって・上がって・上がって・・・

呑み始める

結構 忙しい。

 

  

 

もう、いっそのこと!

 

 

 

ここで  と・・・

 

冗談はさておき。

 

 

 

素敵な時間が来ました。

 

  実に、私らしい最後の晩餐だ!

 

酔う。 景色に酔う。 こうしてる自分にも酔う。

 

 

グラナダを独り占めです。

 

 

「 最高ー!」 なんて安っぽいよ。 

でも それ以上の言葉が見つからない。

最高の上は何でしょう?

 

 

グラナダ最後の夜は私はひとり、 自分らしい時間を 最も自分らしく、

この上ない 4時間を過ごしました。

これが私のマイウェイ ♪

 

 明日の今頃はもう、ここにはいません。

 

 [ スペイン旅行記 その12 ] へ続く。

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