◇ 日本も第6波のピーク下回る = WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長が「終わりが視野に入ってきた」と発言したのに続き、バイデン米大統領も「コロナは終息した」と明言した。世界の感染者は累計6億1346万人、この1週間の増加数は311万人に縮小。この増加数は6月上旬以来の少なさだった。死亡者は653万1147人で、週間1万1160人の増加。この増加数は7月上旬以来の少なさだった。テドロス氏もバイデン大統領も、こうした数字を根拠に発言したものだ。
国別の死亡者数をみると、アメリカは累計105万5196人。この1週間で2982人増加した。次いでブラジルが68万人台、インドが52万人台、ロシアが37万人台、メキシコが32万人台。さらにイギリスが20万人台、イタリアが17万人台、インドネシアとフランスが15万人台、ドイツが14万人台となっている。アメリカ以外は、すべて週間の増加数が600人を下回った。
日本の感染者は累計2093万7882人、この1週間で42万8603人増加した。この増加数は7月上旬以来の少なさで、第6波のピークだった2月の水準を下回っている。死亡者は4万4214人、週間832人の増加だった。この増加数は7月下旬以来の少なさとなっている。厚生労働省は「感染者だけでなく、重症者も死亡者も減少が続いている」というコメントを発表した。
このようにコロナの流行は、日本でも鎮静化の兆しが明白になっている。ただ感染者や死亡者の増加数は、まだアメリカに次いで多い。政府は11月をメドに、水際対策を含めた行動規制をすべて解除する方針。経済の正常化が進むと期待されている。そうしたなかで唯一の心配は、北半球が冬を迎えて新型の変異株が発生すること。そんな変異が起こらないことを、祈るしかない。
国別の死亡者数をみると、アメリカは累計105万5196人。この1週間で2982人増加した。次いでブラジルが68万人台、インドが52万人台、ロシアが37万人台、メキシコが32万人台。さらにイギリスが20万人台、イタリアが17万人台、インドネシアとフランスが15万人台、ドイツが14万人台となっている。アメリカ以外は、すべて週間の増加数が600人を下回った。
日本の感染者は累計2093万7882人、この1週間で42万8603人増加した。この増加数は7月上旬以来の少なさで、第6波のピークだった2月の水準を下回っている。死亡者は4万4214人、週間832人の増加だった。この増加数は7月下旬以来の少なさとなっている。厚生労働省は「感染者だけでなく、重症者も死亡者も減少が続いている」というコメントを発表した。
このようにコロナの流行は、日本でも鎮静化の兆しが明白になっている。ただ感染者や死亡者の増加数は、まだアメリカに次いで多い。政府は11月をメドに、水際対策を含めた行動規制をすべて解除する方針。経済の正常化が進むと期待されている。そうしたなかで唯一の心配は、北半球が冬を迎えて新型の変異株が発生すること。そんな変異が起こらないことを、祈るしかない。