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F & F嫁の “FFree World”

※PCでの閲覧を前提とした構成です。文字サイズは「大」推奨です 

K-Ballet 「ドン・キホーテ」

2016年03月13日 | Ballet

F log






ここのところ黒い物騒なエントリーが多かったのですが、久しぶりにバレエ公演の話題です。

夫婦そろって大ファンの K-Ballet COMPANY プリンシパル 浅川紫織ちゃん の舞台を見に行ってきました。
F 嫁に無理言って日曜休みを取ってもらい、スプリング・ツアーの楽日である 13 日に渋谷までエッチラオッチラやって来ました。






RICOH GR


あいかわらず人の波状態のスクランブルです。


余談ですが、出掛けに F のリーディンググラス (老眼鏡) が壊れるというアクシデントがありました。
バレエとサバゲーの時はコンタクトレンズなので、電車内で Kindle 読めないと不便なんです。

12 時過ぎに渋谷に着いて、まずは眼鏡市場渋谷店へ。

出来合いの老眼鏡を購入して店を出ようかと思った時、とあるポスターが目に入りました。
イタリアのサングラスブランド 「POLICE」 です。

それから店長さんと様々なやり取りがあり、店を出るときには何故か商品の入った袋を下げていました。
まぁその話はきな臭いのでまた後日。

その後ササッと昼食を済ませ東急文化村オーチャードホールへと向かいました。






RICOH GR


当日券売り場の横に立つ F 嫁ですが、この日は寒くてモコモコ状態。
ここにいると 2011 年に「ロミオとジュリエット」のチケットを紛失して再発行してもらった 事件を思い出しますなぁ。

入場して直ぐに紫織ちゃんの母上様と遭遇、いつもの様にご挨拶をしますが聞けばこの日は父上様もご一緒とのこと。
近くにはいらっしゃいませんでしたが、終演後にまたお会い出来ると思いそのまま座席へと向かいました。






RICOH GR


このツアーでは御大は踊らず、楽日である紫織ちゃんと宮尾君のこの日はかなりの人気。
チケット争奪戦に出遅れ、いつものカップルシートは奪取されてしまいその数列後ろの席でした。

写真に後頭部が写っている男性が、カップルシート最前列です。
ここの席は本当に好きで、オーチャード一番だと思ってます。

でもサイド席はその他でも結構見やすいのです。
F の後ろには座席が無く、珍しく背筋を伸ばして観ることが出来ました。









さて、ここのところバレエ公演のレポで舞台の時系列に沿って書くのが苦手になってます。
なのでいつもの様に役柄別に思いついたことをだらだらと書き連ねたいと思います。

最近のブログ更新は一週間おきなので、途中で加筆、修正は充分にあり得ます。







キトリ

もちろんわれらが 浅川紫織ちゃん です。

紫織ちゃんのドン・キといえば、F & F 嫁にとっては忘れられない舞台があります。
それは 2007 年 7 月の 「ドン・キホーテ」 夏公演です。

当時ベルリン国立バレエのプリンシパルだった中村祥子さんが K-Ballet のゲストとしてキトリを踊ったのです。
初台の新国立劇場バレエの本拠地へその公演を観に行った F & F 嫁です。

祥子さんのキトリはもちろん素晴らしかったです。
が、同時に背後で踊っていた花売り娘のひとりである浅川紫織というダンサーに惹かれました。

恒例の出待ちで御大や祥子さんが登場する前、駅へ向かって歩いて帰るダンサーを見送っている中、浅川さんを発見したのです。






まだ主役クラスではなかったので大きな夫婦に声をかけられて驚いてる彼女にサインを頂いたのがそもそもの始まりです。
これが当時、撮らせていただいた写真です。

初々しい漢字のサインに感動したものです。(ちなみに 2016 年現在も漢字)
それから F & F 嫁は紫織ちゃんのファンとなって現在に至るわけです。

キャリアの途中でカンパニーを去るダンサーも多い中、あの時見染めた若いダンサーがこつこつと努力を重ねプリンシパルになりました。
そしてツアーの楽日でまさにその演目で、主役を張る日が来るとはオジさんオバさんとても感無量です。




紫織ちゃんの実力からいえばもっと以前にキトリを踊るチャンスは当然の如くありました。
ただ残念ながら故障でまったく踊れない日々が続いた時期があったです。

それは 2012 年の秋公演 でした。

キトリを踊ったのは現在は残念ながら退団された松岡梨絵さん。
紫織ちゃんはほとんど立役ともいえるドルシネア役でした。

リハビリ中で歩くのも辛かったと思いますが、華のある存在感でドルシネアを演じました。
キトリを踊る能力も情熱も持ち合わせながら、怪我で踊れなかった紫織ちゃんの無念はいかばかりでしょうか。

