F log
お世話になった方々へ心づくしの品を送る師走、西に住む方々へ千葉の豚肉を贈った。
とはいってもハムではなく生の肉でもない。
9 月に書いたこの記事、 とん亭 九十九 ( つくも ) のトップ写真にドーンと載っているポークソテーである。
牛肉文化たる関西に挑戦するわけではないが、豚肉の美味しさも知ってほしいとの思いから。 ( あとインパクト勝負も少し… )
その美味しさについては拙文よりも、送り先のひとりであるこの方がupされた記事をご覧いただく方がよいだろう。
ローストポーク / とん亭九十九 (千葉・山武)
グルマンとして東の地までその名が鳴り響く、hirorin330 さんのブログである。
食に関してたいへん信頼のおけるサイトである。
高評価をいただいて、贈り主としても千葉県民としてもホッとしている。
ところで美味しい味を届けられたのは 「 とん亭九十九 」 さんが、店舗の他に通信販売を始められたからである。
とん亭九十九のおいしい通販
西の地に贈ったのはポークソテー 300g だが、他にも美味しそう物が…
と、思ったのが伝わったのだろうか、とん亭九十九の御主人がサンプルにと通販の商品を数点お送りいただいたのだ。
最初にリンクした記事の写真を御主人が気に入っていただき、何枚か提供したのだが、その御礼も兼ねてとのこと。
そんなお気遣いをいただくほどよい写真ではなかったが、ご好意はありがたく頂戴することにした。
通販のリンクをご参照いただきたいのだが、自宅に到着したのは次の 5 品。
ロース生姜焼き
ロースみそ焼き
ヒレ生姜焼き
アジのなめろう
ポークソテー300g
50mm F2 Macro
ロース生姜焼き は調理された状態で真空パックに入り冷蔵で届く。
湯煎を5分行い、熱々の一人前がこの状態。
通販で真空パックにより送られてきた調理済の豚肉にどれほど期待できるだろう。
それらは思いっきり裏切られる。もちろん良い方にだ。
豚肉自体の柔らかさ、旨さ、手作り ( 生姜の繊維が見える ) のタレ がまた美味しい。
これ以上のご飯の友はあるだろうか。
50mm F2 Macro
それがあったんだな(笑)
トップ写真に選んだのは同じロース肉だけれど ロースみそ焼き 。同じく湯煎で 5 分。
これは旨い。旨い。旨い。
思わず三連呼してしまったが、この味噌タレはとにかく絶妙。
肉質の柔らかさ、脂身の特筆すべき旨さと相まって、とにかくご飯が進む。進む。進む。
公式に認めていない(笑)が、脂身大好きの F 嫁も絶賛。
クルンと丸まった部分の脂身なんてあなた、最高ですよ。ホント。
もう三合炊いてくれ~
50mm F2 Macro
次は御主人のブログの この記事 にもある、ヒレ生姜焼き 。
ヒレ肉と季節の野菜を生姜焼きのタレで炒めたものである。通販のリストには無いまさにサンプル品。
ヒレ??と言うなかれ。これもまた美味しいのだよ。
肉の柔らかさは奇跡だね。
そして前日の夕方に調理され、クロネコに担がれて遥々やって来たのに野菜はシャキシャキしている。
う~む、さすが房州ポーク、そしてとん亭九十九。
でも店で出来たてを食べたら、もっともっと旨いのだろうなぁ。
50mm F2 Macro
そして驚いたのはこの アジのなめろう である。
とん亭九十九さんは肉料理を中心としたお店なのだが、九十九里浜、銚子漁港も近いことから魚介のメニューも豊富だ。
その中から通販に選ばれたのが、「旨いから皿まで舐めろ(う)」で今や全国区になったなめろう。
もちろん漁港に揚がった新鮮なアジを使用している。
でも御主人によると「なめろう」という呼称はもっと南の方、安房地方の呼び方だそうだ。
九十九里浜周辺では「タタキナマス・沖膾(オキナマス)」と呼ばれるという。
漁師さんが沖(海上)で調理する為「沖膾」。
膾(ナマス)とは「ナマスに刻まれても文句は言えない」のように細かく切り刻む事である。
包丁で叩いて膾。叩いて伸ばす説もあるらしい。
ただ知名度から商品として販売する際には「なめろう」の名を使っているという。
