2007年12月26日 退院後初めての受診。
術後のこの普通じゃない酷い痛みの原因を訊ねました。
手術で骨と骨との間の筋肉も切っているので、その部分の神経が圧迫されているのも一つの原因だろうと言う事でした。
結局、痛みは1年以上続きました。徐々にましにはなりましたが。
これには個人差がかなりあるようです。
入院中に、すでに自力で起き上がれたり、咳やくしゃみしても、そんなに痛くない人もいましたから。
この日の診察中に、やっと病理検査結果が届きました。
ありゃりゃ、やっぱり見事に残念賞!!
やはり私の癌は、かなり進行した物でした。
右肺上葉にあった一番大きな塊りは原発腺癌で、他の数か所のはそれが転移した腺癌でした。
同一肺葉内転移で、少なくとも3期の進行期にあるらしいです。
下葉の影も癌であれば4期。
私の癌はちょっと珍しいらしく、癌細胞がリンパ液や血液に乗って体を一廻りして、そして肺に戻って来て又そこに巣食うという、肺大好きの癌。
検査では肺の外への転移は、はっきりした診断はついていないものの、体のどこかにまだまだ癌がある可能性大有りで、すぐさま抗癌剤治療を始めないといけません。
一通り外科でその説明を受けました。
その後すぐさま内科でもっと詳しく説明を。
やはり抗癌剤治療は手術後あまり間を開けないほうが良いらしいです。
再検査しても、はっきりした癌は見つからないかも知れないが、ミクロの転移があるかも知れない。
それを出来るだけ叩くのは抗癌剤治療。
今の状態が続いて欲しいという期待をして抗癌剤治療をする。
大きくなってからでは遅いので、今の内に治療する。
進行期なので、治療をしても再発の可能性あり。
術後の治療はやらないよりはやったほうが良い。
出来るだけ抑え込む。
以上のような説明でした。
あとは、抗癌剤の副作用についての説明があれこれ。
一般的に知られている痺れ、脱毛、吐き気、白血球の減少により感染しやすく発熱、1~3%の死亡率、他色々盛り沢山。
一番気になる入院期間は?
今度の入院は4カ月は予定していて下さいと。
お正月は家で過ごしたかったので、年が明けてから再入院することに。
術後の痛みはまだ激しく、こんな状態で更に厳しい治療かあ・・・
私は頑張るのだ~!
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ラナンキュラス