

今朝の長崎新聞の記事からです。
不審者から声を掛けられた時などに、ボタンを押すだけで警察署に直接連絡が
出来る「こども緊急通報装置」の運用開始式が佐世保市高梨町のたかなし公園
であった。
長崎市内のニ署管内で既に運用。それ以外では初めてで、佐世保署管内の公園
やスーパーなど五ヵ所に設置。約1メートルの高さにある通報ボタンを押すと
、赤いランプが点灯、「ピーピー」と音がし、同署につながる。
式では同署員が装置の仕組みを説明し、小学生数人が実際にボタンを押し、署
員と会話できることを確認した。
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このような緊急通報装置の設置が長崎県内でも増加しており、全国的にも
同様の装置や「スーパー防犯灯」の設置が増加傾向にあります。
この「こども緊急通報装置」は警察署側からはカメラで現場の様子も確認
出来るようです。
このような装置が多くなってくれば、そのエリアでの犯罪発生率の減少が
期待できるかもしれません。しかし、これらの装置の設置と同時に設置された
公園施設の整備なども防犯や安全面上重要です。
例えば、遊具の安全性を定期的に確認したり、公園施設内の施設の点検やゴミ
拾い、落書きの除去、樹木の伐採をして公園の周囲からの視認性を確保したり、
部分的にフェンスを設置するなどして外部からのアクセスを制限したりと本当
に様々な対策が可能です。また、地元のシルバー人材センターの方などに依頼
して公園のパトロールなどをしてもらったり、公園の利用者同士でお互いに子
ども達の安全を確認し合うなども一つの方法です。このような様々な対策が実
施された上で万一の場合の対策として「こども緊急通報装置」があるという位
置づけです。
また、万一の対策の一つとして、不審者をいち早く見つけて避難したり、安全な
距離を取ったり、周囲の大人に助けを求めたり、不審者からの抱きつき、掴みな
どの状態から逃げるといった行為を学ぶ事も重要だと思います。このような練習
は決して文字や写真で理解して実行可能なものではありません。
子どもが竹馬や自転車などに乗る時、それらをわざわざ文章にして勉強させる
親御さんはいらっしゃらないでしょう。これらは実際に自分の体を使って何度も
失敗を繰り返し乗り方を身に付けてゆくものです。このような事も是非、防犯教
室で勉強され、親子で反復して練習下さい。
最後に、先日(4/10)我々の防犯ボランティアグループの児童や親向けの防犯
教室の開催などのボランティア活動の功績が認められて、私の勤務している警備
会社の本社の社長から功労賞を頂く事がきました。この場をお借りいたしまして
ご報告させて頂きます。

kenさんは、決して賞をもらうために取り組みをしている訳ではありませんが、「子供の安全のためにありがとう」「ごくろうさま」「これからもよろしく」の意味のものと思います。
私は素直に嬉しいです。
労をねぎらう気持ち、感謝の気持ち、大切にしたいですね。
「労をねぎらう」「感謝する」こういうことを言葉にしたり
カタチにしたり って大事ですよね
Kenさんが勤務されてる警備会社の本社の社長さん・・素晴らしいデス (^^ゞ
演を見て、私の上司が本社に上申書と一緒にテレビ出演のビデオテープを郵送したりと色々と手配してくれたようです。私も素直に嬉しく思いました。副賞まで頂き、それで海外の武術のDVDを購入するようにしました。それらをまた防犯教室に活かしてゆくつもりです。