海外青年協力隊員の話。
エルサルバドルは中米の人口約40万人の小さな国。子供たちはボールを投げることもできず、小学校には体育館も体育授業もない。この国では体育・音楽・図工などお金のかかる授業は義務化されていない。学校ではボール一個ですむサッカーばかりやっている。体育は身体機能が発達した子供だけのためのものと考えているようだ。
エルサルバドル人は、「ププサ」というトゥルティージャ(トウモロコシ生地)の中に豆などを入れて丸く焼いた食べ物(2枚も食べればおなかいっぱいになる)を、一度に5枚も6枚も食べる。女の人もよく食べる。お肉がはみ出るくらい太っていることがいい文化なのだ。
この国では79~92年の内戦のせいで発展が遅れており、敗戦後の日本を見習いたいと思っているるようだ。米国の援助でモノはたいへん豊富だが、ゴミの始末ができていなくて街中ゴミだらけ。スコールが降るとそれが海に流れ出し、太平洋の鳥が死んでしまうという問題があってもみんなぜんぜん無関心。
数年前に700人が亡くなった大地震があった。日本からも15人のNGO医療団が来たが、派遣が決まるまで時間がかかり到着したのは二日後で、せっかく持ってきた手術・医療セットは役に立たなかった。同じ頃発生したインド大地震では翌日にはもう食料などが到着したそうだから、日本の援助というのは「アジア第一」で、中南米はまず米国に任せたいのかも。しかしその後も継続的に息永く復興援助しているのは日本だし、ハリケーンで流された橋を復旧するのもいつも日本。エルサルバドルにとって日本からのODAは有効だし、日本が途上国を援助することも当然だと思う。
エルサルバドルは中米の人口約40万人の小さな国。子供たちはボールを投げることもできず、小学校には体育館も体育授業もない。この国では体育・音楽・図工などお金のかかる授業は義務化されていない。学校ではボール一個ですむサッカーばかりやっている。体育は身体機能が発達した子供だけのためのものと考えているようだ。
エルサルバドル人は、「ププサ」というトゥルティージャ(トウモロコシ生地)の中に豆などを入れて丸く焼いた食べ物(2枚も食べればおなかいっぱいになる)を、一度に5枚も6枚も食べる。女の人もよく食べる。お肉がはみ出るくらい太っていることがいい文化なのだ。
この国では79~92年の内戦のせいで発展が遅れており、敗戦後の日本を見習いたいと思っているるようだ。米国の援助でモノはたいへん豊富だが、ゴミの始末ができていなくて街中ゴミだらけ。スコールが降るとそれが海に流れ出し、太平洋の鳥が死んでしまうという問題があってもみんなぜんぜん無関心。
数年前に700人が亡くなった大地震があった。日本からも15人のNGO医療団が来たが、派遣が決まるまで時間がかかり到着したのは二日後で、せっかく持ってきた手術・医療セットは役に立たなかった。同じ頃発生したインド大地震では翌日にはもう食料などが到着したそうだから、日本の援助というのは「アジア第一」で、中南米はまず米国に任せたいのかも。しかしその後も継続的に息永く復興援助しているのは日本だし、ハリケーンで流された橋を復旧するのもいつも日本。エルサルバドルにとって日本からのODAは有効だし、日本が途上国を援助することも当然だと思う。
