防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

散歩中の79歳を包丁で刺す、17歳少年逮捕…千葉

2006年05月31日 | 子供の防犯


散歩中の79歳を包丁で刺す、17歳少年逮捕…千葉


 30日午後5時ごろ、千葉県松戸市新松戸北の路上で、散歩中の同市、
無職男性(79)が、後ろから歩いて近づいてきた若い男に背中を包丁で
刺された。傷は肺に達し、男性は重傷。

 近くにいた人からの110番通報で松戸署員が駆け付けたところ、現場
から50メートル離れた路上にいた同市、定時制高校2年の少年(17)
の近くに血の付いた包丁(刃渡り約15センチ)が落ちており、少年が容
疑を認めたため、同署は、殺人未遂の疑いで緊急逮捕した。

 調べに対し、少年は「世の中が嫌になった。(人を)殺すつもりで家か
ら包丁を持ち出した」と供述しているという。少年と、刺された男性は互
いに面識がないという。

ヤフーニュース

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17歳少年による通り魔事件です。

容疑者の少年は「世の中が嫌になった。(人を)殺すつもりで家か
ら包丁を持ち出した」と供述しているそうです。

今回はたまたま運悪く、79歳の無職男性が背後から刺されましたが、
加害少年の前を子供たちが歩いていたらどうでしょうか?
きっと幼い子供たちが事件の被害者になっていたでしょう。

非常に残酷な事ですが、実際に登下校中に児童が切りつけられる事件は
案外多いものです。

我々の防犯教室でも児童を対象にした「刃物に対する護身術」の訓練を
防犯教室の中で行なっています。当然、任意で行なっており、受講希望
されるお子さんや親御さんにはご説明致しますが、「うちの子には受け
させたくない」という場合は強制は致しませんし、ゴム製ナイフを使用
するなど安全性も考慮しております(トップの画像はグループでの自主
練習の様子です)。

元々このような訓練も私の子供が保育園生の頃に「自分の身は自分で守
れるように」との気持ちで始めたものを、防犯教室のプログラムとして
取り入れたのが最初です。

もし、不審者が刃物を持っていた場合、自分の子供が傷つけられる可能性
を少しでも少なくする。言い換えれば「大難を小難に 小難を無難に」と
いう事です。極端な例なのかもしれませんが、私なりの「子供を守りたい」
という親心の表れだと思います。

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