経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (147)

2023-01-21 07:52:16 | なし
◇ 日本の死亡率はいま世界一だ = 世界の感染者は累計6億6913万人、この1週間で203万人増加した。この増加数は前週より90万人少ない。死亡者は673万7527人で、週間1万4792人の増加だった。この増加数は前週より3863人多く、昨年10月中旬以来の水準。感染者の増加はやや縮小したが、死亡者は増えている。これは多くの国で、感染者の全数把握を放棄してしまったからだろう。

国別の死亡者数をみると、アメリカは累計110万2286人。この1週間で3774人増加した。続いてブラジルが69万人台、インドが53万人台、ロシアが38万人台、メキシコが33万人台。さらにイギリスが21万人台、イタリアが18万人台、フランス・ドイツ・インドネシアが16万人台となっている。アメリカ・メキシコ・フランスで、死亡者の増加数が拡大。アメリカは110万人台に乗せた。

日本の感染者は累計3185万1344人、この1週間で78万5417人増加した。この増加数は前週より44万4593人少ない。死亡者は6万4721人で、週間2870人の増加。前週より61人増えている。第7波のピークは8月下旬の週間2000人だったから、それをはるかに超え、過去最多を更新した。感染者からみると第8波もピークに達したように思われるが、これがそのまま死亡者の減少にもつながるかどうかは、まだ不明。

それにしても、日本の死亡者数は異常に多い。たとえばこの1週間でみると、アメリカは3774人、イギリスは917人、フランスは1260人といった具合。人口比を勘案すると、日本の多さが際立っている。この死亡率が世界一となっている事実を、なぜ新聞やテレビは報道しないのだろうか。そんななかで岸田首相は20日「コロナの扱いを、春までにインフルエンザ並みの感染症に落とすよう」指示した。

        ≪20日の日経平均 = 上げ +148.30円≫

        【今週の日経平均予想 = 2勝3敗】     

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