I am NOBODY! Who are YOU? ~ ぽーぽー的ACIMブログ『エセー』 ~

“ひとのフリ見て我が(ego)フリ直せ” ナマケモノ系acimerの
『NO』奇跡のコース×奇跡講座×奇跡の道なエセー

La Nausée 過飽和の函数

2024-06-21 | つれづれに よしなしコト
極て汚も 滯無れば
穢とはあらじ
內外の玉垣 淸淨と申す




Lights, lights, lights!


 「停留所までお待ちください」

しかし 私は 
相手をおしのけて、電車のそとへ 飛び降りる。

もう 我慢できなかった。

物がこんな近くにあることに 耐えられなかったのだ。

私は 鉄柵を押して入る。
いくつもの軽い存在が わっと飛び上がり、梢に留まる。





𝑓(𝑥): = ( cos 𝑥𝑖 sin 𝑥 )⋅𝑒𝑖𝑥.


今や 私は我に返り、
自分が どこにいるのか分かる。

私は 公園にいるのだ。

黒い大きな幹のあいだ、
空に向かって際し出される 黒い節くれだった
手のあいだのベンチに、私は 倒れるように腰を下ろす。

足の下では 一本の木が、黒い爪で地面を引っ搔いている。





𝑓(𝑥) = ( cos 0 − 𝑖 sin 0 )⋅𝑒𝑖⋅0 = 1

  私はなるがままになり、
  自分を忘れて、眠ってしまいたい。

  だが、できない。

  息がつまりそうだ。
  存在は 至るところから私のなかに入り込む、



( cos 𝑥𝑖 sin 𝑥 )⋅𝑒𝑖𝑥 = 1.

目から、
鼻から、
口から・・・・・・。

そして突然、

一挙にしてヴェールは裂かれ、

私は理解した、

私は見た・・・・




Kenji Kawai - 謡II - Ghost City (Ghost in the Shell OST)


掛卷かけまくいとかしこ天地あめつち元津神もとつかみ
天御中主之大御神あめのみなかぬしのおほみかみ 
高皇產靈之大御神たかみむすびのおほみかみ 
神皇產靈之大御神達かむみむすびのおほみかみたちくすしく 妙成御恩賴たへなるみたまのふゆより
此現世このうつしよ生出あれいでたる身にし有れば 
其本津御恩そのもとつみめぐみに 報いたてまつらむとて 稱辭竟奉たゞへごとをまつらくは 
彌高いやたか底氷無そこひな高天原たかまのはら幽界かくりよ主宰給しめしたまひ 
はじめも無く終󠄁をはりも無く 常磐ときは堅磐かきはしづま座坐ましまし
眼に 不見元津氣みえぬもとつけ百不八十もゝたらずやそ神氣かみけ生給なしたまひ 
眼に所見物形みゆるものは 日の御國みくに 月の御國みくに 星の御國みくに


亦是またこ地球おほつちりては うつしき蒼生あをひとくさはじめ
息有いきある息無いきなしも世にありとし 在物あるものかぎり產化うむいで 
宇斯波伎護うしはきまもさきはへ給へる御化㓛みさをおほひさしひろあつ大愛おほむうつくしみかゞふり 
此現世このうつしよあらかぎりは 
大御神達おほみかみたち本津御心もとつみこゝろまにまにに 
此心このこゝろつくし倦事うむこと無く 此身をつとめ怠事おこたる無く 
うやまかしこみも仕奉つかへまつさま平󠄁たひらけく やすらけく聞食きこしめして 
四方よゝの國の靑人草あをひとくさて 
天地あめつち神理かむわざ違󠄂たが不令しめず 開世 ひらげよに 後れ不令しめず
種々 くさぐさ禍無わざはひな恙無つゞがな令在給あらしめたまひ 夜の守日まもりひまもり護惠幸まもりめぐみさきはたまへと
眞空遙みそらはるかに をろがまつらくをまをす。




Laboratorium Pieśni - Saidalo - video-art by Bui Sisters



  𝑒𝑖π + 1 = 0


重荷を下ろしたような感じでもないし、
満足したということもできない。

逆に 私は圧倒されている。

ただ、目的は達成された。
知りたかったことを知ったのだ。

一月以来
わが身に起こった
すべてのことを、私は理解した。


「崔子玉座右銘」

俗名 眞魚ちゃん真筆WWW


If this formula was not immediately apparent to
a student on being told it, the student would never be
a first-class mathematician.