その悔しさを晴らすチャンスがやっと巡ってきたのです。





嗚呼、思い出話でこんなにも長くなってしまいました。

この日の紫織ちゃんは素晴らしいキトリでしたね。
バルセロナの街に飛び出して来た瞬間からその美しさ、存在感に魅了されました。

やはりキトリは「出」が命。
この最初のヴァリエーション前に観客をつかまなければなりません。

その点、この日の紫織ちゃんは文句のつけようがない見事な登場でした。



となりで F 嫁がため息をついています。
紫織ちゃんのあまりの美しさに感動して‥らしいです。

街の人気者らしくおきゃんな立ち振舞い、それでいて手先、脚先はすごくキレイなんです。
節目に訪れるレヴェランスではたいへんエレガント、そのギャップがまた魅力的です。

バジルとキホーテ老人を天秤にかける際の悪戯っぽい瞳。
とにかく紫織ちゃんの視線はすごく雄弁なんです。

個人的には脚技でじゃれあうシーンなど、もう少しだけ表情をつけて欲しいと思いましたが好みですかね。
いずれにしても第 1 幕での紫織キトリは、初役の不安を吹っ飛ばす見事な出来だったと言えるでしょう。




第 2 幕での踊るドルシネアも素晴らしかったですが、印象的だったのはジプシー野営地の最初。
野営地へ辿り着いたキトリとバジルが、やっとふたりきりになれた嬉しさを踊ります。

この時の紫織ちゃんはとても情感に溢れ、しっとりと魅力的でした。
青いドレスに着替えてゆったりとしたテンポでふたりの感情を伝えます。

いいなぁ、バジルじゃなくても恋するよ。


白いチュチュのドルシネアに変貌してからもうっとりと魅せてくれました。
ヴァリエーションでアチチュードを繰り返すところがあるのですが、F 好みのアチチュードで大満足です。

夢の場での白いドルシネアが捌けてから野営地に戻って青いドレスのキトリが馬車から顔を出すまでたったの 1 分 15 秒でした。
休憩時間を計るためストップウォッチにしている時計でブラインド計測したので間違いありません。

舞台裏は修羅場でしょうけど見事な速着替えでした。

つづく酒場のシーンではダイブもかっこよく決め、すべてが情熱的で楽しかったです。
バジルの狂言自殺シーンでは事情がわかってからのオチャメな表情が可愛かったですね。



第 3 幕の結婚式のシーンはもう圧巻でした。
白い花嫁衣装のチュチュに身を包んだ紫織ちゃんはよりいっそう輝いて見えました。

グラン・パ・ド・ドゥでは第 1 幕でやや不安定だった宮尾バジルとの息もピッタリでした。
アダージョも素晴らしかったし、ヴァリエーションの音の取り方は独特でハッとさせられました。

グランフェッテはすべてシングルで、音楽にピッタリ追従した見事なものでした。
最後のキメも長い間を取ってバッチリと決めてくれました。

これはもうブラボー以外の何物でもありません。



カンパニーのトップであるプリンシパルになってより輝きを増したバレエダンサー浅川紫織。
いままさに絶頂期を迎えつつあるダンサーとして誰にも推せる踊り手だといえます。

あの日、あの時、初台の楽屋口での出会いからもうすぐ 10 年です。
これからも K-Ballet を背負って立つバレエダンサーとして紫織ちゃんの活躍を祈っています。

5 月の白鳥、6 月のリラと見逃せない役が続きます。
なんとか仕事に折り合いをつけてまた観に行きたいと思っています。

その際はこの日所用で諦めた「出待ち」にも再びチャレンジしたいです。




(公演プログラムより、宮尾俊太郎、浅川紫織のリハーサルシーン)






バジル

ウチは浅川推しなのでいつもツアーの他公演の事はほとんど知りません。
終演後、F & F 嫁を K に導いて下さった yol さんにお会いした際にお聞きしました。

宮尾俊太郎君がたいへんだった と。

中村祥子さんとのペアで踊るはずだった遅沢さんが怪我により急遽降板。
長身の祥子さんと踊れるのは他には宮尾君しかおりませんでした。

なので木曜日、金曜日、土曜日、そして我々が観に行った日曜日となんとバジル 4 連投。
野球の投手なら中継ぎもクローザーもおりますが、バレエ公演の主役は最初から最後まで出ずっぱり。

