2021/11/23
7:15 起床、8:23 出発。
2日ぶりに青空が来た~!
空が青いだけでテンションあがる。
鹿児島空港ICから、
指宿スカイライン 山田ICまで高速を使う。
今日の観光はビジーだからね。
指宿駅の観光案内所で「砂湯」はどこでやってるか尋ねる。
正確には「砂湯」ではなく、「砂むし湯」と言うらしい。 なるほどね。
海岸のあちこちで「砂むし湯」をやってるのかと思ったら、コロナのせいか?1か所だけだと教えてもらった。
[ 砂むし会館 砂楽 ] なんや ハワイアンやな。
指宿と言えば!砂むし湯でしょ! ここは私の強い希望で立寄った。
蒸されてる写真を当ブログにあげたかったのに、
砂むし現場は撮影禁止だった・・・
館内に入るとまず料金表。
初めてだからよくわからん・・・
首元と髪を砂から守る「砂よけフェイスタオル」と「浴衣」はマストみたい。
+ バスタオル = 1,500yenなり~
現場は撮影禁止なので描写は私のつたない文章で。。。
更衣室で浴衣に着替え、出入口に置いてるビーサンを履き、ココ(←写真)を歩いて現場の砂浜まで降りる。
ビーサンの鼻緒が固くて歩かれへんし、素っ裸に浴衣一丁なので心もとない。
すだれの屋根が並んでる、この下が砂むし湯の現場。
ベビーカステラの焼き台のように、人が寝そべるための窪みがずらりと掘ってあった。
首から頭にかけてフェイスタオルを巻き付け、スタッフに支持された窪みに横たわる。
体の凹凸がすっぽりはまるよう、うまい具合に掘られていた。
横たわるとスコップでどっさり砂をかけてくれ、顔だけが出る状態になる。
砂は適度に熱く、適度に重く、心地良い。
入浴時間は10分くらいと言われ、掛け時計を目安に自分で上がりたい時に上がる。
あまり長湯すると低温やけどするんだろね。
じんわり汗が出てきたような気もするが、砂自体が湿っているので汗かどうかわからない。
人が汗をかいた砂の上に寝るのは気持ち悪いと、相方はちょっと不愉快そうに10分で上がったが、私はあんまり温まってない気がして15分間楽しんだ。
(砂は熱や塩で殺菌されるから大丈夫らしい。)
上がる時はただ単に起き上がり、個々それぞれ自由に帰る。
どっさり砂をかけられてても案外サクッと起き上がれる。
温まってないのか少し寒さを感じながら、べったりした砂だらけの体で来た道を戻る。
砂の温泉の後はお湯の温泉が待っていた。
立派な温泉施設があり普通に日帰り温泉を楽しめるが、今日の我家はハードスケジュールなので烏の行水で出発した。
砂むしに入ると心拍量が増えて体の深い所の体温が上がり、普通の温泉の3倍から4倍の効能があるらしい。
砂から出たときは寒さを感じたはずなのに、車に戻ると熱かった~。
さすが 砂むし湯!
砂むし湯の駐車場に咲いてた花。
ハイビスカスよね?
ホカホカの体で移動
次は相方の希望する [ 知覧特攻平和会館 ] 。
非常に多くの石灯籠が知覧特攻平和会館へ向かう沿道に並び、私たちを切なく迎えてくれる。
特攻勇士の数1036名分の慰霊灯籠を立てる計画で、実際には1290基建立しているそうだ。
[ 知覧特攻平和会館 ] の中の殆どは撮影禁止。
特攻隊が両親や恋人に宛てた手紙(遺書)が数多く展示されている。
「軍人はお国のために命をかけるのは当たり前」
従順で切ない遺書ばかり。
来館者の多くが目頭を押さえながら読まれてます。
戦争なんてあってはならないのに、なぜ繰り返されるのか。
大切な命が一瞬にして散ってしまう。
プーチン大統領にも是非ご家族でご来館いただきたい。
残念ながら我家は次のミッションに急かされ、たった30分ほどで退館せざるを得なかった。
次回来る時は是非、数時間を費やしたい。
次のミッションは!本州最南端の佐多岬!
佐田岬は桜島を挟み鹿児島湾の対岸にあり、
ぐるりと回るとかなりの距離があるのでフェリーにてワープ。
鴨池から垂水港へ。
この時期はこのフェリーで対岸に渡るのが最短だった。
14:40発 15:30着。
短距離カーフェリーなのに食堂があった~!
そーいやーー 今日は昼ごはんを食べる暇もなかったよな。。。
ジモピーに人気らしく、私も続いて並んだ。
相方:きつねそば 520yenなり~
私:きつねうどん 510yenなり~
ごぼ天が入ってるところが鹿児島(九州)っぽいのかな~?
噴火ニュースでしか見たことがない桜島。
今日は穏やかでよかった。
珍しいのは、フェリー料金の支払いは出発港ではなく到着港の料金所。
車と人間ふたりで2,500yenなり~
小腹サポートのため道の駅で休憩。
野菜、やっす~い!
当たり前だけど、11月下旬の北海道とは全然違うね。
初の紅はるかを小腹に入れてみよう。
紅はるかって、ホクホクではなく べちゃべちゃなんや・・・
持つ手(指)までも べちゃべちゃになるくらい蜜がでている。
甘く 腹持ちがいい。
早く岬に着かないと日が暮れる。
沈む太陽を追っかけるように走る。
[ 本土最南端 佐田岬 ] ゲート通過。
お~遂に着いたぞ! 本土最南端!佐田岬!
日没には間に合ったけど、
曇天のため屋久島などの島々は殆ど見えなかった。
復路は真っ暗なので 今晩何を食べようか、そればかり考えていた。
鹿児島の旨い地鶏を食べたい!
庶民的なチェーン店の地鶏屋さん。
桜島の噴火のように私の期待は燃え上がってきた。
自分で焼きながら食べるらしい。(焼肉屋の地鶏バージョン)
今日も1日お疲れ様! 大ジョッキーが癒してくれる
相方は呑まないので鶏めし(小)。
大根サラダと、
黒さつま地鶏の炙りたたき。
甘めのポン酢で私好みではなかった・・・
溶岩焼きの盛合せ。
個人的感想は全体的に期待ほどではなかった。。。
本日の晩酌 6,620yenなり~
日本列島縦断旅行 23日目 妙見温泉ー霧島ー佐多岬、走行距離 396km。( +フェリー)