今回の入院では、病院内の緩和療法チームのお世話にもなりました。
主治医による癌への治療と並行して、癌患者の心身両面の苦痛や苦悩に対応してくれます。
チームは腫瘍内科医、精神腫瘍医、専門教育を受けた看護師、緩和ケア担当の薬剤師から成ります。
今までは、癌自体よりはむしろ抗癌剤の副作用との闘い(闘いと表現するのはちょっと大袈裟かな?)だったような気がするのですが、今回ばかりは癌自体が原因の高熱と疼痛があり、これを鎮痛解熱剤で抑えながらの癌治療でした。
退院した今もそれは変わりありません。
鎮痛剤の効果が薄れてくると、まずは頭痛が、そして肺の痛みと高熱が戻ってきます。
今はまだ軽い鎮痛剤を用いていますが、場合によってはどんどん強い薬になって行くのでしょう。
今のところ、なんとか抗癌剤治療を受けていますが、いつの日か治療が有効ではなくなる日がやって来るでしょう。
私的には、その時がカウントダウンの始まりかなと思っています。
その折りにはホスピスでお世話になる事になるのかなぁ。
準備だけは早目にしておきましょ!というわけで、入院中に主治医と緩和チームの看護師さんに相談。
翌日には病院のソーシャルワーカーさんから、そのへんの詳しいお話を伺うことができました。
私の住んでいる市には、緩和ケア病棟(ホスピス)を有する病院は2カ所。
両親が一般病棟に入院していたことがあるので、お馴染の病院です。
どちらも凄い順番待ち状態だそうです。
まずは登録しておかない事には順番も回ってきません。
登録するに当たっては、それぞれの病院での家族面談が必要です。
電話で面談予約をとってから、一つの病院はほぼ3週間後の昨日、もう一つの病院は見学はすぐにさせて貰えましたが(夫と姉が行ってくれました。)、面談は12月に入ってから。
というわけで、退院時に主治医に書いて頂いた紹介状と、検査フィルム一式、私の書いた問診票を持って、夫と姉が昨日面談に行き、登録も無事済ませてくれました。
帰宅した夫、そして姉からの報告の中で、私が一番「ほほう!」っと反応したのは、『ペットも面会に行っていいんだって。』のひとことでした。
それは嬉しいではありませんか!
でも我が家の猫ちゃん達にとってはどうなのでしょう?
私に会って嬉しく思う前に、知らない所に連れてこられて大パニックを起こしかねませんね。
う~ん、悩みまする・・・ってまだホスピスに入院もしていないのに。あはっ!
そして私が2番目に反応を示したのは、『アルコールも飲んでよい。』でした。
わっはっは~♪ やったぞ♪やったぞ♪
病室の冷蔵庫は常に白ワインでいっぱいにしておきましょう♪
楽しみ♪ 楽しみ♪
あれやこれやと今から妄想する私・・・ふふふ・・・
肝心のホスピスとはどういう所か?については全くと言っていいほど書けていませんね。
12月にもう一件登録した時に、少しましな記事が書けるかも。
あくまでも、「かも?」ですので。
今回もコメント欄は閉じています。