カウントダウンはまだ

余命8カ月を遥かに超えて

抗癌剤治療の為の再入院  その5

2012-03-29 13:56:00 | 2008年のできごと

 

2008年2月26日 2コース2回目実施。

1、生理食塩液100ml、カイトリル(吐き気を抑える薬)

2、生理食塩液100ml、ジェムザール(抗癌剤)1271ml

3、生理食塩液50ml

所要時間1時間半程。あっと言う間に終わる。

 


3月13日 3コース1回目実施。2コース1回目と同じ内容。

3月21日 3コース2回目実施。2コース2回目と同じ内容。

4月 3日 4コース1回目実施。

4月10日 血液検査の結果が思わしくなく中止。骨髄機能が回復するまで延期。
       基準値より低いと「L」、高いと「H」の表示が付くがこの時は「LL」、「HH」が多数。

4月24日 4コース2回目実施。


以上で化学療法の抗癌剤治療終了。

 


副作用は骨髄抑制、吐き気、嘔吐、蕁麻疹、味覚異常、口内炎、脱毛など発生した。

骨髄抑制により白血球や好中球が減少すると、体の抵抗力が落ち、発熱したり口の中が荒れる。

対策としては、空気清浄機使用、手洗い、うがい、マスク着用、清潔、人混み(病院では外来ロビー、売店)

を避ける。生ものや果物は食べない。白血球を上げる注射。

ヘモグロビン減少時には、貧血、立ちくらみ、息切れ。対策は必要時には輸血。

血小板減少時には、出血しやすい、血が止まりにくい。

対策は、体を強くこすったり打ち身をしないように気を付ける、柔らかい歯ブラシを使用。

必要時には輸血。

輸血はしなくて済んだ。

 

吐き気や嘔吐は相変わらず続いたが、1コース目よりはましで、口当たりの良い物は食べることができた。

但し、白血球、好中球が減少時には抵抗力が低く感染しやすくなっているので、

生ものや皮を厚くむけない果物(イチゴ、ブドウ、さくらんぼ等)は避けなければならなかった。

あの時期は、たこ焼きが無性に食べたかったな。病院の食事にもたこ焼きが出る事もあったが、

あれは決してたこ焼きでは無い おばちゃん、たこ焼きにはチトうるさいのです。

ついでに病院のおうどんは毎回不味かった。どうしたらあんなに不味く作れるのか不思議。

あらあら、こんな不平不満を言っていてはいけません。

美味しいものも、そうでないものも、ちゃんと口から何かを食べる事ができる状況に心から感謝です。

美味しい献立も沢山あったのですよ。私は超薄味志向なので病院食の味付けは口に合います。

 

 

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庭のノースポール

 

 



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