2008年1月22日 11:00 抗癌剤治療1コース1回目開始
1、 生理食塩液100mlを30分
2、 生理食塩液50mlとナベルビン(抗癌剤)33mgを6~10分
3、 生理食塩液500mlを1時間
4、 マンニットールS(尿量を増やす)300ミリリットルを1時間
5、 フラクトラクト(電解質捕液)500mを1時間
6、 生理食塩液100ml、カイトリル(吐き気を抑える)、
ソルメドロール(アレルギー反応を抑える)500mgを30分
7、 ランダ(抗癌剤)100mgを1時間
8、 生理食塩液500mlを1時間
9、 フラクトラクト500mlを1時間
10、マンニットールS300mlを1時間
11、ラシックス(尿量を増やす)
以上の点滴を途中トイレ休憩を入れながら18時20分に終了。
※抗癌剤の投与量は患者の体表面積から計算される。
点滴時には血管痛が出現。血管が痛いなんて初めての経験。
ホットパットを当てながら継続。
抗癌剤注入中に腰に鈍く強い痛み発生。
この時、腎臓がどうにかなってしまったようだ。
1月23日、24日、尿量を増やす薬と水分の点滴。
吐き気と嘔吐始まる。何も食べられないし何も飲めない。お薬も飲めない。
1月25日~31日、点滴による吐き気止めと栄養補給。
殆ど点滴に繋がれた毎日を送る。
座薬の吐き気止めも使用。
この間に誕生日を迎える。病院から缶入りビスケットのプレゼント。
ありがとう♪
でも、折角のご好意だが食べ物は見るのも嫌だ。食べ物の話を聞くのも御免こうむる。
痛いのは我慢できるが、吐き気は駄目だ。う"~・・・きもちわり~・・・
最低の気分のバースデイ。
でも、こうして生きている事に感謝、生かされていることに感謝。
忍!忍!
1コース2回目は1週間後の1月29日の予定だったが、敢え無く中止になった。
副作用がことごとく強く出たのだ。前回書いた各種副作用が。特に腎臓障害。
1コース1回目の10日後辺りから骨髄抑制も出て血液成分の値がハチャメチャ。もうふらふら。
この手の抗癌剤は癌細胞の増殖を抑えるが、体の正常な細胞にまで作用してしまうのだ。
癌との闘いというより、抗癌剤の副作用との闘いだった。
気持の上では負けたくなかったが、体がS.O.S.を出したのだ。
抗癌剤投与2週間後ぐらいから髪の毛が抜け出した。普通じゃない抜け方。
覚悟はしていたが、やはりちょっぴり悲しかった。
日がな一日、パジャマや枕やベッドに落ちた髪の毛を粘着コロコロシートでとっていた。
全部抜けるタイプの抗癌剤ではなかったので1/3量程は残り、涼しい頭となった。
寒い季節なのに、風邪ひくやん!
でも6月頃から又ぽしょぽしょっと生え始めた
あの時は嬉しかったな。
※副作用の出方は人によって千差万別で、同じ抗癌剤を使用しても、とても軽く済む患者さんもいます。
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当時 病院にて撮影