細かな薀蓄はともかく、これまた真空パックを切って皿に盛っただけ ( 白ゴマはウチでかけた ) である。
それでまたとてつもなく美味しい。
今まで食べた「なめろう」のなかでベストかも。
御主人からのメールにあった追加情報を記す。
なめろうに関してですが、お茶漬けもおススメです。
ダシ汁(だしの素でOK)に塩・醤油(色付け程度)・味の素少々。好みの味加減で
温かい汁・冷やして冷汁(ご飯も冷やして)
九十九里地方では温かいご飯の上になめろうを乗せ、氷水をかけて
食べる習慣があります。
ゴクリ… これもたまらんなぁ。
50mm F2 Macro
そして最後は hirorin さんにも褒めていただいた ポークソテー 300g 。
脂身に敬意を表して、手前側にもってきた。普通は逆だよねぇ。
これは300gとボリュームがたっぷりなので、湯煎の時間も 12~15 分と長い。
ただその我慢の後には、確実に幸せが待っている(笑)
とん亭九十九はお店で食べても美味しいが、通販でも優秀であることが分かった。
完全手作りのため大量には注文を捌けないが、美味しいものに出会えることは確実である。
ウチからの距離だと実際にお店に伺おうか、通販を頼もうか悩ましいところ。
ご興味のある方はポチッとしてみてはいかがだろうか。
「なめろう」は、旅行番組や美食紀行のたぐいで紹介されるたびに辛口の冷酒とともにいただきたい、と思っています。氷水をぶっかけるのも通っぽくていいですね。古く、光源氏の時代に冷や水の茶漬け(ぶぶ漬け)がすでにあったようですから、伝統食の側面もあるかもしれません。
いえ、もう、入手方法はわかりましたのでどうぞお気づかいなく。Fさん、うっかりほめるとすぐ送ってくださりそうで、うかつにほめられません。(笑)
およそ漁師という職業は、海の幸の一番美味しい食べ方を日常的に実践できるうらやましい職業ですね。こちらでも、荒っぽいけど、不味いはずなかろう!な漁師料理がいくつもあります。
例によって食い気ネタに長々と食いついてしまいました。食いしん坊の戯言とご容赦ください。
こんばんは~
う~ん、やっぱり最後の
ポークソテーが一番食べたい
これ書くのに3分ほど考えました(笑)
あと50マクロがやっぱりいい!!
いやいや、まだ褒め足りないくらいです
このときは勢い余って白飯とともにかっ込んでしまいました。
仰る通りちびちび舐めながら日本酒いきたいですねぇ。
房総と言えばそんな漁師めしの宝庫です。
関西方面の漁師料理も興味があります。
機会があればぜひご紹介ください。
ええ、ご紹介くださるだけでいいのです(笑)
やはりポークソテーの存在感は圧倒的ですね。
こうして写真で並べて見ると迫力がよく分かります。
ケチャップベースのシンプルな味なのですが、不思議と飽きずに一枚ペロリといけます。
喰い物の記事のためか、かめきちパパさんがお書きになった「50マクロ」が「50マグロ」に見えました。ハハハ
テーブルに座って手持ちで撮るには少々長過ぎますが、三脚を使うのならとても良いです。
いつも実物以上?(笑)の写真の仕上がりに感激!
また調理した本人が食べたくなる解説!すばらしいですねぇ~♪
私もマクロレンズを使えばこんなに美味しそうな写真が撮れるんですかね?
いえいえ腕と技術と経験でしょうね・・・(涙)
その節はありがとうございました。
送っていただいたものすべて、たいへん美味しくいただきました。
またお店に伺った時の楽しみができました
最近は単焦点ばかりですから、必然的に二本あるマクロの出番が増えます。
年が明けて落ち着いたら、お店の定休日にでも撮影大会でもしましょうか。
レンズをあるだけ持っていきますから
年明け是非!実現しましょう♪
撮影食材は奥様のお土産用に真空パックで!
せっかくの機会なので、銚子方面の撮影会も同時開催したいですね?
銚子方面、いいですね。
被写体には事欠かなそうです。
屏風ケ浦は一度見てみたいんですよ~
火曜日は休みなことが多いので、ぜひご連絡ください。