「我慢」と「辛抱」は違う。
「辛さを抱く」と書いて「辛抱」。
辛さをギュッと抱き締めればいいって。
このようなことを磯野貴理子さんが
テレビで言ってたらしい。
石倉三郎さん著「粋に生きるヒント」。
そこに書いてあった言葉なんだとか。
人生の経験値が深いであろう
石倉さんの言葉から感じる、
重みと説得力が半端ない。
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粋に生きるヒント
石倉三郎
ロングセラーズ
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「我慢」は無理だが「辛抱」ならできる——
だから己の中で何かにつけて
「頑張る」って言うより、
辛抱するってことをまず覚えろよ、
ってことなんだ。
辛抱、辛抱、辛抱、辛抱、
全部辛抱。
つまり、辛さを抱くってことだよ。
抱きしめるってこったよ。
これ、似ているけれど
「我慢」じゃないんだよ。
そこが味噌よ——
石倉三郎さんと言えば。
「3年B組金八先生」の第7シリーズスペシャル (2005年) で上林さん役。
第8シリーズでは学級委員の裕美のお父さん役 (寿司屋) 。
とても印象的。
上林役の時は、
更生中のしゅうの働き口の (?) 面倒を見てくれてる役。
8シリーズの時は頑固で怖いオヤジだけど、
気の良い人という役。
どらちも金八先生からの信頼が厚い役だった。
ステイホーム。
色んな自粛 (辛さ) を
ぎゅっと抱きしめて温めて暖かくして、
この状況が去っていくまで辛抱しよう。
1000人のうち999人が辛抱しているのに、
1人が遊び歩いてることで
悪い方向へ行くこともある。
1人1人の辛抱 (頑張り) が無駄になってしまう。
1000人のうち1000人が
自粛をぎゅっと抱きしめる。
できていたら良いね。
ほとんどの人達は
外出自粛しているというのに、
このご時世でパチンコとかゴルフとか
娯楽を我慢できない人達がニュースになる。
GWは6万人もの人達が
沖縄旅行をする予定だとか。
コロナが蔓延する前から
予約していたとしても、
キャンセルする選択肢はないのか。
三密とか自粛とかステイホームとか、
ソーシャルディスタンスとか。
こういう (抽象的な・横文字使いな)
ワードで呼びかけても、
世の中には驚くほど
理解力がない人もいるね。
それと理解はできているけど
自分だけは大丈夫と思っていて
響かない人もいるんだろう。
ただコンビニくらいしか行ってないのに
感染した人もいるわけだから、
自粛していても感染する場合もある。
自粛して手洗いうがいなど、
常に気を付けていても誰でもうつる。
だから感染した人を責められない。
(遊び歩いての感染は自業自得)
先日、インターハイと言われる高校総体
(全国高校総合体育大会) が、
史上初の中止となった。
そうなるってくると、
夏の高校野球の県予選も
できなくなる可能性が高い。
というか、
野球だけを特別扱いするのは
違うよね。
予選ができなければ
全国大会 (甲子園) も中止せざるをえない。
ずっと頑張って来た3年生。
悔しいだろう。
けれどこれも未来のための決断だ。
この悔しさは人生の中でどこかで
何かで良い方向で返ってくるはずだ。
そう言えば、
300年前に発祥したという、
地元の秋のお祭りの中止も発表された。
春のお祭り
(新緑祭りや、その他の色んなイベント) や
行事などの中止の発表はともかく、
秋までのイベントや行事などの
中止が発表されている。
10月開催の地元のエコマラソン大会も中止が決まった。
こういう時こそ、
我慢ではなく辛抱だ。
行き場のない気持ちをぎゅっと抱きしめよう。
こんな時に不謹慎だけど、
「コロナ禍 (か)」という文字が、
どうしても「コロナ鍋」に見えてしまう。
食べたくない鍋だこと。
「コロナ湯」(スーパー銭湯) とか、
コロナビールとか、
コロナくん (外国の子供) も
少し話題になっていてニュースで見た。
そうそう。
先日、思い立って
「マイナンバーカード」作成を
オンラインでやってみた。
写真もアップロードして送信。
不備がなければ2ヶ月位でカードが出来るんだとか。
写真などに不備があれば、
1週間程度でその旨のメールが届くみたい。
1週間過ぎた今、
まだ不備のメールが届かないから、
受理されたかな。
カードが出来たら通知が届き、
それらを持参して市役所へ行って
受け取るシステムっぽい。
これから何かしら活用する機会があるかもしれない。
そもそも「マイナンバーカード」のシステム。
まだよくわかってない。
勉強しなきゃだ。
作成しておくには越したことないね。