5月14日(土) スペイン(グラナダ)5日目。
今朝は家主が朝ごはんを作ってくれた ♪
私たち二人の間に殆ど会話はないが、嫌われてはない様だ。
シリアルの一種なんだろうけど、もさもさ ゴロゴロ する、スッゲー 口当たりの悪い食べ物で、
食べるのに時間がかかったが、せっかく作ってもらったので一生懸命食べた。
ありがとう♪ ごちそうさまでした (^^)/
予報によると、今日から天気は安定してくるようだ
それを見越してか、私が滞在して以来 家主が初めての洗濯をした。
パティオ(中庭)に干す、家主。
天気はいいけど、狭い中庭には日が入らないし 風もあまり通らない。
私の着たきりすずめの長袖シャツを洗濯したいが、乾かないと困るので洗えない
相変わらず肌寒い家の中だけど、今日はシャワーを浴び、体を清め、お出かけしよう!
我家の路地から見える空が好きだ。
今日は青いから、いつもよりもっと好き。
おぉ、愛しのスペイン momo がいた!
「私の娘はこの子なんですよ♪」
と 私は iPhone 待受けの momoの写真を見せ、momo似のこの子を ナデナデ させてもらった。
もちろん言うまでもないが、本物の momo とは比較できないほど おりこうさんだった。
今日は天気もいいから ちょっと足を伸ばし、アルバイシン地区 へ行ってみよう
散歩にちょうどいい、すがすがしい天気 ♪♪
ストリートミュージシャンですな・・・ こん時 「パープルレイン」 (by Prince) を歌ってました。
「パープルレイン」の弾き語りなんて、外国らしいねー♪
毎日ウクレレをしょって歩く、私
いつでも・どこでも弾けるように!と。。。
機会をうかがってますが、まだ人前で弾く勇気などありません
「 サクロモンテ には行ったの?」と ギター工房のお父さんが言ってたなぁ。
右に曲がって、行ってみるか。
全く観光の事を調べてないので、何も分かってない私。
ここからは 洞窟フラメンコ (タブラオ) が点在します。
18年前、この辺りの洞窟フラメンコを見に来ました。
当時、アルバイシンと言えばはちょっと危険なエリアだったので、送迎付きのフラメンコツアーバスで来たものです。
今回 こうして自分の足で歩くと、よーく街の風景がわかり記憶に刻まれます。
最近では観光客が多いせいもあって、治安も良くなったそうです。
詳しくは存じませんが、
宗教的に複雑な歴史がこの地域を作り、迫害から生まれた叫びが フラメンコ になるようですね。
何を歌ってるか私には分からないけど、
だからこそ、踊り手はあんな恐ろしい牛のように踊るんだなー。
私にとっての音楽は、本能のままです。
リズムとメロディしか感じてないので、歌詞の意味が分からなくても気になりません ^^;
フラメンコ目的じゃなく、洞窟住居を見て歩くだけでも楽しい。
18年前の記憶では、ゴミやフンなどで汚かったスペイン。
走る車も、もっとポンコツ車が多かった。
今回は色んな面で、スペイン全体が洗練された感じがします。
いいのか、悪いのかね~
ずいぶん高いところまで、歩いて来ました。
アルハンブラ宮殿。
どこから見ても、かっちょいいー
ガイドブックなどで よく見かけるお家です。
PUKAPUKAの外壁も、いつかこうなるかも・・・
適当に歩いてるので、この先に何があるか? いつも分かってません。
私が日本語を喋れる相手は、犬と猫だけ。
しかし、相手は無口です。
登山に近い。
でも、何かが見えてきたぞー。
修道院のようです。
暑くなってきたので上着を脱ぎましょう。
ついでに一曲、想い出に刻むか。。。
と 観光客もまばらなので、ウクレレ弾こうよ。弾くぞ!
