F log
イタリアの至宝、モデルヴィクトリアのレジンキットFIAT626が入荷したとの連絡で
いそいそとオリオンモデルズへ。
それにしてもヴィクトリアのレジンキットの出来の良さには驚愕。
キャビンの抜け、モールドの細かさに。ゆがみも感じられない。
レジン特有の臭気もほとんど無くこれは作り易そう。
そうはいってもフルレジンキットはまったくの初心者。
バントウさん&スタッフの皆さまのレジンに対する薀蓄をたっぷりと拝聴す。
しかしその前にベッドフォードトラックとFlak38を作らなくては・・・
626は次々回作ということになる。上には何を載せようかな~
気づけばお昼過ぎておなかも減ってきた。
ハンバーグばかり食べている神田神保町周辺だが、バントウさんにランチでどこか
美味しい店をと聞いたのが運の尽き。
怒涛のマシンガントークの中から選んだのは、とんかつ「いもや」。
神保町駅近くのスタバ横の細い通りを入って左折するとすぐに「いもや」があった。
開いている扉に「とんかつ定食汁つき700円、ヒレかつ定食汁つき900円」とある。
時刻は12時半、いちばん混みあう時間帯。
14、5席のカウンターはもちろん満員。
壁際の長椅子にさらに3名お待ち。
バントウさんに言われた 「BGMなし、会話なし、笑顔なし」 まさにそのまま。
とりあえず「いらっしゃい」は言われたが。
店内は古いなりに清潔。
カウンターには揚げの職人さん、ご飯、味噌汁担当の若い衆、洗い物のおばちゃんの3名のみ。
フロアに店員さんはいない。
ほとんどの客がひとりだ。
前に待っていた上司と部下のペアも離れ離れの席になったが、しごく当たり前という雰囲気。
その部下さんが「ヒレお願いします」と言ったら、若い衆が「1時まではとんかつのみです」
とピシャリ。上司さんがアホ!!という目で睨んでいた。
おお~危ない危ない。自分もヒレと言うところ。どうりで注文を聞かないわけだ。
でもどこにも書いてないんだもんなぁ~13時まではロースのみって。
職人さんを見ていると、客の食べ進み具合を常にチェックしている。
とても食べ終えてお茶でゆっくり、という雰囲気ではないので、終わりかけると次の
とんかつを揚げ始めてしまう。
食べ終わってぐずぐずしていると注意されるらしい。
Fの目前のカウンターがひとつ空いた。
若い衆はすでにお茶、ご飯、味噌汁を並べつつある。
「どうぞ」とも何にも言われないまま、慌てて席に着いたのと同時に大盛りキャベツに
載ったとんかつがドンピシャで到着!! ジュウジュウいってる。
(席についてから)待ち時間ゼロ 出されたのはコイツ↓
いや~食べてみても美味しい。
これが700円(税込み)とは信じられない。
(トップ写真ともケータイで撮影。後で調べたら注意される場合もあるとか)
典型的なロースというべき肉厚の立派なとんかつ。(ランチ以外はもっと厚いとの噂あり)
ご飯も大盛り、キャベツは富士山盛り。お椀はなんと具もたっぷりなしじみ汁。
カウンターの薄切りたくあんは取り放題。
もくもくと口に入れ、咀嚼し、嚥下する。その繰り返し。
ロースの脂身が旨い。
店内には食器の音、揚げる音、味噌汁をすする音。そして強烈なカラシにむせる音。
あ、それはオレだ
入店してから会計して外に出るまで「ごちそうさま」の6文字しか喋らなかった。
すばらしくハードボイルド
店の外観を撮影する時間も含めてカウンターは2回転強したが、ついぞ女性はひとりも来なんだ。
牛丼屋が女性に解放された今でも、ここ「いもや」は男の牙城である。
これだけ徹底してムダを省いているのでこの価格が実現しているのだろう。
あえて平日の12時から13時。静かなる戦場を堪能されてみてはいかがだろう。
仕事関係の方と行きましたが、「今どき、こんな店あるんだー」と、妙に感激?(笑)。
食事って何なのと、考えさせられるお店ですね。
でも、また行ってみたいと思うのは何故?(笑)
感心しています。
目黒のとん喜も以前はこんな感じでしたが
最近はどうでしょう。
上野はとんかつの牙城ですが、黒門町のぽん多のおばあさんも怖くて、でーも美味しかった。
(おばあさんは食べてません)
ちょっと道をはずしますが、ぽん多のビーフシチューと井泉のテークアウト厳禁のカニサンドは
かなりな技あり、いつでも食べちゃうぞな
おいしさです。
エレガントなトミーさんとは無縁と思っておりましたが、以外やご存知でしたね
ココは例えば懐石料理などとは別の意味で、極限まで削ぎ落とされたシンプルを楽しめるかどうかですね。
私はこういった極端なのは大好きなので、神保町詣での際など再訪必至です。
「いもや」におひとりで行かれる・・さすが
あの妙な緊張感もうまい、早い、安い、とくれば納得です。
こんどF嫁も連れて行ってみます。
>「双葉」
御三家のなかで唯一未訪です。
いちばん好みかと思われますので、ぜひとも行ってみたいですね。
ただこのクラスのとんかつは、おしなべて2,000円ですからここでも「いもや」のC/Pは光りますね。
私、一度火がつくとしばらくそればっかりになる傾向がありますので、とんかつだらけの生活になりそうです
こうしてみると、とんかつという食べ物も同じロース肉一枚でずいぶんと価格帯が広いものですね。
チェーン店などでは定食600円台(内容は・・)の処もある一方、3,000円台半ばの店もあり。
「ぽん多」のシチューはF嫁絶賛でございました。
「井泉」のカニサンドってどんなのでしょう? ウムム、気になるなぁ。
ホント上野周辺は美味しそうなとんかつ屋さんがたくさんあって迷ってしまうくらいですね
ここも美味しいけど、次は是非、天ぷらのいもやも
体験なさってくださいな。
そこも安くてなかなかです。
学生には嬉しいお店なの。月に何度も通っておりました。
店でいつも(Fさんの描写のとおり)マシンガントークで男芸者に徹しておりますと、昼どきくらいこんな店で「ジャスタオンリー黙々とメシ食う男」になりたくなるもの。
とんかつは私のボテ腹が示すとおり、きわめて重要なソウルフードですが、いもやは一流だ。ああ一流。
ハヤリの日本橋・平田牧場の超厚切り三元豚とんかつがどんなに心をくすぐろうとも、やはり行きつけのいもやのジュウジュウバリバリが心をとろけさせます。
思えば、あらゆる町でとんかつ屋ばかりが目に入ってしまうようになった最大の原因は、うちの実家の近所、名もないとんかつ屋のメニウの味がありすぎるタイポグラフィ。
促音なんですよ。
「トンカッ」って書いてある。全部。
ロースカッ、ヒレカッ、お値段お手ごろのカミカッもあったなあ。
発音しにくかったなあ。
ひっそりと静かにもくもくと食べるお昼ごはんですか~。たまにはよろしいのでしょうね
美味しさを噛みしめながら、、、
揚げたてが食べたくなってきました。
ちょっと危ないので、最近さっぱりしたものばかりだし~~(ホント)
たかだか数十分程度の「いもや」体験で知った風な物言い、申し訳ありません
その時は確かに女性比率はゼロでありましたが、まゆみさんやyolさんのようにファンもいらっしゃるということがわかりました。
天ぷらも気になってます。
こちらが「いもや」の元祖なのかな。
先日のお店を出るとすぐ先の路地にありましたから、こんどはそちらにも行ってみます