その運動量たるや相当なのに加え、演目が男性ダンサーに取ってたいへんなドン・キ。
こりゃ昨年プリンシパルに昇進した宮尾君への試練ですな。


K-Ballet のドン・キといえば、良くも悪くも御大の影響が大なのは万人が認めるところです。
宮尾俊太郎君は北海道が産んだ奇跡のプロポーションを武器に堂々たるバジルを踊りました。

180cm を超える長身、長い膝下、大きな手(男性ダンサーにとっては大いなる武器)、甘いマスクとキリがありません。

過去に観た舞台ではその素晴らしい資質を持て余していたと思えるのは F & F 嫁の共通認識です。
思わず目を覆いたくなるような場面も正直な話、決して少なくありませんでした。



しかしこの日の宮尾君は違っていました。

もちろん 4 連投の最後ということでか、身体の疲労は極限まで達していると思われます。
第 1 幕で 2 回目のリフトを挙げきれなかったのはその査証でしょう。

でも登場時より全身から発するオーラがあり、バジルを短期間に集中して踊った自信のようなものを感じました。
もともと恵まれた体躯をより巧く使えるようになった気がします。

長い腕と手先の表現も豊かだったし、回転の軸も驚くほど(失礼)しっかりしていました。
ジプシーとの踊りでの連続ジャンプも疲れているでしょうけど見事に跳んでみせました。

もっともバジルの見せ場である GPDD のヴァリエーションでは少し省エネモードであったことは否めません。
多少軸が傾いても巧くリカバリーする術も身につけていたので大きな破綻はありませんでした。

コーダでは紫織ちゃんとともに素晴らしい盛り上げで大団円を迎えることができました。




180cm 超の宮尾君と、160cm 台後半の紫織ちゃんとはア・テールでもポワントでもベストバランスと思いました。
プリンシパルを張る以上、同僚の急な降板で連投になることはよくあります。

今回のバジル 4 連投 (その内 2 回は祥子さん) は宮尾君にとって大きな試練でありました。
と同時に大きな財産にもなるやに思います。

誠実な人柄で知られる宮尾俊太郎君。
彼は今後 K-Ballet を牽引する立場として頑張るチャンスを目の前にしていると思います。

遅咲きの苦労人、今後の素晴らしい活躍をお祈りします。







RICOH GR

幕間、シャンパンを前にする F 嫁。







ドン・キホーテ & ロレンツォ

もうね、スチュアート・キャシディさんのドン・キホーテは盤石ね。
ブロローグのわずかな時間でそれを感じました。

本をめくる動作、ドルシネアを追う視線、ハッと本を振り返る仕草。
すべての所作がドン・キホーテそのものなんです。

初期の DVD ではエスパーダを踊っていたキャシディさんも、キャラクテールに必要不可欠な存在だと思いました。
海賊のコンラッドではダンサーとしての存在感を見せましたが、今後はドロッセルマイヤー等の役を極めてほしい。

エレガントな立ち振舞いをすべてのダンサーに教えていただきたいですね。



ロレンツォを演じたニコライ・ヴィユウジャーニンさんも、我々が K を観始めた頃はバリバリのダンサーでした。
それこそエスパーダなども踊られていましたね。

今回は背中に詰め物をして頑固な父親をしっかりと見せてくれました。

ドン・キホーテやロレンツォなど、物語の進行に重要な役柄にしっかりした演技者がいると舞台は締まります。
こうしたダンサーが活躍しているのはカンパニーの財産ですね。





ガマーシュ

ABT バリシニコフのドン・キが入り口の F にとって、ガマーシュは踊る役なんです。
ヴィクター・バービーの演じる‥というか踊りまくるガマーシュは大好きでした。

K-Ballet でいえば初期のガマーシュ役、サイモン・ライスさんが印象に残ってます。
ライスさんのガマーシュはとにかく笑わせてくれ、もちろんたくさん踊ります。

端正なマスクでこのツアーではバジルも踊る篠宮佑一さんのガマーシュにはたいへん好感を持ちました。
おそらくはサイモン・ライスさんの映像を徹底的に研究したのではないでしょうか。

気取っていても抜けている、怒りっぽいけどすぐに謝る、そんなガマーシュを魅力的に演じましたね。
キトリへのアプローチが届かずハンカチを噛みしめてキィィィィィッとなる場面など思わず笑ってしまいました。

ご本人もカッコよいセンターとは別の魅力を感じてらっしゃるのではないでしょうか。
若々しい情熱溢れるガマーシュでしたが、やはり人生の深み的な何かでライスさんにはまだ届きません。

