◇ 死亡者が全く増えない中国の不思議 = 世界の感染者は累計4億4017万人、この1週間で1045万人増加した。増加数は前週より151万人減り、ことし最少。死亡者は597万2607人、1週間で5万4942人増加した。前週より1200人減っており、死亡者の縮小は1月中旬から続いている。全体としてコロナの勢いは少しずつ収まっているが、そのテンポはきわめて遅い。パンデミックが終了しつつあるとは、まだ言えないだろう。
国別の死亡者数をみると、アメリカが累計95万4519人で週間1万2610人の増加。少しずつだが、増加数は縮小している。次いでブラジルが65万人台、インドが51万人台、ロシアが34万人台、メキシコが31万人台。さらにイギリスが16万人台、イタリアが15万人台、インドネシアとフランスが14万人台、イランが13万人台となっている。このうち死亡者数が前週より拡大したのはロシア、イタリア、フランスだった。
注目されるのは、コロナに関する全ての規制を撤廃したイギリス。この1週間の死亡者は729人で、前週より221人減少した。この調子が続くのかどうか。また不思議なのは、オリンピックも開催している中国。死亡者数は昨年1月以来、全く増えていない。この間、感染者数は2万1200人も増えている。徹底的なゼロ・コロナ政策をとっている中国だが、それにしても死亡者が1人も出ないとは。信じられない気もする。
日本の感染者は累計522万1432人、この1週間で46万0928人増加した。ただ増加数は3週連続で縮小した。死亡者は2万4402人、週間1608人の増加。前週より74人多く、増加数は8週連続で拡大している。政府は東京、大阪など18都道府県の「まん延防止措置」を延長、その一方で外国人の入国規制を緩和した。キメ細かい対策と言えばかっこいいが、どうにも方向性が判りにくい。
≪4日の日経平均 = 下げ -591.80円≫
【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】
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注目されるのは、コロナに関する全ての規制を撤廃したイギリス。この1週間の死亡者は729人で、前週より221人減少した。この調子が続くのかどうか。また不思議なのは、オリンピックも開催している中国。死亡者数は昨年1月以来、全く増えていない。この間、感染者数は2万1200人も増えている。徹底的なゼロ・コロナ政策をとっている中国だが、それにしても死亡者が1人も出ないとは。信じられない気もする。
日本の感染者は累計522万1432人、この1週間で46万0928人増加した。ただ増加数は3週連続で縮小した。死亡者は2万4402人、週間1608人の増加。前週より74人多く、増加数は8週連続で拡大している。政府は東京、大阪など18都道府県の「まん延防止措置」を延長、その一方で外国人の入国規制を緩和した。キメ細かい対策と言えばかっこいいが、どうにも方向性が判りにくい。
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