猫の写真は本文と何の関係もなかったりする…
このあいだ、久しぶりに長野県の山に行くことができました。
近々予告編を作る予定ですがその前に。
今プカプカの左足首は腫れています。 山で捻挫しちゃいました。
入念に足腰のストレッチをしてから登り始めようと、張り切って屈伸運動をしました。
固まった足首もしっかりほぐそう。クリクリ回転。
その瞬間、ザックを背負っていつもより重くなった体重が、左足首を必要以上に外側にひねり倒してしまったのです。
くるぶしの下の辺りから、なんとも気持ち悪い音が聞こえました。『ピチッ』
イテテテテテ!
ああ なんか、まずいことになった気がする…
ズキズキというか、ズクズクというか、なんだか重い痛みが消えません。
これは、登山なんてしてる場合ではないのでは…
場所は長野県。最近のプカプカがひとりで運転していく距離にしては、過酷なレベルです。
がんばってがんばって6時間かけてようやく来れたのに、ここでおしまいなんてイヤだよー
歩いてみると何とかなりそうなので、靴紐をしっかり締め直して登ることに決めました。
テーピングも湿布も持ってるのに、歩けるからいいやと気楽に考えてその時はすぐ処置しませんでした。
こういう小さな行為でも山を甘く見てる自分に改めて気付かされます。
ヘタレプランだったので、距離も標高差も行程は楽なものでした。
一歩一歩を小股歩行にし、ふわりふわりとソフトに足を置くようにして登っている分には全く痛くならず、
むしろ筋力不足の方が問題で、ゆっくりやってもヒーヒーハーハー。ヘタレなりにもどうにか登頂して、
お昼ごはんのあとでようやく靴をぬいで、足首の様子を見てみました。
まだ腫れてなかったけど、くるぶしの後下をそっと押しただけであきらかに痛い…
テーピングしようか迷い、結局湿布だけ貼って済ませました。
こういう時のためのテーピングなのにプカプカは、足首固定の正しい巻き方を知りません。
でもテーピングに躊躇した理由は実はもうひとつあるんです。あの強固な粘着力がどうしても肌にあわず、
これまでにも何度となく靴ずれ対策に貼って、いつも皮膚ごと剥がれてしまう痛みを体験していたので、
できることならテーピングを足首に巻くことは避けたかったのです。
そういう人のために直貼り防止用の保護テープが売られてるんですよね。
(皮膚がテープと一緒に剥がれる時って超痛いんです。思い出しただけでブルーになります…)
湿布とステッキがあればまぁ大丈夫だろうと下山し始め、この時ようやくことの重大さを実感しました。
痛い! もんのすごーーく痛い!!
登ってる時にはなんでもなかったのに、下る時にほんのりひねったり衝撃が加わるだけでも激痛におそわれます。
はうっ ぐおっ むがっ ふぐぅ
痛い方の足をうっかり石の上に乗せて、ちょっとでもころっとしたら超激痛でしばらく動けなくなるので、
ゆっくり慎重に、足を置く場所を見ながらかばいかばい下りました。
高低差が大したことがなかったからよかったものの…
大きな山だったらもちろんあきらめてただろうけど、ヘタしたら遭難ものだぞ!
もうこれは計画変更するしかない…
ありがたいことにその山は高原道路の上にあるので、歩いて下りている途中からもバスに乗って麓まで下りられます。
計画していた紅葉満喫ハイキングプランは台無しになったけど、
ひとつ登頂できたし、無事にバスに乗って車まで戻ることもできたし、ひとまず安全に終えました。
かえり道、猛烈にひとり反省会を繰り広げたのは言うまでもない…
(なんつっても自爆なので。ストレッチして傷めたってのがおバカさん過ぎる)
そして数日たった今、その足首はぷっくらと腫れています。び、病院ですか…?
病院は嫌いなんだよーう
家の階段を下りるのはつらいけど、割りと普通に歩けて日常に問題はないので、
もう少し様子を見て安静にしてみようと思います。
山が紅葉している内に、来週もどこかに行きたいと思ってるんだけど…
もしかしたら「今は来なくていい」って言われてるのかな。
運転がつらいという理由で山に行けないと、いつも自分を責めてしまうプカプカです。
でも足の怪我が理由なら、仕方ないとあきらめられるのかもしれない。
ものごとは捉え方次第。
どちらにも転んでいきそうな出来事をどう受け止めていくかは、自分次第です。
はてさて、どうしよう。
ねんざした山のレポートはこちら。乗鞍岳です→
そんでもって次の週、結局がまんできずに登った山はこちら。那須岳(予告編)→
★このねんざから二ヶ月後のおはなし★
↓
『治らないねんざ 』