酒場でのドン・キホーテとの決闘でも最後にお尻を踏み潰されるシーンがあります。
ライスさんはここで踏まれる効果を強調すべく、直前に意図してお尻を持ち上げます。

篠宮さんはそこまで意識していなかったのか、動作が間に合わなかったのか普通に踏まれてました。
重箱の隅ではありますが、キャラクテールはそうしたディテールの積み重ねだと思うのです。

いずれにしても二枚目もお笑いも両取りとなれば最強です。
篠宮さんの今後の活躍を期待しています。








エスパーダ & メルセデス

エスパーダ評論家でもある F 嫁の要求はあまりに高過ぎるので除外します(笑)
なにしろ ABT の故パトリック・ビッセルとすぐに比較するからです。

エスパーダの杉野慧さんですが F & F 嫁にとってはロットバルトとしてのイメージが大きいです。
ロットバルトはゴテゴテした衣装なので身体のラインは目立ちませんでした。

F は杉野さんのエスパーダについては好印象でした。
くっきりしたお顔だちに要所で決める見栄もバッチリ、マントさばきも素敵でしたよ。

酒場のヴァリエーションでも高い跳躍が印象的でした。
闘牛士全体に言えることですがもう少し上背があれば‥と思ってしまうのはお許しください。

あいかわらずのショッキングピンクのソックスもね。



メルセデス/森の女王の佐藤圭さん。
以前にもメルセデスで拝見していますが、変わらず素敵なダンサーでした。

アームスの優雅さは特筆すべきと感じました。
ただ“大道の踊り子”らしくもう少しだけパキッパキッと決めるところを決めてほしいとも思いました。

優雅な分、森の女王はよかったです。
でも最後にグランジュッテを連続する際、自身が跳んでからもう一度ドルシネアとともに跳びましたね。

あそこは以前からそうでしたっけ。






花売り娘

紫織ちゃんを初めて観たのはこの役でした。
小林美奈さん、矢内千夏さんの両名は息の合った踊りで楽しかったです。

ソリストである小林美奈さんはやはり安定した踊りで第 3 ヴァリエーションも美しかったです。
矢内千夏さんはアーチストでありながら 5 月の白鳥に大抜擢された注目のダンサーです。

まだ少し硬さが見られましたが、第 1 ヴァリエーションは堂々とした踊りでした。
オデット/オディール頑張って特進を目指してください。






プロダクション

何度も書いてますが K-Ballet のドン・キホーテはたいへん魅力的なプログラムです。
思い切って構成をダイエットさせ、スピーディーに物語が進行するのは御大の手腕によるところでしょう。

ブログラムにもありますが、ブロローグでサンチョ・パンサのドタバタをカットしたのはいいですね。
ブロローグがあまりに長いとやはりダレてしまいます。

前述した通り、ジプシー野営地前のふたりの踊りは美しくて大好きです。
ジプシー達の踊りも思い切って整理し、K お得意の男性群舞に集約することで凝縮感があります。

よく演じられる人形劇も個人的には不要と考えていましたので我が意を得たりです。

居酒屋でエスパーダは踊りますが、あくまで主役はキトリとバジル。
そうした主役にフォーカスすることで、観客の意識は途切れず物語の流れに乗っていけるのです。

繰り返しになりますが、酒場でのガマーシュとドン・キホーテの対決は本当に楽しくて大好きです。
特に音楽の変化を感じ取って、ボクシングのラウンド間的な休憩を挟んだのは天才かと思いましたね。

他カンパニーのドン・キを観ると、ああ今日は対決無いのか‥と思ってしまうほどです。







Mr. X

ある意味、F & F 嫁の視線を途中から釘付けにしたミスター・エックス。
街のシーン冒頭と同じく結婚式の場面で背後を徘徊する酔っぱらいのオジさんです。

完全にナチュラルな太鼓腹。
どう見てもダンサーではないと思いますが、もちろん配役表に名前などありません。

オジさん第 1 幕から舞台中を移動しつつ、ラッパ飲みで酒をグイグイ飲み干します。
どうやら赤ら顔のメイクまでしているようで、完全なる酔っぱらいなんです。

途中から注目していた F が驚嘆したのは、街にやって来たサンチョ・パンサが魔のラッパを吹き鳴らすシーンです。
その時オジさんは下手側石段の中ほどに腰掛けてやはり酒を飲んでいました。

サンチョ・パンサのラッパが全員の鼓膜を震わせた瞬間、オジさんはズコーーーッと階段を 5、6 段ずり落ちたのです。
それも両手を挙げて自らのお尻クッションだけで、石段を下までずっこけて見せました。