・・・ 自分で自分のケツを叩く 私。
あーーー、やっぱり無理。。。
はずかちーーーよ
しっぽを巻いて、来た道を戻りました 。。。
そしてまた 適当に歩きだす
後ろ姿ですが、
BARのお客さんに、聴かせてる演奏隊。
ラテン系のいい音楽です。
いいなーこんな生活。
なんで日本はこうじゃないんだろ・・・
絶景の昼寝。 外国の人は絵になりますなー。
晩メシまでの休憩のため、一旦 家に帰る事にしましょう。
日課である お父さんのギター工房に寄って、
「サクロモンテへ行ってきたよ。」 と報告。
「ふーん。」って作業を続ける、お父さん。
「明日の夜はサクロモンテへ、フラメンコを見に行ってくるよ。」 などと、いつもの無駄話をし、帰宅 &
休息。
今夜は今回初めての 外飲み にしようと、昨日から決めていた (^O^)/
昨夜 家主に何の仕事をしてるか聞くと、BAR(バル)で働いている。 と言うではないか!
せっかくだから、家主の勤めてるBARに行ってみよう♪
家主のBARはどこなのか?
ほとんど活用していない地図に印を入れてもらい、BARの店名も書いてもらった。
さーて、晩メシ ♪ 外飲み ♪♪♪
歩く大道芸人。
路上で演奏した 帰りかな~?
18:15 で 23℃。 天気がいいと温かい♪
ここにもいる ストリートミュージシャン。
いつも ウクレレしょってるくせに、勇気のない私
ちょっと道に迷ったけど、家主のBARに到着!
19時過ぎの晩酌は、スペインではチト早いけど、
始めましょ~
家主は厨房担当のようで、時々出来上がった皿をカウンターに置くだけで、表には出てこない。
大汗で動いている。
「オラー!」と私と家主は挨拶を交わしたので、他の店員さんにも家主の知合いだと認知されただろう。
撮る前に飲んでしまったビア と、タパス。
注文してないのに、タパス(今回はポテサラ) が出てきたど!
もしかして、家主からのお気持ちかしら・・・?
スペインの ポテサラ は、18年前・15年前に何回か食べた。
以前のスペインのポテサラは私の口には合わず、完食したくない味 だった ^^;
やっぱり私はマヨネーズベースのポテサラが好きなのだ。
でも、今回のポテサラは・・・完食できた。
私がこの味に慣れたのかな~?
私の注文したアテは、イベリコ
やっぱりスペインと言えば、イベリコだべさ というわけです。
見た目よりバゲットの上に沢山のっかったイベリコ。
美味しくいただきました (^^)
BARでの注文。
店員さんがオーダーを伝票に書いてる姿を見たことがありません。
こっそり陰で伝票つけてんの?
それとも、記憶力すごいんだ~ って感心してました。
でも次の日、レシートでこのお勘定の内訳をみたら・・・
飲んだ ビア 2 ワイン 1 なのに、ビア1 しかついてなかった・・・
家主の知合いだからって、オマケじゃないでしょ?
伝票 つけ忘れかな?
合計 10.95€ と、格安な飲み代で大満足 ラッキー!
私は店内で飲みましたが、お店の外もにぎわってます。
ちょっと話題はそれますが・・・
BARを バール と読むのは イタリア で、
バル と読むのは スペイン ですよね?
でも最近 流行りなのか、スペイン料理を出してるわけじゃないのに バル と店名につける店が非常に多い。
スペイン好きの私としては、ちょっとした この矛盾が・・・ひっかかります ^^;
21:30 はしごせず、帰路に着く。
前回のイタリアより、やっぱりラテン的だよねー
22時 過ぎたら、やっと夜。って感じ。
生ハム・ハム・ハム・・・
赤ちょうちんに引き寄せられる日本人(私)。
でも 寄りませんよ。
路地好き。 路地にそそられる。
夜の街は美しい
最後は我家の路地で終了。
今夜も私の為に、アルハンブラ宮殿が輝いてくれてます
晩酌しながら LINE して、就寝です zzz ZZZ
[ スペイン旅行記 その10 ] へ続く。