〈吐き気〉は去らなかったし、
これが そうすぐ去っていくとは思われない。

しかし私は もう
〈吐き気〉を耐え忍んでいるわけではない。

それはもはや病気でもなければ、
一時のきまぐれな発作でもない。

     私自身なのだ。




देवाः॑ क॒पोत॑ इषि॒तो यदि॒च्छन्दू॒तो निरृ॑त्या इ॒दमा॑ज॒गाम॑ । तस्मा॑ अर्चाम कृ॒णवा॑म॒ निष्कृ॑तिं॒ शं नो॑ अस्तु द्वि॒पदे॒ शं चतु॑ष्पदे ॥ (१)
शि॒वः क॒पोत॑ इषि॒तो नो॑ अस्त्वना॒गा दे॑वाः शकु॒नो गृ॒हेषु॑ । अ॒ग्निर्हि विप्रो॑ जु॒षतां॑ ह॒विर्नः॒ परि॑ हे॒तिः प॒क्षिणी॑ नो वृणक्तु ॥ (२)
हे॒तिः प॒क्षिणी॒ न द॑भात्य॒स्माना॒ष्ट्र्यां प॒दं कृ॑णुते अग्नि॒धाने॑ । शं नो॒ गोभ्य॑श्च॒ पुरु॑षेभ्यश्चास्तु॒ मा नो॑ हिंसीदि॒ह दे॑वाः क॒पोतः॑ ॥ (३)
यदुलू॑को॒ वद॑ति मो॒घमे॒तद्यत्क॒पोतः॑ प॒दम॒ग्नौ कृ॒णोति॑ । यस्य॑ दू॒तः प्रहि॑त ए॒ष ए॒तत्तस्मै॑ य॒माय॒ नमो॑ अस्तु मृ॒त्यवे॑ ॥ (४)


マトを得る
全き 至言マコト に イたり、それを カタり、トき給ひし 此処許
全き 至言マコト を 理解イたす 其処許に 問う



其の「全き」ならば

  至為は 為す無く
  至言は 言を去り、
  至射は 射ることなし


何故 未だ ここにイる「𝑒」イつづける 此処許オマエ
何故 未だ ここにアル「𝑖」アリつづける 其処許オマエ





              


体を与え給うな
われ春の慶祥 萌え出る草木の天へ伸びゆくそのさき寿ぎて


名を与え給うな
われ夏の瞋恚 蒼穹にすべてを焼き尽くさん ほむらの無常を
 

印を与え給うな
われ秋の愉楽 豊穣 黄金の実りたわわに満ちる豊穣のうたに
 

形を与え給うな
われ冬の悲哀 山眠る凍る月光 空風が下す この「ち」の終局を



          ऋ॒चा क॒पोतं॑ नुदत प्र॒णोद॒मिषं॒ मद॑न्तः॒ परि॒ गां न॑यध्वम् । सं॒यो॒पय॑न्तो दुरि॒तानि॒ विश्वा॑ हि॒त्वा न॒ ऊर्जं॒ प्र प॑ता॒त्पति॑ष्ठः ॥ (५)



       全きをカイす 此処許かみ、全きをヨミす 其処許かみがみ
     
          その「全き」至言マコトとともに 疾く Neinいね



Dvořák: Symphony №9, " From The New World " - IV - Allegro Con Fuoco



This can you bring to all the world, and all the thoughts
that entered it and were mistaken for a little while.
(T-25.IV.5:11)



☉本文 緑字は JPサルトル 「 嘔 吐La Nausée
鈴木道彦訳(人文書院)からです⛢