いや~素晴らしい。

そしてオジさんのゴーイングマイウェイは終幕の結婚式まで続きます。
普通は踊りが自分の前まで来たら、グラスを上げるなどして祝福するのですが‥

オジさんは地べたに腰を下ろし、酒瓶を持って虚無を見つめたまま微動だにしません。
ブロです。酔っぱらいのプロフェッショナルです。

幕間に F 嫁に告げたところ、オペラグラスでガン見して肩を震わせて笑っておりました。
そして F & F 嫁ともに驚愕したのは、カテコでオジさん階段に座ったままペコリと頭を下げたのです。

これにはもうやられました。
様々な舞台で「立役やらせろ~」とか無責任な事をつぶやく F ですが、この存在感はとても真似出来そうにありません。








終演後ロビーにて

終演後、紫織ちゃんの母上様に再びお会いしてお話ししました。
その際に一緒に来られた父上様にもご挨拶する機会をいただきました。

あいかわらず緊張して上手く話せませんでしたが、お嬢さんをこれからも応援しますとお伝えすることは出来ました。
紫織ちゃんがスラッと背が高いのはダンディーな父上様から受け継いだものですね。




直後に F & F 嫁を K-Ballet 好きにさせた yol さんに遭遇。
この日も母上様とご一緒でした。

宮尾君をずっと以前から見続けている yol さんも、この日の出来にはひと安心といったところでしょうか。
歯に衣着せぬご発言の母上様もそれは同じご意見のようでした。

ウチも yol さんを見習ってツアー中、複数の舞台を観たいのですがなかなか都合がつきません。
また K の舞台でご一緒しましょうね。







公演プログラムより 浅川・宮尾ペアの指導をする御大



K-Ballet スプリング・ツアーのドン・キホーテはたいへん楽しい公演でした。
楽日しか観られませんでしたが、御大抜きでもドン・キはやはり魅力的なプロダクションです。

個人的なブログなので超個人的な好み全開で書き連ねました。
特に応援しているダンサーの節目となるであろう公演なのでより感動的だった事もあります。

ウチはこれからも K-Ballet プリンシパルダンサー、浅川紫織を応援していきます。
クラシックバレエに少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ彼女の踊りをご覧いただきたく思います。














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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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なあみさん、こんばんは。 (F)
2016-05-31 17:24:24
私達はプロのバレエ団の舞台を楽しみにしている一ファンですのでスクールの事はよく存じません。
Kのスクールは良くも悪くもプロ養成所的なところがあるのでしょうね。
バレエ教室は合う合わないがあると思いますのでご友人は他教室を探された方がよいのかもしれませんね。
返信する
Unknown (なあみ)
2016-05-29 23:28:15
ケーバレエ、仲のよい友達の子供がかよっていますが、熊川さんのやり方なのか、先生の一般常識のなさ、それなのに威張り倒していて、スクールの雰囲気は最悪だそうです。
返信する
Nさん、こんばんは!! (F)
2016-03-19 22:18:35
こちらこそご無沙汰しておりまます。
コメントいただきありがとうございます。

じつは前夜、F嫁と「今日は紫織ちゃんの楽日だからNさんもいらっしゃるかもね」と話しておりました。
終演後、2階ロビーにしばらくおりましたのでお会いできず残念でした。

初役のキトリは本当に素晴らしくて感動しました。
心技体ともに充実しているのがよく分かりました。
これからの紫織ちゃんはマジで見逃せませんね。

所用があって出待ちは断念したのですが、Nさんは並ばれたのですね~羨ましい。
残念ながら眠りは日程的に難しいのですが、白鳥の土曜日はぜひ行きたいと思ってます。
もしご一緒の日だったら、その際はまたよろしくお願いします。

返信する
ご無沙汰しております。 (N)
2016-03-15 21:48:00
以前もコメントさせて頂いたNです。覚えてらっしゃいますか?笑

私も紫織さんの楽日、拝見いたしました!

事前にブログチェックしておりましたので、久しぶりにご夫妻に会えるかなぁと楽しみにしていたのですが、お会いできなくて残念でした。

紫織さんのキトリ、素晴らしかったですね!!
いつ見ても本当に美しいですよね。羨ましい。

出待ちにも参戦し、ご本人に直接感動を伝えて参りました!とても気さくに対応して頂き、疲れも見せず清々しい表情だったのが印象的でした。

白鳥、眠りも観に行く予定ですので、またお2人とお話できたら嬉しいなぁと思っております。
返信する

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