『「早野黙れ」と言われたけれど・・・科学者は原発事故にどのように向き合うべきか(Business Media 誠 2011.12.29)』
ネットで見かけた記事のタイトルでは誰が何について、どっち側から意見を言っているか、分からなことが多い。
疑問に惹かれてクリックし、こういうことも有るのか、と面白かった。 . . . 本文を読む
これをキィワードにしてネットで検索すると沢山のサイトがヒットし、四十七士が討ち入り後に歩いた道を多くの人が辿っていることが分かります。
毎年12月14日には早朝から賑うようです。
堀部安兵衛の義父弥兵衛は77歳、武具を付けて12キロほどの道程はどんなだったか。
先日、日曜の午後、ふとその気になって、写真を撮りながら歩いてみようと行ってきました。 . . . 本文を読む
水元公園は、放射線量が高いためか、人影疎らでした。
小合溜で、釣り人の脇にアオサギが寄っていて、釣り上げたクチボソをくれるのを待っていました。
見ていたらフナが釣れたのですが、大き過ぎるからといって溜に戻し、アオサギは放されたフナを追おうとして叱られていました。
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竹内薫(著) 2005 アインシュタインをめぐる70のミステリー
これは見開き2頁毎にタイトルが付けられ、大きな挿絵があって読み易く、分かり易い。
大人のための絵本という感じ。
この本の最も肝心な部分は
Q27:相対性理論のおおまかな枠組み。
A:光の速度は一定らしいこがわかってきました。そこでアインシュタインは、次の2つの前提から出発することにしたのです。
1) 相対性原理
2) 光速度一定の原理
アインシュタインは、エーテルという絶対基準の存在を否定し、それを「光速は一定」という原理に代えたのだ、と。
ニュートリノの速度を測ったら光速を超える値を得たというニュースが有り、この本が改めて関心を呼んでいる所以。
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イザナギとイザナミの夫婦が産んだ最初の子がヒルコ。
3歳になっても立たなかったとかで葦船に入れて流し去った。
記紀はその後のヒルコについて何も書いてない。
古今和歌集には、ヒルコが竜宮に流れ着き、竜神に育てられたという話が載っていているらしい。
葦船が西宮に漂着しヒルコはエビスとして祀られるようになったという話は「太平記」が最初らしい。 . . . 本文を読む
最初に「ミクロな世界とマクロな世界に境界線はない。
世界はあらゆるスケールにおいて量子力学に従い、古典力学はその近似値に過ぎない。」と指摘。
最後に「古典力学では時間と空間が最も基本的な概念だった。
量子力学では量子もつれが最も基本的。 ・・・
さらに重力それ自体も力ではなく、他の力の量子的あいまいさから生じたノイズの残りに過ぎないのかも知れない。
量子のレベルでは重力は存在すらしないのかも知れない。」と結んでいる。
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一見アインシュタインの顔だが、目を細めたり離したりするとマリリン・モンローに見える。
「ひも」理論の間の双対性の比喩として引用してあった。
10次元の時空を仮定する「ひも」理論は5種類あり、「ひも結合定数」を推定する近似計算法でパラメータの使い方が異なり、2つずつ互いに双対関係にあるが、11次元の時空なら厳密解が有り、1つのM理論として統一できる、と。
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アインシュタインの一般相対性理論の方程式は10本あり、各方程式が他の方程式に複雑に依存している。
アインシュタインの「宇宙定数」は空間構造を満たしている目に見えない「暗黒エネルギー」の量を特定し、普通の物質が生む引力的重力を打消す斥力的重力になる。
アインシュタインは宇宙が静的だという先入観でこの定数を導入したが、どのように生じるかまで言及していない。
量子力学の不確定性原理によれば、量子場に「ゆらぎ」があり、空の空間でも活動が生じるという微視的メカニズムが寄与している、と。
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原題は
The Hidden Reality:
Parallel Universes and the Deep Laws of the Cosmos.
文中では、Reality は「宇宙の実像」あるいは単に「現実」などとしてある。
われわれに知っている宇宙には境界(あるいは限界)が有り、
その向こうに別の宇宙がある。
こうした宇宙の本質の解明に、日常的経験は役に立たない。
実験や観測も通じない。
数学的方法だけが理論を導く、と。
数学的議論が抜けているので哲学の復活かと誤解を招きかねない部分もある。
また、数学で「隠れていた世界」が明らかになったと受け取るとしたら、それも誤解。
Hidden Realityとは、この世界を理解するための「潜在変数」のようなものだと理解したら、多少数学的と言えるのではないだろうか。
それにしても色々な多宇宙の考え方が有って面白い。
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